2025年4月21日放送の【news every 】まるで秘密基地！必ず迷う不思議な店で紹介した、中野坂上の一見民家の蕎麦のお店は『ら すとらあだ』です。

『ら すとらあだ』は2012年5月に開業した、東京都中野区本町の住宅街にひっそりと佇む蕎麦店です。

外観は一見すると普通の民家で、看板や暖簾はなく、目印は玄関上部にあるてんとう虫の絵が描かれた外灯のみです。

店内はカウンター3席と座卓4席の計7席という小さな空間で、靴を脱いで上がるスタイルが家庭的な温もりを感じさせます。

店主の日比谷吉弘さんは、27歳で蕎麦の道に入り、名店での修行を経て独立。独自の感性で「艶があり癖になるような蕎麦」を追求し続けています。

お店のメニューは完全おまかせコースで提供され、コースは季節や仕入れ状況により内容が変わりますが、

一般的には前菜から始まり、茶碗蒸し、蕎麦がき、肉料理、そして数種類の蕎麦で締めくくられます。蕎麦は細打ち、太打ち、平打ちなど、異なる太さや食感のものが提供され、それぞれに異なる産地の蕎麦粉が使用されています。これにより、蕎麦の多様な風味や香りを一度に楽しむことができます。

一番人気の料理は、コースの締めに登場する3種の蕎麦です。これらは季節ごとに厳選された蕎麦粉を使用し、細打ち、太打ち、平打ちといった異なる太さで提供されます。それぞれの蕎麦は、噛みしめることで蕎麦本来の旨みが引き立ち、異なる個性を楽しむことができます。

その他の名物料理としては、風味豊かな鰹出汁と和牛の甘みある脂が絶妙に調和した『和牛もつ』や、神奈川県津久井産の在来大豆を使用した自家製豆腐のおから煮があります。これらの料理は、上質な素材の旨みを活かし、酒の肴としても最適です。

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