陸奥湊駅「6かく珈琲(6KAKU COFFEE)」
店主の吉島康貴さんは八戸市出身で、東京でアパレル関係の仕事を経験した後、備長炭を作る製炭業を始めたという経歴を持っています。1895年に建てられた明治時代の建物を3年半もかけて改修し、2023年2月17日にオープンしました。
この建物は元々旅館として使われ、その後病院にもなったという歴史ある場所で、船での運搬業から始まり華の旅館時代を経て最後は病院へと、約120年の間に様々な用途で使われてきました。建物の内部には船の模型や旅館時代の面影を残すシンクなど、異なる時代の歴史が混在する不思議な空間が広がっています。
過去に炭焼きを生業にしていた店主が木炭にこだわり、珈琲豆とカカオ豆の焙煎をすべて炭火で行っていて、七輪の炭火で無農薬の生豆を自家焙煎し、一度に焼けるのは800gと少量ずつですが、この手法により豆の繊維を壊さず、遠赤外線でじっくりと熱を通すことで、高温でムラなく深みが増した苦味のあまい珈琲に仕上がります。
人気の飲み物は水出しコーヒーで、炭火で焙煎した豆を使用した深い味わいが楽しめます。この水出しコーヒーは熟成によってまろやかさが増し、炭火焙煎ならではの香りと苦味、そして甘みのバランスが絶妙な一杯となっています。また、カフェラテも人気のメニューで、炭火焙煎の豆が生み出す濃厚な味わいと、オーガニックミルクとの組み合わせが評判です。
その他、絞り出し緑茶という珍しいメニューがあり、非常に濃厚でダージリンのような風味も感じられる特別な一杯です。
お菓子類では、すべてオーガニックヴィーガンの材料で作られたシナモンロールやブラウニーが人気で、どちらも炭火で焼き上げられた手作りの逸品です。
さらに、チョコレートや珈琲ゼリー、チョコプリンなども提供されており、こちらもすべてオーガニック素材にこだわって作られています。
- 船問屋から旅館になり病院にもなった建物
- 放牧牛のミルク
ホームページ
七輪の炭火で無農薬の生豆を自家焙煎。一度に焼けるのは200g。笑う人もいるでしょう。だけどこの味を知ればやめられない。高温でムラなく深み増して苦味あまく。6かく珈琲
www.6kakucoffee.jp
| 住所 | 青森県八戸市小中野8-13-2 |
|---|---|
| 電話 | 不明の為情報お待ちしております |
※公式サイト・Instagramから情報を引用させていただいております。
渡部豪太
[記事公開日]
[最終更新日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
