2025年9月13日放送の【出没！アド街ック天国】横浜元町で紹介した、「ランキングTOP20」のロケ地・注目のお店をまとめて紹介します。

「BASE-1 横浜元町」は、1986年に横浜元町にオープンした、メンズ・レディースのアメリカンカジュアルショップです。インポート商品を中心に、オリジナルの商品も数多く取り揃えています。

元町愛知屋は、1890年（明治23年）に創業した、横浜・元町にある老舗の酒屋さんです。 130年以上にわたり、地域に根差したお店として親しまれてきました。

元町愛知屋の最大の特徴は、なんといっても店内で気軽に立ち飲みできる「角打ち」スペースがあることです。 かつては、仕事帰りの人々の憩いの場として親しまれていた角打ちは、昔ながらの酒屋さんが減るにつれて姿を消しつつありますが、元町愛知屋では、今でも手頃な価格で様々なお酒と会話を楽しめる貴重なお店です。

店内には、店主が厳選した日本酒、ワイン、ウイスキー、焼酎などが豊富に並んでおり、その日のメニューはその都度壁のボードに書かれています。 お酒は一杯500円から楽しむことができ、まるで自宅のリビングに招かれたかのような、アットホームな雰囲気でくつろげます。

石川町駅の近くにある「久佑（きゅうすけ）」は、創業130年の老舗酒屋「愛知屋坪崎商店」の4代目の奥さんが、酒屋の倉庫を改装して開いたお店です。
長男さんと共に切り盛りされており、元町マダムも訪れるような小粋なカウンター酒場として親しまれています。お店には珍しい日本酒がたくさんあり、それに合う肴も豊富に用意されています。

久佑（きゅうすけ）の最大の特徴は、そのオリジナリティあふれるメニューの数々です。例えば、ビールのつまみとして提供されるコンビーフは、開港当時のレシピを再現したものだそうです。

また、穴子寿司やカレーうどんも人気メニュー。特にカレーうどんは、まったりとしたルーにツクネが入った優しい味わいで、クリームを加えればさらにまろやかになるとのこと。ランチメニューとしても提供されており、カレーうどんと穴子のチラシが人気です。

JO’S American Cafe（ジョーズ アメリカン カフェ）は、みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩約4分、JR石川町駅からも徒歩約10分の場所にある、アメリカンポップで明るい雰囲気のカフェです。

1978年に横浜元町で開業した「アメリカンハウス」がルーツとされており、その歴史は長く、当初はアメリカンダイナーとしてハンバーガーやホットドッグ、ピザなどを提供していました。 その後、移転を経て、2022年7月7日に現在の場所でリニューアルオープンしました。

お店の最大の特徴は、なんといってもアメリカンなスイーツとフードメニューの豊富さです。特に、揚げたてモチモチのドーナツは、甘さ控えめでちょうど良い美味しさだと評判です。レモンのグレーズドーナツやカスタードドーナツなど、様々なフレーバーが楽しめます。

炭火焙煎珈琲 無は横浜元町のショッピングストリート沿いに店を構える老舗の喫茶店で、元町で珈琲の味に拘り続けて30年の歴史を刻んでいます。

元町・中華街駅から徒歩5分、石川町駅から徒歩8分という好立地にありながら、建物の2階にあるため隠れ家的な雰囲気を醸し出しています。

この店の最大の特徴は、カウンター席に座った際に壁一面にディスプレイされた美しいコーヒーカップの中から、お好みのカップを選んでコーヒーを楽しめることです。
マスターが一点一点買い付けたレアなアンティークカップが無数に並んでおり、中には不慮の事故で欠けてしまったものを金継で修復した味わい深いものも含まれています。

特に人気なのは、ドイツの老舗陶磁器ブランド、ローゼンタールの年代物で、手のひらにしっとり馴染む「幸運のカップ」として親しまれています。また、店内の壁面はギャラリーとしても利用できるため、アートに触れながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

人気は、インパクト抜群のアイスコーヒーです。カップに氷山のようにそびえ立つ大きなコーヒー氷が特徴で、初めて見る人は必ず驚くほどの豪快な見た目となっています。
この大きな氷により、最後まで薄まることなく濃厚なコーヒーの味わいを楽しむことができる仕組みになっており、炭火焙煎によるしっかりとした濃いコーヒーは酸味が少なく、多くの人に愛される味わいです。
氷が大きい分、ゆっくりと時間をかけて楽しめる長居仕様となっているのも魅力のひとつです。

無珈琲をはじめ、誇論悲哀、舞羅而瑠、霧満詩絵露、萬帝鱗といった独特な名前のコーヒーメニューも話題を呼んでいます。
これらの名前は店主の独創性を表しており、訪れる人々の記憶に強く残ります。神戸より厳選された豆を一杯一杯丁寧に注文を受けてから豆を挽いて淹れるこだわりにより、それぞれ異なる味わいを楽しむことができます。

また、弐灰、暑寒、林檎といった名前の紅茶メニューも用意されており、コーヒー以外の選択肢も豊富です。さらに、店自慢の濃厚手作りレアチーズケーキは、あっさりとした口当たりでありながらまったりとした食感を楽しめる逸品で、コーヒーとの相性も抜群です。

石川屋は明治6年創業という長い歴史を持つ老舗で、昭和30年に現在のおでん屋として生まれ変わり、横浜元町で愛され続けているお店です。四代目の門倉和子さんが切り盛りしています。

石川屋のおでんは関東風の澄んだ出汁が特徴で、昆布や鰹節をベースにした深い味わいの出汁が具材にしっかりと染み込んでいます。
カウンター席では目の前で煮えるおでん鍋を眺めながら、好みの具材を選ぶことができ、その光景も楽しみのひとつとなっています。

人気は大根で、じっくりと出汁を吸い込んだ大根は絶品の味わいです。
はんぺんも評判で、ふわふわの食感と優しい味が多くの常連客に愛されています。

店では茶碗蒸しも人気メニューのひとつで、20分ほどかけて丁寧に蒸し上げられた一品は、熱々でプルプルの食感と出汁の香りが楽しめる逸品となっています。

エビ団子は、しっかりと海老の味が感じられる自慢の一品です。
すじは魚のすり身で作られており、プリプリとした食感が楽しめます。

おでん以外にも季節料理やお刺身、もつ煮、カツオのたたきといった一品料理も充実しており、どれも家庭的な味わいでほっとする美味しさです。

お酒の種類も豊富で、ビール、ウイスキー、地酒、焼酎など取り揃えており、特におでんの出汁割りは石川屋ならではの楽しみ方として人気があります。

店内は1階にカウンター席とテーブル席、2階にはお座敷も設けられており、家族連れからビジネスマンまで幅広いお客さまに親しまれています。

横浜元町に佇む「ザ・ポピー」は、戦後間もない時代から紳士服一筋で歩んできた、地元で愛される老舗のお店です。
流行に左右されない、時代を超えて受け継がれるクラシックなスタイルを大切にし、訪れる人々に自分らしい装いを提案しています。お店の創業は1881年とも言われ、その歴史は横浜の開港と共に発展してきた元町という土地の趣と深く結びついています。
かつては三島由紀夫や高倉健といった著名人にも愛されたというエピソードが、このお店の確かな品質と品格を物語っています。

「JH Cafe」は、1990年に創業し、今年で33周年を迎える横浜・元町にあるアメリカンなレストラン＆バーです。
店内には、オーナーが直接ハリウッドで集めた映画の小道具やアカデミー賞のグッズなどが70点以上展示されており、レトロな写真やサインも飾られています。まるで映画の世界に迷い込んだかのような、特別な雰囲気を味わうことができます。

長年愛され続けているのが、新鮮な地鶏卵をたっぷり使ったふんわりたまごのオムライスです。25年間変わらない味で、幅広い年齢層のお客様から支持されています。ランチタイムにはミニサラダが付いており、手軽に味わえる一品です。

その他にも、「JH Cafe」では様々な人気メニューがあります。中でも、1日限定5食で提供される300gリブロースステーキは、お得感満載で多くの方に愛されています。
加工肉ではなく、厳選されたお肉を香ばしいガーリックと特製シーズニングでミディアムレアに焼き上げた逸品です。

石川町駅のほど近く、元町商店街から少し入った路地裏に、隠れ家のような一軒家レストラン『チーチョス』があります。大きな柿の木が目印で、白い壁の建物は洗練された雰囲気を醸し出しています。

『チーチョス』の最大の特徴は、なんといっても新鮮なシーフード。
特に海外産の牡蠣を豊富に取り揃えていて、3種類のソースで楽しめる牡蠣の食べ比べが評判です。
牡蠣以外にも、北海道産水ダコのプッタネスカスパゲッティや、魚料理にこだわるシェフが腕を振るう本格的なシーフードメニューが楽しめます。

ピザやパスタ、リゾットなどのイタリアンメニューも人気で、5種類のチーズを使ったチンク・フォルマッジョのピッツァは、チーズ好きにはたまらない一品です。

また、フレッシュバジルのホワイトボロネーゼスパゲッティも、バジルの爽やかな香りとクリーミーなソースが絶妙なバランスです。

石川町駅の近くに、薬膳中華をいただけるお店「食明記」があります。JR石川町駅の元町口から徒歩5分ほど、元町商店街のウィスタリア元町というビルの地下1階に位置しています。2023年11月17日にオープンした比較的新しいお店ですが、中華街の名店「萬珍樓」で腕を振るっていたシェフがオーナーシェフを務めているとあって、早くも注目を集めています。

お店では、体の中から健康になることを目指した「薬膳中華」を提供しています。ただ薬膳という言葉からイメージされるような、体に良いけれど少し癖があるというものではなく、素材の味を活かした洗練された味わいが特徴です。

「食明記」で特に注目したいのは、そのこだわりの薬膳料理です。例えば、コース料理では、蒸し鶏やブロッコリーと白身魚、根菜入り生姜スープ、エビマヨ、茄子と豚肉の甘辛炒めなど、彩り豊かでヘルシーなメニューが楽しめます。餡かけチャーハンやシフォンケーキも提供され、見た目も美しく、体にも良い中華料理を堪能できます。

元町・中華街駅にほど近い、横浜元町に店を構える「霧笛楼（むてきろう）」は、1981年に創業した歴史あるフレンチレストランです。

お店の名物といえば、やはりお菓子部門で人気を博している「横濱煉瓦」でしょう。これは、濃厚なフォンダンショコラをベースにした焼き菓子で、チョコレートケーキに溶かしたチョコレートとクルミソースが染み込んでいます。
表面には口溶けの良いチョコレートが重ねられ、リッチな味わいが楽しめます。2024年9月には、この「横濱煉瓦」をプリンにした「横濱煉瓦プリン」も登場し、大人のための贅沢なデザートとして注目を集めています。ラズベリーソースとの相性も抜群です。

さらに、「霧笛楼」では、フレンチカレーやオマール海老のビスクも人気メニューとして挙げられます。特に、「横浜フランスカレー」は、1日20食限定の人気メニューで、売り切れてしまうこともあるほどです。

元町・中華街駅のほど近くに、隠れ家のようなパン屋さん「O to U（オートウー）」があります。2019年11月にオープンして以来、その独創的なパンで多くの人を魅了し続けているお店です。

人気商品のあんぱんは、バターの香りが豊かなブリオッシュ生地に、甘さ控えめの自家製あんこがサンドされています。これは「和」と「洋」の組み合わせが楽しめる一品です。
また、パン生地には湯種が使われているものが多く、もっちりとした食感が特徴です。小麦粉は熊本県産や北海道産の国産小麦を中心に使われており、素材本来の風味を大切にしています。

他にも、いちごとピスタチオのハード系パンや、クリとレモンのデニッシュなど、驚くような組み合わせでありながらも、それぞれの素材の味が引き立つ工夫が凝らされています。

総菜系のパンも、具材がしっかりと手作りされており、クオリティの高さがうかがえます。例えば、カレーパンは、少し辛口でスパイスの効いた大人向けの味わいで、パセリとパン粉を混ぜ合わせた生地が彩りも豊かに仕上げています。

ブラフベーカリー 元町本店は、2010年にオープンした、ニューヨークスタイルをコンセプトにした人気のパン屋さんです。

創業者の栄徳剛さんは、石川町にあったフロリダベーカリーでパン職人としての経験を積み、この元町に自身の店を構えました。

ブラフベーカリーの数ある商品の中でも、特に人気が高いのがミルクフランスです。バリっとした食感のバゲットに、練乳を凝縮したような濃厚なミルククリームがたっぷり挟まれたこのパンは、一口食べれば幸せな気持ちになれると評判です。「キング・オブ・ミルクフランス」と称されるほどの美味しさです。

そして、シナモンロールも外せない人気商品の一つです。たっぷりのクリームチーズがトッピングされたこのロールは、ハワイで食べたもの以上とも言われるほどの美味しさで、そのボリュームからコーヒーが2杯は進んでしまうほど。アメリカンスタイルの本格的な味わいが楽しめます。

さらに、キャロットケーキも看板商品として人気を集めています。こちらもクリームチーズが贅沢にトッピングされており、人参とクルミがたっぷり入ったケーキ部分は、食べ応えがありながらも、止まらない美味しさだと評判です。

その他にも、チーズベーグルは、大きくて丸い見た目ながら、中はプレーンで生地本来の美味しさを味わえます。チーズの塩気と生地の相性が抜群で、食べ応えも十分です。抹茶大納言バブカは、東欧発祥のブリオッシュをブラフベーカリー風にアレンジしたもので、濃厚な抹茶の風味が特徴です。ハード系のパンも豊富で、レーズンウォールナッツサワードゥは、ドライフルーツが贅沢に詰まっており、ハード系好きにはたまらない一品です。ローズマリーの香りが食欲をそそるサンフランシスコ風フォカッチャは、リベイクするとさらに美味しさが増します。

喜久家洋菓子舗 元町本店は、1924年（大正13年）に創業した、横浜・元町に店を構える老舗の洋菓子店です。

創業者は、かつてヨーロッパ航路の船でパン職人や料理人として活躍していた石橋豊吉さん。当時の元町は、山手の外国人居留地と山下町の外国人商館を結ぶ賑やかな通りであり、石橋さんが持ち帰ったヨーロッパ各国の伝統的な菓子の製法で作られるパンや洋菓子は、珍しさもあって多くの人々を魅了しました。

近沢レース店は、1901年（明治34年）に絹の輸出商として創業した、100年以上の歴史を持つ老舗です。

当初は生糸貿易で栄える横浜にも拠点を置いていましたが、その後、西洋文化の発信地であった横浜・元町で、当時は珍しかったリネンストアへと転身しました。

大正12年（1923年）には外国人向けの店として開店し、昭和26年（1951年）に「近沢レース店」として営業を開始しました。異国情緒あふれる元町という土地柄、外国人顧客からの要望でレースを取り扱うようになったことが、現在のレース専門店となるきっかけとなりました。現在も、レースと刺繍の美しさ、そして手作りの温もりを大切にしながら、洗練されたオリジナルの商品を作り続けています。

近沢レース店の魅力は、なんといってもその繊細でありながらも遊び心あふれるデザインにあります。伝統的なレースの技術を活かしつつ、現代的なセンスやユーモアをプラスした商品は、見ているだけで心が躍ります。特に、タオルハンカチは、定番のモチーフから、季節ごとの限定デザイン、さらには横浜限定のユニークなモチーフまで、多種多様なラインナップが揃っています。

井ノ原快彦・アド街