2025年12月18日放送の【news every 】ウマさ＆人情てんこ盛り！東京定食物語で紹介した、新宿・唐揚げ定食 のお店は『さつき』です。

お食事の店さつきは昭和48年（1973年）の開店以来、新宿西新宿の地で長きにわたって多くのサラリーマンや地元の方々に親しまれてきた大衆食堂です。新宿区西新宿7丁目にあるこのお店は、新宿駅から徒歩7分、西武新宿駅からは徒歩4分ほどの距離に位置し、昔ながらの雰囲気を残した店内には懐かしい食堂の雰囲気が漂っています。カウンター席とテーブル席を合わせて約53席を備え、平日のランチタイムやディナータイムには仕事帰りの会社員で賑わいを見せます。開店から50年以上が経過した今も変わらぬ味と、家庭的な温かみのある接客で地域の人々に愛され続けています。

このお店の名物といえば、なんといっても大きなどんぶりになみなみと注がれたとん汁定食です。厚さ1cmを超えるような大根の輪切りがゴロゴロと4つも入った豚汁は、まるでおでんのように味が染み込んでいて、コロッケ、シューマイ、そして生玉子（または味付のり）が付いた驚きのボリュームです。コロッケは食べやすいようにカットされてソースもかけてあり、さらに少量ながら焼きそばまで添えられるなど、おもてなしの心が込められた一品となっています。寒い季節には特に体が温まる、魅力の豚汁定食は多くの常連客に支持されている看板メニューです。

豚汁定食と並んで人気を集めているのが、焼きうどんの上にカレールウがかかったカレー焼きうどんです。ほどよく油がまわったぷるんとしたうどんに、濃厚なカレールウが絡み、シャキシャキとした食感のキャベツと玉ねぎが加わって絶妙な味わいを生み出しています。さらに目玉焼きがのっているのもボリューム感があって嬉しいポイントで、うどんを食べ終わったら残ったルウにセットの小ライスを投入すれば、カレーライスとしても楽しめる一石二鳥のメニューです。

その他にも壁一面にびっしりと貼られたメニュー表には、若鶏カラアゲ定食、生姜焼き定食、カキフライ定食、ブリの照焼定食、カジキマグロの照焼定食など、定食メニューが数十種類も揃っています。魚料理も充実しており、にしんの塩焼定食やさけ焼き定食なども楽しめます。さらにカツカレーはザクザクの衣が特徴で家庭的な辛さ控えめのルウが特徴的、ハムエッグやポテトサラダといった単品料理も豊富で、お酒を交えながらの利用にも最適です。日替わり定食も3種類用意されており、何度訪れても飽きることのない多彩なメニュー構成が魅力となっています。お酒メニューも充実しているため、居酒屋としての利用も可能で、昼も夜も多様なシーンで活躍してくれる使い勝手の良い食堂です。

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