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朝ラーメン「えーちゃん食堂」
店主の佐藤栄一さんは、かつて吉本総合芸能学院のNSC東京校15期生としてお笑い芸人を目指していましたが、その後ラーメンの道へ進みました。芸人を辞めた後、知り合いの出資を受けて中目黒に「中華そば えもと」を開き、メニュー開発や調理、営業をすべて1人で行っていました。
このお店は固定客も増えて行列ができる人気店となりましたが、定借物件だったため2022年に閉店しました。
佐藤さんは朝ラーメン文化のある福島県出身ということもあり、周りの店とは違う時間帯での営業形態で勝負することを決意したのです。現在では朝6時頃から営業を開始し、1日100食限定で提供しており、早い日には午前中に売り切れることも珍しくありません。
このお店の大きな特徴は、サバ節などから取る魚介系のしょうゆスープに自家製麺を合わせたラーメンで、シンプルながらもじんわりと味わい深い一杯です。
スープを一口すすると、ふわっと煮干しの香りがやってきますが、動物系のお出汁もしっかりと感じられます。
スープの表面はやや厚めに油が覆い、さっぱりしていそうで実に濃厚です。麺は自家製で約200gとたっぷり。より理想のものとなるように、通常うどんで用いられることの多い製麺機を使って製造しており、小麦粉は「飛龍」のみで打っているというこだわりようです。不定期で「手もみの日」が行われ、この日には特製の縮れ麺が登場してスープとの絶妙な相性を楽しめます。
お店の人気は、基本となるスタンダードなラーメンです。
見た目以上にコクがあり、奥が深いスープ、しなやかでコシのある麺、口の中でとろけるようなチャーシューと、すべての完成度が高く、ハーモニーが素晴らしい一杯です。
コリコリと歯ごたえの良いメンマや、とろとろのやわらかなチャーシューなど、トッピングも抜かりありません。チャーシューは、佐藤さんが敬愛する店の直伝のレシピで作られています。
そのほか、メニューにはチャーシューメンやメンマラーメン、かけラーメンなどがあります。
また週1ペースで限定メニューも登場し、毎回さまざまな食材を使用しており、四谷三丁目の「一条流がんこラーメン総本家」の限定メニューをほうふつとさせるラインアップがリピーターにも人気を博しています。
北海道産の栗ガニを使った栗ガニラーメンや、黒毛和牛テールと比内地鶏を炊き上げたスープの月曜限定メニュー、あん肝がゴロゴロ入ったあん肝牡蠣ラーメンなど、個性的な限定ラーメンが定期的に味わえます。
毎日のスープの仕込みから麺作りまで手作りにこだわり、深夜2時から始まる仕込みによって生み出される一杯一杯は、早起きしてでも食べに行く価値のある逸品となっています。
- 朝から行列のラーメン
[ラーメン好き人気店☆☆] こちらは『えーちゃん食堂(目黒/ラーメン)』のお店ページです。実名でのオススメが29件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…
retty.me
| 住所 | 東京都目黒区下目黒3-4-6 サンライズ目黒 1F |
|---|---|
| 電話 | 不明の為情報お待ちしております |
newsevery
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
