【エブリィ】横浜市のびっくりベーコンのナポリタン『都筑亭』この味で繁盛店に!起死回生メニューのお店情報 #every

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放送の【news every 】で紹介した、横浜市のびっくりベーコンのナポリタンのお店は『都筑亭』です。

センター北駅「都筑亭(ツヅキテイ)」

横浜市都筑区、センター北駅のほど近くで、昔ながらのナポリタンを看板に掲げるスパゲッティ専門店です。都筑亭は1998年に開業し、店主の中島申行さんが料理人として培ってきた経験を生かしながら、地元・都筑で妻とともに店を育ててきました。中島さんがナポリタンを看板料理に選んだ原点は、東京の調理専門学校に通っていた若い頃の記憶です。当時足を運んでいた喫茶店のナポリタンが忘れられず、その味を自分の店でよみがえらせたいと考え、開業当初から横浜ナポリタンをメニューに加えました。2011年には日本ナポリタン学会の認定店舗第1号となり、横浜のナポリタン文化を伝える店のひとつとして知られるようになりました。

都筑亭のナポリタンは、昔ながらの味を大切にしながらも、注文を受けてから麺を茹でるのが特徴です。茹で置きにはせず、中華鍋に具材と麺を入れ、高い火力でソースの水分を飛ばしながら焼き付けるように仕上げます。玉ねぎやピーマン、マッシュルームといった親しみのある具材に、ケチャップを生かした濃厚なソースを絡めるスタイルで、麺は喫茶店のナポリタンとは少し違うアルデンテ寄りの食感です。店主は、かつて自分が食べた一皿と同じように、食べた人の記憶に残り、年月がたってから懐かしく思い出してもらえる味を目指しています。

この店を語るうえで欠かせないのが、亡くなった奥さまと、その後も店を守ろうとした家族の物語です。中島さんは妻と一緒に都筑亭を立ち上げましたが、妻をがんで亡くした頃には、店に立ち続ける気力を失うほど深く落ち込んだと振り返っています。小さく営む予定だった葬儀には多くの人が訪れ、その光景を見た娘さんが父に店を続けようと声をかけました。それでもすぐには以前のように働けず、店を開けたり休んだりしていた時期に、2013年に横浜赤レンガ倉庫で開かれるナポリタンのイベントへの出店依頼が届きます。中島さんは、その話を「妻が仕事をしろと言っているのだ」と受け止め、出店を決めたそうです。亡き妻と築いた店をもう一度前へ進める、大きなきっかけとなりました。

そのイベントのために考え出された料理が、現在の名物びっくりベーコンのナポリタンです。全国から集まる店のメニューを調べると、ハンバーグなどを豪快にのせたナポリタンも多く、中島さんもひと目で印象に残る一皿を考案しました。そこでナポリタンの上に大きな厚切りベーコンをのせるスタイルが誕生します。2013年の大会には横浜ナポリタンで正式に出場し、イベントをきっかけに厚切りベーコンを合わせた一皿が店の定番へ育っていきました。奥さまと始めた店を、娘さんと力を合わせて再び動かした時期に生まれた料理だけに、単なるボリュームメニューではなく、家族の再出発とも重なるナポリタンです。

もうひとつの柱となる横浜ナポリタンは、厚切りベーコンの豪快さよりも、店の原点となった味をまっすぐ楽しめる一皿です。中華鍋で香ばしさを引き出したソースと茹でたての麺を合わせるため、懐かしいケチャップ味の中にも、スパゲッティ専門店らしい食感が残ります。中島さんは最初のひと口について、まず粉チーズをかけず、そのままの味を楽しんでほしいという考えも語っています。ナポリタン以外にはランチで生姜焼き定食なども並び、スパゲッティだけに絞らない気取らない店らしさもうかがえます。

都筑亭の一皿に感じられるのは、派手な新しさよりも、記憶を次の世代へつないでいこうとする温かさです。学生時代に忘れられなかった喫茶店の味から始まり、妻と店を開き、別れを経験し、娘の言葉に背中を押され、再出発の舞台で新しい名物が生まれました。とりわけびっくりベーコンのナポリタンは、亡き妻との店を続ける決意と重なる特別な料理です。


食べログ
  • 海老のアメリカンソース 1780円
  • ペペロンチーノ 920円
  • びっくりベーコンのナポリタン 1480円
  • 亡き妻の思いが詰まったナポリタン
住所 神奈川県横浜市都筑区中川中央1-23-10 1F
電話 045-913-8710

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この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!