2025年7月13日放送の【ベスコングルメ】麒麟 川島さんと、岸谷五朗さんがロケで紹介した、浅草橋・もつ焼きのお店は『柳ばし 鳥茂』です。

柳ばし 鳥茂は昭和41年（1966年）に創業した、浅草橋の柳橋にある老舗焼き鳥店です。かつて花街として栄えた柳橋には相撲部屋も点在しており、芸者さんや力士さんに愛され続けてきました。

現在の店主の祖父が新宿で開業した鳥茂から別れる形で始まったこのお店は、50年以上にわたってこの町の夜を彩り続けています。

柳ばし 鳥茂の最大の特徴は、なんといっても特大サイズの串です。素材の味を大切にしたいという想いから少しずつサイズアップしていき、今では鳥茂スタイルとして確立されました。さらにユニークなのは箸を使わず、新しい串を2本渡されて、それを箸代わりにお通しや料理をいただくというスタイルです。これは新宿の鳥茂を創った祖父が考案したもので、無駄を省きたいというエコな発想から生まれた伝統です。

お店で一番人気の料理は、こだわりのつくねです。牛、豚、鶏の挽肉と玉ねぎを使い、つなぎを一切使わずに作られたジューシーな仕上がりで、たれには当店でもひとりしかレシピを知らない秘伝のたれが使用されています。
塩味のつくねは、ふんわりと柚子胡椒が香り、スパイシーでさっぱりとした味わいが楽しめます。新宿の鳥茂で洋食の修業をした先代がハンバーグにヒントを得て考案したこの料理は、まさに肉の旨味が凝縮された一品です。

その他の名物料理として、絶妙な火加減で焼き上げられたレバーは、しっとりとした食感で臭みが全くなく、レバーが苦手な方にもおすすめできる逸品です。

ねぎ間は鮮度抜群な朝締めの鶏もも肉と、農家直送のネギに岩塩をふりかけ、備長炭で、じっくり炙り仕上げます。
ぴーまんは、胡椒を混ぜた鶏・豚・牛の合い挽き肉を使用し、たっぷりのコショウを練り込んだパンチの効いたつくねを、創業以来 継ぎ足しの甘口ダレに サッとくぐらせた極上の一品です。

また、肉詰めスタイルのピーマンは、サクサクのピーマンの食感と、ふんわり柚子胡椒が香る肉詰め部分の絶妙なハーモニーが楽しめます。

新玉ねぎの串焼きや焼きなす、トマトといった野菜メニューも充実しており、肉の合間に挟むことで口の中がリセットされ、次の串への期待が高まります。

川島明・麒麟・春日俊彰・オードリー・岸谷五朗・福田麻貴・3時のヒロイン