【エブリィ】宮崎チキン南蛮 『ひむか食堂』末広町の揚げ物 名人の繁盛店のお店情報 #every

2025年11月10日放送の【news every 】揚げ物 名人の繁盛店で紹介した、宮崎チキン南蛮専門店のお店は千代田区末広町の『ひむか食堂』です。

ひむか食堂は、東京メトロ末広町駅から徒歩すぐ、秋葉原駅からも歩いて行ける中央通り沿いに店を構える、宮崎チキン南蛮専門店です。店名の「ひむか」は、チキン南蛮発祥の地として知られる宮崎県の旧国名「日向（ひゅうが）」に由来しています。

店主の竹本 寛さんは宮崎県出身で、約30年前に上京した際、東京では本場のチキン南蛮の味に出会えないことに寂しさを感じていました。故郷の味を広めたいという長年の夢が実を結び、2022年9月にこのお店をオープンしました。
現在のチキン南蛮は、チェーン店などで調理法が簡略化されたり、味が変わってしまったりすることが多い中、ひむか食堂では宮崎の本場の味を忠実に再現することに情熱を注いでいます。

このお店の特徴は、宮崎県内で異なる二つの代表的なチキン南蛮スタイルを一度に楽しめることです。
一つは、タルタルソースをたっぷりかける宮崎市発祥の「おぐら」スタイル。
もう一つは、タルタルソースを使わず南蛮酢のみで味わう延岡市の「直ちゃん」スタイルです。

チキン南蛮は唐揚げとは異なり、小麦粉の後に溶き卵をまぶして揚げ、甘酢に浸すことで、むね肉でもしっとりとした食感に仕上がります。この本場ならではの製法を、ひむか食堂では丁寧に守り続けています。

人気メニューの本場宮崎チキン南蛮は、元々むね肉で作られていた歴史に倣い、むね肉を使用。店主こだわりの自家製タルタルソースが、その美味しさを一層引き立てます。
このタルタルソースは、市販品とは異なり、自家製マヨネーズをベースに、きゅうりやにんじんの自家製ピクルス、玉ねぎ、パセリ、ゆで卵などを丁寧に混ぜ合わせて作られており、鶏肉の風味を引き立てる絶妙なバランスが特徴です。

タルタルソースが苦手な方や、さっぱりとした味わいを好む方には、元祖延岡チキン南蛮もおすすめです。
こちらはタルタルソースを使用せず、南蛮酢だけで仕上げた、チキン南蛮誕生当初の味を再現した一品です。また、ジューシーなもも肉を使った定番もも肉チキン南蛮もご用意。もも肉用にはタルタルソースのレシピも工夫されており、細部にまでこだわりが感じられます。

全てのチキン南蛮に使用される甘酢は、4種類のお酢と3種類の醤油を配合し、千回以上の試作を経て完成した自信作です。
鶏肉を浸す時間も試行錯誤を重ね、最適な味わいを追求しています。また、5月から10月の夏季限定で、宮崎名物の冷汁御膳も登場します。本場の味への熱い思いが込められた、ひむか食堂のチキン南蛮をぜひご堪能ください。

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