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オムライス・パリー豚味噌丼 御花畑駅「秩父パリー食堂」
創業100年以上の歴史を誇り、昭和の面影を残した店内で、創業以来変わらぬレシピと手間ひまをかけた調理法で、一皿一皿に真心を込めた料理を届け続けています。
最寄りは秩父鉄道の御花畑駅で、駅から徒歩わずか数分という立地にあります。西武秩父駅から秩父神社へと続く「番場通り」沿いに建つこのお店は、かつてセメント産業と織物産業でにぎわった秩父の隆盛を今に伝える存在でもあります。
パリー食堂の建物は「看板建築」と呼ばれる様式で、大正13年(1923年)の関東大震災後に多く出現した、建物の正面だけをコンクリートなどの耐火素材で覆い意匠を施した木造建築です。
西洋建築の流れを取り入れた日本独自の様式美として発展したもので、今では希少な存在となっています。
木造2階建てながら、通りに面したモルタル塗りの外壁を高くして小屋裏窓を設け、3階建てに見せる凝った造りになっています。
この建物は国の登録有形文化財に指定されており、秩父の歴史や文化の一部として多くの方に愛されています。
外のショーケースに並ぶ色あせた食品サンプルもまた、昭和の空気をそのまま閉じ込めたような味わいを放っています。
現在は三代目店主の川邉義友さんとお孫さんの晃希さんのお二人が切り盛りしており、祖父と孫がそれぞれの役割を担いながら、受け継いできた味と空間を守り続けています。
パリー食堂の看板メニューといえば、なんといってもオムライスです。ケチャップ味がしっかり効いた、どこか懐かしい味わいで、あえて混ざりきらない卵とケチャップのコントラストが美しい一皿です。
テレビ出演の際にスタッフが周囲にフルーツを添えて豪華に盛り付けたのがきっかけで、「放送を見て来てくれたお客さんをがっかりさせたくない」という思いからその盛り付けが定着したというエピソードも残っています。
創業当時のメニューには「オムライス 35銭」の文字が見えるほど、まさに100年以上受け継がれてきた味。店内に飾られた古い写真とメニュー表が、その長い歴史を静かに物語っています。
オムライスと並んで人気を集めるのがカツカレー。
サクサクに揚がったカツにレトロな風味のカレーが絡み合い、昔懐かしいほっとする味わいが特徴です。メディアでも度々取り上げられており、多くの来訪者がこのセットを目当てに訪れます。
また、秩父の郷土色も感じられるソースカツ丼も人気の一品。
しっかりとしたソースをまとったカツが丼にのった一皿は、シンプルながら手作りの滋味深さが光ります。
焼き肉丼も常連客のあいだで根強い人気を誇ります。さらに、自家製チャーシューたっぷりのチャーシューメンは、自家製の細麺としょうゆベースの鶏ガラスープを使った昔ながらの中華そばで、常連客に長く愛されている一品です。
- 孫が考案のパリー豚味噌丼
ホームページ
| 住所 | 埼玉県秩父市番場町19-8 |
|---|---|
| 電話 | 0494-22-0422 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
