【帰れマンデー】ホルモン天ぷら『あきちゃん』広島で行列のお店の場所

2025年6月23日放送の【帰れマンデー】広島の行列完売グルメで紹介した、ホルモン天ぷらのお店は『あきちゃん』です。

あきちゃんは、広島市西区福島町にあるホルモン天ぷらの専門店で、かつてこの地域に屠畜場があった歴史から始まった広島の隠れたご当地グルメを味わえるお店です。

食肉施設で廃棄されていた内臓肉を活用するためにホルモン料理店が軒を連ね、その中でも天ぷらという調理法が特に地元で愛されるようになりました。広島電鉄福島町駅から徒歩3分の角地にある同店は、約30年もの間地域の人々に愛され続けている老舗です。

お店の最大の特徴は、セルフカット方式で楽しむホルモン天ぷらです。各テーブルに小さなまな板と包丁が用意されており、注文ごとに揚げたてを提供してくれる天ぷらを自分好みのサイズにカットして食べられます。

これは福島町のホルモン天ぷら店ならではの楽しみ方で、カリカリの衣とプリプリのホルモンが口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。ポン酢に唐辛子を入れたタレで味わうのが定番スタイルで、ホルモンが苦手な方でも衣に包まれることで食べやすくなっています。

人気の白肉は、牛のミノ部分を使った天ぷらで、弾力のある食感と噛むほどに広がる旨みが特徴です。サクサクの衣をまとった白肉は、ホルモン天ぷらの代表格として多くの常連客に愛されています。しっとりとした口当たりで、初めてホルモン天ぷらを味わう方にも特におすすめの一品です。

その他の名物料理として、塩ベースのスープにさまざまな部位のホルモンが入ったでんがく汁があります。あっさりとした味わいながらホルモンの旨みがしっかりと溶け出したスープは、天ぷらの〆としても人気です。

また、継ぎ足しのつゆでじっくり煮込んだおでんも評判で、特にガリ（牛の食道）はトロトロになるまで煮込まれた軟骨の食感がたまりません。

生姜の香りが効いた中華そばも隠れた名物で、表面に分厚い油膜を湛えた奥行きのあるスープが自慢です。店内はカウンター席とテーブル席があり、女性一人でも気軽に入れるアットホームな雰囲気で、営業時間は11時から14時、17時から21時まで、定休日は木曜日となっています。

サンドウィッチマン・奥田民生・吉川晃司