マツキ「本来のところてん」
創業昭和14年(1939年)以来、85年間にわたって培ってきた職人の技術と、八ヶ岳山麓の厳しい自然環境が生み出す、他では味わえない本物の食感と風味を堪能できます。
マツキの「本来のところてん」最大の特徴は、粉寒天や天草以外の海藻を一切使用していない点にあります。多くの市販品が効率やコストを重視して混合物を使用する中、マツキでは昔ながらの製法を頑なに守り、天草のみで仕上げています。この徹底したこだわりにより、磯の豊かな風味と弾力のある食感を実現しているのです。
長野県諏訪地域は寒天の生産量日本一を誇る名産地です。厳しい寒さと晴天率の高さ、強風が吹かないという独特の気候条件が、良質な寒天作りに最適な環境を提供しています。江戸時代から200年以上続く伝統技術と、この恵まれた自然環境の組み合わせが、マツキの「本来のところてん」の品質を支えています。
天草を煮溶かしてできた寒天液を丁寧にろ過し、流し箱に入れて凝固させる工程は、すべて熟練職人の手によって行われています。12月から2月の限られた期間にのみ生産される天然寒天の製造過程で生まれるところてんは、工場生産品とは一線を画す上質な仕上がりとなっています。
「本来のところてん」は100gあたりわずか2kcalという驚きの低カロリー食品です。糖質0g、脂質0gでありながら、食物繊維を豊富に含んでいるため、ダイエット中の方や血糖値が気になる方にも安心してお召し上がりいただけます。食前に摂取することで満腹感を得やすく、食べ過ぎ防止効果も期待できます。
株式会社マツキは「トコロテラス」という直売店兼カフェも運営しており、製造工程の見学も可能です。透明性の高い製造体制と、お客様との直接的なコミュニケーションを大切にする姿勢は、同社の品質への自信の表れといえるでしょう。
- 粉寒天や天草以外の海藻を一切使用していない
上諏訪駅「トコロテラス」
ショップでは、天草100%の「本来のところてん」や、諏訪地方で作られる「国産天然角寒天」をはじめ、寒天を使った羊羹やチョコレート、粉末寒天ゼリーの素など、多種多様なオリジナル商品が販売されています。
カフェで人気のメニューは、なんといってもかんてんプリンです。寒天を使用しているとは思えないほどなめらかな食感と、優しい甘さが特徴で、食べた後も重さを感じさせないヘルシーさが魅力です。このかんてんプリンは、季節限定でかぼちゃを使ったかんてんかぼちゃプリンが登場することもあり、こちらも人気を集めています。
| 住所 | 長野県諏訪市四賀赤沼1545-1 |
|---|---|
| 電話 | 0266-52-1056 |
宮川大輔・藤森慎吾
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
