【充電させてもらえませんか】長崎の具雑煮『姫松屋 本店』のお店の場所〔板垣李光人〕

2025年4月19日放送の【出川哲朗の充電させてもらえませんか？】長崎県の雲仙岳〜伊王島で紹介した、長崎の具雑煮のお店は『姫松屋 本店』です。

『姫松屋本店』は1813年（文化10年）に創業した、長崎県島原市の老舗郷土料理店で、島原城の登城口前に位置しています。​初代・糀屋喜衛ェ門が、島原の乱（1637年）で天草四郎が籠城中に食べたとされる雑煮をもとに、味付けに工夫を凝らして生み出したのが「具雑煮」の始まりと伝えられています。​その後、二代目・姫松屋嘉久平により屋号を「姫松屋」と改め、現在に至っています。​200年以上の歴史を持つこの店は、島原の郷土料理を今に伝える貴重な存在です。​

『姫松屋本店』の名物は、なんといっても具雑煮です。​この料理は、鶏肉、焼き穴子、ごぼう、椎茸、高野豆腐、ちくわ、蒲鉾、卵焼き、白菜、三つ葉、餅など、13種類の具材が入った贅沢な一品です。​特製のカツオ出汁に、門外不出の醤油を加えたスープは、優しくも深い味わいで、訪れる人々の心と体を温めてくれます。​この具雑煮は、島原の乱で天草四郎が兵糧として餅と山海の材料で雑煮を炊いたという逸話をもとに、初代が工夫を凝らして再現したものです。​

刺身定食も人気のメニューです。​新鮮な刺身に小鉢やご飯がセットになっており、地元の海の幸を堪能できます。​また、和牛定食は、柔らかくジューシーな和牛を使用し、食べ応えのある一品として好評です。​

その他にも、天ぷら定食は、サクサクとした衣に包まれた海老や野菜が楽しめる一品です。​とんかつ定食は、外はカリッと中はジューシーなとんかつが特徴で、ボリューム満点です。​さらに、鍋焼うどん定食は、寒い季節にぴったりの温かい料理で、具だくさんのうどんが体を芯から温めてくれます。

出川哲朗・板垣李光人・相武紗季