2025年5月9日放送の【news every 】父の味を守りたい！親子鷹グルメで紹介した、文京区湯島の親子丼・鳥鍋のお店は『鳥つね』です。

『鳥つね 湯島天神前本店』は、大正元年（1912年）に創業した鶏料理の老舗で、東京都文京区湯島にあります。初代の山本常造氏が鶏肉の販売を始めたのが始まりで、2代目の時代に飲食店へと業態を変え、現在は4代目店主の山本鉄太郎さんが厨房に立ち、100年以上にわたり伝統の味を守り続けています。

このお店の最大の特徴は、初代が考案した「汁で味わう」スタイルの親子丼です。出前でも味が損なわれないようにと、割り下を多めにしたのが始まりで、現在もそのスタイルを継承しています。鶏肉は、弾力のあるモモ肉とやわらかいムネ肉の両方を使用し、卵は兵庫県加古川市産の「日本一こだわり卵」を使用しています。

作り方は、秘伝のたれで二種類の鳥肉を煮て、卵はさっと軽く混ぜるだけで鍋に加え、絶妙な加減で丼にのせます。これらの素材が一体となり、濃いめの味付けとともに、最後まで飽きの来ない味わいを提供しています。

また、上親子丼にサラダと揚物が付いた上親子丼セットも人気です。揚物には、パリッと揚げられた手羽先が含まれており、レモンを絞っていただくと、鶏の脂の旨味が引き立ちます。このセットは、親子丼の美味しさをさらに引き立てる構成となっており、満足度の高い一品です。

さらに鳥鍋も見逃せません。鶏ガラスープには余分なものを加えず、鶏肉は時期によって品質の良い2～3種類を厳選しています。鶏団子はモモ肉を2度挽きし、さらにまな板の上で叩いてから卵を加えるという丁寧な下ごしらえが施されています。このように、季節ごとのメニューも充実しており、訪れるたびに新たな味わいを楽しむことができます。

『鳥つね湯島天神前本店』は、湯島天神のすぐ近くにお店があり、湯島駅から徒歩約3分とアクセスも良好です。

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