【アド街ック天国】武蔵小山『ランキングTOP20』で注目のお店まとめ

2025年9月6日放送の【出没！アド街ック天国】で紹介した、武蔵小山『ランキングTOP20』のロケ地・お店をまとめて紹介します。

『春巻き専門店 はるまきバトン』は、武蔵小山駅から徒歩4分ほどの場所にある、ユニークな春巻き専門店です。2021年6月1日にオープンし、店名には「お客様に幸せな気持ちになれる身近な店でありたい」という思いと、春巻きの形がリレーのバトンに似ていることから「思いがつながっていくように」という願いが込められています。店主は、ダイニングバーの料理長や店舗開発などの経験を経て独立されました。以前は和風居酒屋を計画していましたが、コロナ禍で断念し、春巻き専門店を立ち上げるというアイデアに至ったそうです。オープンからわずか1年あまりで、驚くほどの創作春巻きを生み出し、その数は100種類を超えるとも言われています。週に2種類以上のペースで新しいメニューを開発しており、まさに「春巻き図鑑」のようなインスタグラムも話題です。

お店の最大の特徴は、そのジャンルレスで自由な発想から生まれる春巻きの数々です。お客様の好きなものを具材にして春巻きにするというスタイルで、旅行先で食べたエスニック料理や汁物、鍋料理までも春巻きに仕立ててしまうほど。過去には、博多豚骨ラーメン春巻き、牛すじとビーツのボルシチ春巻き、アールグレイ香るレモンケーキ春巻きなど、おかずからスイーツまで、多種多様な春巻きを提供してきました。揚げ春巻きだけでなく、タコス風生春巻きや牛すき焼き生春巻きといった生春巻きも豊富に揃っています。

定番メニューの中では、10種類の具材が入った王道バトン春巻きが人気です。その他にも、鶏中華おこわ春巻き、3種豆のカレー春巻き、豚しゃぶオクラの生春巻き、レンコンつくねの蒸し春巻き、男爵芋とゴルゴンゾーラ春巻き、牛すき焼き春巻き、広島風お好み焼き春巻きなど、バラエティ豊かな春巻きが楽しめます。デザート系の春巻きとしては、焼きリンゴのシナモン春巻きなども提供されています。

さらに、大海老とフカヒレのリッチ春巻きのような贅沢な一品や、汁なし担々麺といった春巻き以外のメニューも存在し、訪れるたびに新しい発見があるお店です。春巻きの皮を最大限に活かし、様々な料理を包み込んでしまう創造性豊かな『はるまきバトン』は、食の冒険を楽しみたい方におすすめです。

ブルペンは2021年にオープンした立ち食い鮨の店です。

カウンター越しに若い職人さんがきびきびと握る姿が見られ、店名どおり“マウンドに上がる前の肩慣らし”のように、次々と鮨が投げ込まれるように出てくる軽快さが魅力です。

マグロのヅケは、この店のまっすぐな仕事ぶりを象徴する一貫です。ほどよく味を含ませた赤身が舌の上でほどけ、羽釜炊きのシャリが後味を引き締めます。さっと差し込まれる温度と濃度のバランスが秀逸で、最初の一手にふさわしい存在。ビールや日本酒とも相性がよく、立ちのカウンターで思わずもう一貫、とおかわりしたくなる後を引く味わいです。

そのほかにも、松葉ガレイの握り（あん肝と浅葱のせ）は寝かせた身のうまみと濃厚なあん肝のコントラストが魅力で、香りの余韻まで楽しめます。細かく包丁を入れたアオリイカとバフンウニは、ねっとりした甘みと海の香りが重なり、立って食べる時間に小さな贅沢を添えます。揚げたての穴子の揚げおろしは、やさしいだしを含んだ鬼おろしが衣を受け止め、軽やかなコクを残して次の一貫へと気持ちをつなげてくれます。季節で内容は変わるので、その日ならではの“スターティングメンバー”に出会えるのも楽しみです。

「立呑み晩杯屋 武蔵小山本店」は、2009年8月に創業した、武蔵小山が発祥の立ち飲み居酒屋です。

創業当初は武蔵小山駅前の飲食店街「りゅえる」にあった小さな店舗で、センベロ（1000円でべろべろに酔える）ブームの火付け役としても知られています。
その後、武蔵小山駅周辺の再開発に伴い、2015年9月に現在の場所に近い仮店舗へ移転し、現在はパークシティ武蔵小山 ザ・モール1階に路面店として戻っています。

このお店は、「早い・安い・うまい・入りやすい」をコンセプトに、驚異的な価格設定で多くのファンを魅了してきました。1杯目のドリンクからずっと同じ価格で提供されるのが特徴で、多くのフードメニューが100円台という手軽さも魅力です。

「晩杯屋」の最大の特徴は、なんといってもその圧倒的なコストパフォーマンスにあります。フードメニューの約7割が100円台という価格設定は、驚くべき企業努力の賜物です。毎日市場で仕入れる新鮮な魚介類を使ったお造りや、定番の煮込み、揚げ物など、常時約50品ほどのメニューがラインナップされており、そのほとんどが手作りされています。

『がぶ』は、東急目黒線武蔵小山駅から徒歩約2分ほどの場所にある、洋食と丼ものを中心としたお店です。1999年（平成11年）に創業し、以来、地元の人々に愛され続けています。以前は別の場所で営業していましたが、2022年12月11日に現在の場所へ移転オープンしました。移転後も、昔ながらの温かい雰囲気と、変わらぬ美味しさで多くのファンを魅了しています。お店はご夫婦で切り盛りされており、アットホームな空間が広がっています。

武蔵小山駅の商店街から少し歩いたところにある「ちいさなフライパン」は、1991年創業の地域に愛されている洋食屋さんです。

お店の自慢は何といっても、25種類以上もある自家製グラタンです。生クリームを控えめにし、牛乳とブイヨンで仕上げたさっぱりとしたホワイトソースは、最後まで飽きずに食べられると評判なんですよ。このグラタンは、通信販売でも購入できるので、お店の味をご家庭でも楽しめます。

グラタン以外にも、お店の名物として親しまれているのがミックスドリアです。海老や帆立、野菜がたっぷり入った熱々のドリアは、寒い日には特におすすめの一品。また、日替わりランチで提供されるポークソテー和風ソースも人気があります。カリッとした食感とジューシーなお肉に、生姜の効いた和風ソースが食欲をそそります。さらに、お店ではカレーも提供しており、こちらも昔ながらの洋食屋さんの味として親しまれています。

パティスリィ ドゥ・ボン・クーフゥ 武蔵小山本店は、2005年にオープンした、フランス語で「心を込めて」という意味を持つパティスリーです。

武蔵小山駅から徒歩約3分の場所にあり、シックでアンティーク調の落ち着いた店構えが印象的です。1階には、宝石のように美しいケーキが並ぶショーケースがあり、2階のカフェスペースは、モダンな雰囲気ながらもピアノが置かれるなど、上質な大人の空間が広がっています。創業以来、素材にこだわり、手間ひまかけたお菓子作りを続けています。

創業当時からシェフパティシエールを務めていた岩柳麻子さんは、後の2015年に等々力で「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」をオープンするほどの才能の持ち主でした。彼女をはじめ、多くのパティシエたちがここで経験を積み、その技術とイズムが受け継がれています。

人気のメニューは、創業以来愛され続けているカマンベールとマスカルポーネクリームの2層のチーズケーキです。濃厚なチーズの風味と、マスカルポーネのクリーミーさが絶妙に調和した、まさに珠玉の一品。このチーズケーキは、ゴルゴンゾーラチーズを使用したものもあり、甘みと塩味のバランスが楽しめると評判です。

定番のケーキだけでなく、季節ごとに旬のフルーツを使った新作ケーキも登場します。春夏、秋冬とコレクションが展開され、月替わりで店頭に並ぶため、訪れるたびに新しい発見があります。

月替わりで提供される季節のパフェは、まるでコース料理のように、計算し尽くされた構成と見た目の美しさ、そして繊細な味わいは、一度食べたら忘れられない感動を与えてくれます。
例えば、9月にはぶどうを使ったパフェが登場し、10月には栗とショコラを使ったパルフェが予定されています。これらのパフェは個数限定のため、確実に味わいたい場合は予約がおすすめです。

「ネモ・ベーカリー＆カフェ 武蔵小山 本店」は、パン職人である根本孝幸氏が2007年にオープンした、まさに「大人のためのベーカリー」です。根本氏は、「マザーグース」「ポンパドゥル」「オーバカナル」「アトリエ・ドゥ・リーヴ」といった有名ベーカリーでシェフを歴任し、バゲットやクロワッサンで全国1位を獲得した経歴を持つ、パン業界では誰もが知るレジェンド。そんな彼が、これまでの経験とこだわりを結集させたのがこのお店なのです。武蔵小山の商店街から少し離れた、落ち着いた住宅街に店を構えたのは、「この立地なら純粋にパンのおいしさが評価される」という想いから。店内はアンティーク調のおしゃれな空間が広がり、常時70種類ものパンが並びます。

このお店でしか味わえない特別な体験としては、パン職人・根本氏が長年の経験と研究を重ねて生み出す、こだわりのパンの数々が挙げられます。16種類もの小麦を使い分け、自家製天然酵母を使用するなど、素材一つひとつに徹底的にこだわり抜いています。特に、三重県や栃木県で栽培されている希少な小麦「タマイズミ」を使ったトマトフランスは、その強い香りとさっぱりとした味わいが特徴で、飽きずに食べられる逸品です。また、お店のカフェスペースでは、焼きたてのパンをゆったりと味わうことができ、コーヒーや紅茶はもちろん、ビールやワインなどのアルコール類も提供しています。アルコールに合うおつまみもあるので、パンと一緒にお酒を楽しむこともできますよ。

お店の一番人気の料理は、なんといってもパニーニ・パルマ サンドです。フォカッチャ・ローズマリーノに、生ハム、モッツァレラチーズ、ルッコラが挟まれた、見た目も華やかなサンドイッチは、パンの美味しさと具材の新鮮さが絶妙にマッチしています。

その他にも、魅力的なメニューがたくさんあります。例えば、チキンカツサンドは、テレビ番組でも紹介されたことがある、お店の看板メニューの一つ。サクサクのチキンカツとパンの相性は抜群です。また、nemoドックは、約30cmもある豚トロソーセージを、人気のヴィエノワ生地で挟んだボリューム満点の一品で、お子様から大人まで楽しめます。小松菜とシラスのフォカッチャは、生地の食感と具材の旨味、そして隠し味のレモンオイルが爽やかなアクセントになっています。さらには、お子様にも大人気のメロンパンは、外はサクサク、中はフワフワの食感が楽しめます。

「スナック ドリーム」は、東急目黒線武蔵小山駅から徒歩約3分の場所にある、1980年創業の地域に根差したアットホームな雰囲気が魅力のスナックです。

ラ・トリプレッタは2014年に創業したナポリピッツァの専門店で、東京・武蔵小山にあります。店名の由来はサッカーの「ハットトリック」で、スタジアムのような一体感と高揚感を食で分かち合いたい、という思いが込められています。

店の心臓部である薪窯はナポリの名工ステファノ・フェッラーラ氏のものを据え、オーナーでピッツァイオーロの太田賢二さんはナポリの老舗で修業し、世界大会での受賞歴も持つ実力派です。開店からほどなく、評価を集めたことでも知られます。

定番のマルゲリータは、トマトソースにモッツァレッラとバジルという最小限の組み合わせだからこそ、生地の香りと伸び、縁の軽やかな食感、薪の香ばしさが素直に伝わります。「一枚で店の姿勢がわかる」代表格のピッツァで、初めての方にもおすすめです。

ディエゴはトマトソースにツナと赤玉ねぎ、辛口サラミ、仕上げのバジルが重なり、甘みと辛み、香味のバランスが心地よく、食欲をぐっと引き上げます。

海の香りを楽しむならチチニエッリ。静岡県産のしらすにツナとチェリートマトを合わせ、にんにくとオレガノが輪郭を描きます。

乳の旨みを堪能するならクアトロフォルマッジ。モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、リコッタ、グラーナの重層的なコクを、軽やかな生地が受け止めてくれます。

包み焼きのリピエノも印象的で、リコッタや豚バラ肉のコンフィ、燻製スカモルツァの香りが溶け合い、切り分けた瞬間に湯気と香りが立ちのぼります。ピッツァ以外の料理は日替わりのおすすめとして用意され、季節の素材と窯の熱を生かした一皿に出会えるのも楽しみです。

『うなぎ串 梅星』は、2019年11月にオープンした、武蔵小山にある立ち飲みスタイルのうなぎ専門店です。人気のもつ焼き店『豚星』の姉妹店として、その確かな目利きとアイデアで、うなぎ串という新しい食の楽しみ方を提案しています。商店街から少し外れた、落ち着いた雰囲気の場所にひっそりと佇んでいますが、オープン以来、うなぎ好きの間で話題となり、連日多くのお客さんで賑わっています。古民家をリノベーションした店内は、ラジオが流れ、どこか懐かしく温かい雰囲気が漂い、肩肘張らずに立ち飲みを楽しめる空間となっています。

『うなぎ串 梅星』の最大の特徴は、なんといっても「うなぎ串」というスタイルです。うなぎの様々な部位を、一本ずつ丁寧に串に刺し、炭火で香ばしく焼き上げて提供しています。定番の蒲焼や白焼きはもちろんのこと、くりから（うなぎの身を串に巻きつけたもの）やヒレ、カブトなど、普段なかなかお目にかかれない部位まで楽しむことができます。串でいただくことで、うなぎ本来の味をダイレクトに感じられ、さらに炭火の香ばしさが食欲をそそります。一杯飲みながら、ちびちびと色々な串を試していくのが醍醐味です。

お店で一番人気のメニューは、やはりくりから串でしょう。うなぎの身を串に巻きつけたシンプルな一品ですが、香ばしい焼き加減と、パリッとした皮、そしてふっくらとした身のコントラストが絶妙です。タレはしつこくなく、さっぱりとしているため、うなぎ本来の旨味を存分に引き立てています。このくりから串をきっかけに、次々と他の串にも手が伸びてしまうこと間違いなしです。

さらに、『うなぎ串 梅星』では、串焼き以外にも、うなぎ好きを唸らせる逸品が揃っています。特におすすめなのが、鰻アラ煮込み豆腐（通称：半助豆腐）です。これは、関西のうなぎ屋さんでみられる、うなぎの頭の部分（半助）と豆腐、ネギを甘辛く煮込んだ料理で、濃厚なうなぎの旨味がじんわりと染み出した豆腐は、まさに絶品。あっさりしているようで、食べ進めるうちにうなぎの深い味わいが広がります。また、う巻きや肝焼き、肝刺しなども人気で、お酒のつまみにぴったりです。サイドメニューとして白菜ピクルスやナムル、マカロニサラダなども用意されており、うなぎだけでなく、様々なおつまみと共に楽しいひとときを過ごすことができます。

東京、武蔵小山にひっそりと佇む「穂のか」は、2005年3月にオープンした、日本酒をこよなく愛する店主が営む隠れ家のような居酒屋です。

こぢんまりとした温かい雰囲気の店内は、カウンター席と2階のテーブル席があり、まるで自宅に招かれたかのような居心地の良さを感じさせてくれます。開店当初は様々な種類のお酒を取り扱っていましたが、店主の「自分らしさを出したい」という想いから、現在はビール以外は日本酒に特化。全国の小さな蔵元から厳選された、普段なかなかお目にかかれないような希少な日本酒を豊富に取り揃えています。常時50種類以上もの日本酒が並び、その日の気分や料理に合わせて、店主が丁寧に選んでくれるのも嬉しいポイントです。

「穂のか」の料理は、日本酒との相性を第一に考えられた、丁寧な仕事が光る逸品ばかりです。名物料理としてメディアにも度々取り上げられているのが、焼き味噌です。数種類の味噌をブレンドし、提供する日本酒や料理に合わせて味を調整するというこだわりぶり。
この焼き味噌と日本酒を一緒に味わうことで、口の中で広がる奥深いハーモニーは、まさに至福のひとときです。その他にも、旬の食材をふんだんに使ったお造りや、店主の印が押された出汁巻き玉子も人気メニュー。上品で繊細な味わいは、訪れる人々を魅了してやみません。

「穂のか」では、日本酒に合う料理を提供することにこだわりを持っています。例えば、お刺身の盛り合わせは、新鮮な旬の魚介を贅沢に盛り合わせた一品。見た目の美しさだけでなく、魚本来の旨味を存分に味わうことができます。また、梅山豚（めいしゃんとん）の炙り焼きは、ジューシーで柔らかな肉質が特徴。香ばしい香りと共に、豚肉の旨味を堪能できます。さらに、甘めの玉子焼きか京風の出汁巻き玉子を選べる出汁巻き玉子or厚焼き玉子も、ふっくらとした優しい味わいで、日本酒との相性も抜群です。お酒が進むこと間違いなしのメニューが揃っています。

『やぎ』は、1981年（昭和56年）に創業した、武蔵小山にある温かい雰囲気の居酒屋です。女将さんの名前である「八木沼」が店名の由来となっています。創業から40年以上経った今も、地元の方々に愛され続けているお店です。店内はコの字型のカウンター席が中心で、13席ほど。まるでステージのように、カウンター越しには様々な大皿料理が並び、訪れる人々を楽しませています。訪れた際には、常連さんが会計を済ませてくれたり、一緒に乾杯してくれたりと、温かい交流が生まれることも。そんなアットホームな雰囲気が、『やぎ』の魅力の一つです。

『やぎ』に訪れると、まず目に飛び込んでくるのは、カウンターいっぱいに並べられた彩り豊かな大皿料理の数々です。日替わりで10種類前後用意されており、旬の食材を使った家庭的な味付けが特徴です。女将さんが手間暇かけて作っているお惣菜は、どれも優しく、どこか懐かしい味わいがします。演歌歌手や女子プロレスラーのポスターが飾られた店内は、独特のレトロな雰囲気を醸し出しており、訪れる人々をリラックスさせてくれます。これらのポスターの人物が、実際にお店のお客さんとして来店することもあるそうです。

『やぎ』で一番人気の料理は、なんといっても俺のチャーハンです。3本もの激辛青唐辛子が入った、パンチの効いたチャーハンで、その辛さと旨さがクセになると評判です。辛さの調整も可能なので、辛いものが得意な方は、青唐辛子の本数を増やして挑戦するのもおすすめです。

その他にも、『やぎ』では心温まる料理がたくさん楽しめます。例えば、優しい甘さの煮付けがたまらない豚の角煮は、柔らかく煮込まれた豚バラ肉と大根、味付け卵がセットになっています。さらに、一度ジャガイモを潰してからバターなどを加えて揚げた、手間暇かかったポテトフライも人気の一品です。お通しで提供されるゴボウサラダも、まろやかで優しい味わいが特徴で、食卓を彩ります。これらの手作りの温かい料理と、親しみやすい女将さん、そして温かい常連さんとの会話が、『やぎ』でのひとときを特別なものにしてくれるでしょう。

武蔵小山駅のほど近くにある『浜田屋』は、大正14年創業という長い歴史を持つ、地域に根ざした和食のお店です。武蔵小山商店街パルムの入り口という抜群の立地にあり、創業から90年以上にわたり、地元の方々に愛され続けています。創業以来受け継がれてきた「うなぎだれ」は、100年の時を経て熟成された、お店の「命」とも言える自慢のタレです。

お店の最大の特徴は、なんといってもその伝統のタレにあります。100年以上も継ぎ足されてきたというこのタレは、深みのある味わいながらも甘さ控えめで、うなぎの旨味を最大限に引き出しています。この秘伝のタレでいただくうなぎは、ふっくらと柔らかく、香ばしい焼き加減が絶妙です。特に、四万十産の鰻や、希少なブランド鰻である「坂東太郎」を使用したお料理は、その豊かな味わいと肉厚な身が特徴で、多くの食通を魅了しています。

うなぎ以外にも、『浜田屋』には様々なおすすめ料理があります。一番人気の料理としては、旬の魚介や野菜を贅沢に使った天丼が挙げられます。サクサクの衣と新鮮な具材の組み合わせは、うなぎとはまた違った美味しさです。

さらに、親子丼や、刺身の盛り合わせ、鰻の骨せんべいなども人気メニューとして親しまれています。親子丼は創業以来変わらぬ伝統の味で、天丼は曜日ごとに価格がお得になるサービスも行われているようです。鰻の骨せんべいは、香ばしさとポリポリとした食感がクセになり、お酒のお供にもぴったりです。店内は木目を基調とした落ち着いた雰囲気で、カウンター席や2階席もあり、一人からでも気軽に利用しやすい空間となっています。

武蔵小山温泉 清水湯は、1923年（大正12年）創業の歴史ある銭湯です。創業当初は一般的な銭湯でしたが、時代の流れとともに銭湯の衰退を経験しました。しかし、二代目が天然温泉の掘削を決意し、1994年（平成6年）に黒湯温泉が、2007年（平成19年）には黄金の湯が湧き出し、武蔵小山温泉 清水湯は温泉銭湯として新たな価値を見出しました。都会にいながらにして、源泉かけ流しの贅沢な温泉体験ができると評判で、平日の昼間でも多くのお客さんで賑わっています。

この温泉銭湯ならではの特徴は、なんといっても敷地内から湧き出る二種類の源泉を、銭湯価格で楽しめることです。一つは、深さ200メートルから湧き出る、東京でも珍しい澄んだ琥珀色の黒湯温泉です。保湿・保温効果が高く、「美肌の湯」として親しまれています。もう一つは、深さ1500メートルから湧き出す黄金の湯で、塩化物強塩温泉に分類され、ヨウ素成分が豊富に含まれていることから、切り傷や火傷にも効果があると言われています。こちらも「美人の湯」として人気です。

武蔵小山温泉 清水湯では、これらの源泉を贅沢にかけ流しで提供しており、特に黒湯は高濃度ナノバブルを導入し、その効能をさらに高めています。また、黄金の湯は銭湯としては初となる大深度温泉であり、療養泉としても認定されています。これらの二種類の温泉を交互に楽しむ「交互浴」は、さらに効果を高めると言われています。

温泉以外にも、マイルドな遠赤外線サウナや、黒湯源泉を使用した水風呂も人気です。サウナ室はこぢんまりとしていますが、じんわりとした熱感と心地よい発汗作用で、リラックス効果が高いと評判です。水風呂は、黒湯のまろやかな肌触りが特徴で、体を芯から冷やしてくれます。露天風呂では、星空を眺めながらのんびりと温泉を満喫でき、まるで山の温泉に来たかのような風情を味わえます。

さらに、自家製の温泉卵も名物の一つです。温泉でじっくりと半熟に仕上げられた卵は、ここならではの味わいが楽しめます。軽食コーナーでは、温泉卵のほか、国産黒酢ジュースなども販売されており、入浴後のリフレッシュにぴったりです。

Cafe Xperienceは、2024年10月に武蔵小山駅の近くにオープンしたばかりの新しいカフェです。

元会社員だった店主がオーストラリアでバリスタの資格を取得し、その経験を活かして開店しました。
お店は後地交差点の角にあるマンションの1階にあり、こぢんまりとしたアットホームな雰囲気が魅力です。打ちっぱなしの壁に草木をあしらった内装で、約6.5坪の空間にはカウンター席とテーブル席があります。

番組のロケで公認になった清水湯帰りの特製コーヒー牛乳が味わえます。

井ノ原快彦・アド街