2025年12月14日放送の【相葉マナブ】茨城県つくば市で紹介した、そば打ちロケのお店のお店は『蕎舎』です。

蕎舎は、茨城県つくば市柳橋の農産物直売所「みずほの村市場」に併設された蕎麦店で、筑西市の旧明野町から移築された約160年前の古民家で営業しています。

重厚な扉を開けると、土間に囲炉裏が配された空間が広がり、黒光りする梁が渡された高い天井が、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような趣を感じさせてくれます。
店舗の隣には直径7メートルを超える大きな水車が実際に稼働しており、20年以上にわたって米の精米に使われていた歴史があります。座敷からは田園風景が望め、古き良き日本の伝統文化に触れながら食事を楽しめる貴重な空間となっています。

地元の契約農家が責任を持って栽培した常陸秋そばだけを玄蕎麦で仕入れ、水車小屋でゆっくりと丁寧に石臼挽きした自家製粉のそば粉を使用しています。
熱を持たないように製粉することで、蕎麦本来の香りと風味を最大限に引き出しているのが特徴です。醤油、味醂、砂糖、油なども全て国産原材料で無添加のものを使用し、薬味には生わさびと葱のみというシンプルさが、蕎麦の味わいをより一層際立たせています。

お店で人気なのは、そば粉8割に対して小麦粉2割の割合で打った細打ちのもりそばです。
喉越しの良さと蕎麦の香りが楽しめる一品で、辛口のつゆとの相性も抜群です。

また、隣接する「みずほの村市場」の新鮮野菜と海老を使った天もりそばも人気メニューで、サクサクに揚がった天ぷらが蕎麦の風味を引き立てます。
青森県産のバルバリー種の鴨肉を使った鴨汁そばは、厚切りの鴨肉がたっぷり入った濃厚な汁が蕎麦によく絡み、食べ応えのある逸品となっています。

さらに限定の十割そばは、常陸秋そばだけで作られた香り高い蕎麦で、蕎麦通の間で評判です。

店内土間の竈で薪を使って炊き上げる麦飯とろろは、笠間市産の自然薯を使用した滋味深い味わいが魅力で、こちらも限定メニューです。

相葉雅紀・嵐・小峠英二・バイきんぐ・あばれる君・岡部大・ハナコ