【アド街ック天国】石神井公園『ランキングTOP20』で注目のお店まとめ

2025年7月19日放送の【出没！アド街ック天国】で紹介した、石神井公園の『ランキングTOP20』から注目のロケ地・お店をまとめて紹介します。

石神井公園の「むさしのエン座」は、2010年3月28日に練馬区立石神井公園ふるさと文化館内にオープンした、武蔵野うどんのお店です。以前は石神井台にお店を構えていましたが、移転して新しい場所で営業を再開しました。練馬の歴史や食文化に触れられる博物館の中にあり、お店の名前「エン座」は、円卓のように人々が集まる場所でありたいという想いが込められているそうです。

練馬で採れた地元の野菜を練り込んだ、彩り豊かなうどんが名物で、特に、練馬大根の葉を練り込んだ緑色の麺や、紫芋を練り込んだ赤色の麺は、見た目にも美しく、味わいにも深みを与えています。小麦の風味を大切にした手打ち麺で、しっかりとしたコシとつるみがあり、噛むほどに小麦の甘みが広がります。お店では、地元で採れた小麦をブレンドし、地元で製粉したこだわりの粉を使用しています。

お店の一番人気の料理は、釜あげうどんです。シンプルながらも、うどん本来の味と食感を存分に楽しめます。また、糧うどんも名物で、練馬大根の葉を練り込んだ麺に、豚肉や野菜などが乗っており、食べ応えのある一品です。

moumou THE FAMOUS DELI（ムームー ザ フェイマスデリ）は、西武池袋線石神井公園駅から徒歩約2分と、駅チカでアクセスしやすい場所にある2023年10月オープンのサンドイッチと手作り総菜のお店です。

moumou THE FAMOUS DELIの最大の特徴は、なんといってもそのサンドイッチのボリュームです。一口かじれば、具材の美味しさとパンの相性の良さに驚かされることでしょう。特に、自家製パストラミビーフのサンドイッチは、まるでジューシーなステーキにかぶりついているような満足感があると評判です。その他にも、国産鶏肉と目玉焼きのガパオサンドや、BLTサンドウィッチなども人気メニューとして挙げられます。テイクアウトだけでなく、店内でも食事ができるので、購入したサンドイッチを石神井公園でピクニック気分で楽しむのもおすすめです。

サンドイッチ以外にも、手作りのお惣菜も豊富に取り揃えています。日替わりのお惣菜メニューは、店主の料理の腕前とセンスが光る一品ばかりです。また、同店は「The PERFECT黒ラベル」の認定店でもあり、美味しいビールも楽しむことができます。お店の雰囲気は明るく、店主の明るいキャラクターも魅力の一つで、ついつい長居したくなるような温かい空間が広がっています。

さらに、moumou THE FAMOUS DELIでは、アメリカンダイナーのようなメニューの他に、日替わりのおつまみメニューも用意されています。これらは、お酒好きにはたまらない、ちょうど良いラインナップとなっています。地元の方々はもちろん、石神井公園を訪れる人々にとっても、新しい発見と楽しみを提供してくれるお店と言えるでしょう。

「ブーランジェリー パルク シャクジイ」は、2020年のオープン以来、焼き上げられるパンは、その美味しさと温かい雰囲気で多くのお客様を魅了しています。

数あるパンの中でも、特に人気を集めているのがクロワッサンです。サクサクとした軽い食感と、バターの風味が口いっぱいに広がる贅沢な味わいは格別で、いくつでも食べられてしまいそうな軽やかさが魅力です。

また、季節のフルーツをたっぷり使ったデニッシュもおすすめです。サクサクの生地に、ジューシーなフルーツの甘みが絶妙なバランスで調和しており、見た目も華やかなので手土産にもぴったりです。

さらに、定番人気のカレーパンも外せません。外はカリッと、中はとろりとしたカレーがたっぷり詰まっており、一口食べればその美味しさに驚くはずです。ピリッとしたスパイスと、パン生地の甘みが絶妙なハーモニーを奏でます。その他にも、しっとりとしたあんぱんや、香ばしいメロンパンなど、昔ながらの定番パンも丁寧に作られており、どれも素材の味がしっかりと感じられる逸品ばかりです。バラエティ豊かなラインナップは、きっとお気に入りのパンが見つかるはずです。

「リリー」は、1963年（昭和38年）に創業された、今年で60年を超える歴史を持つ純喫茶です。半地下にある店内は、アーチを描く窓から柔らかな光が差し込み、ゆったりとした時間が流れています。重厚感のある円形のカウンター席や、落ち着いた雰囲気のテーブル席があり、訪れる人を温かく迎えてくれます。

リリーのサイフォンで丁寧に淹れられたコーヒーは、ほんのりとした甘みが心地よいアイスコーヒーは、すっきりと喉を潤してくれます。

茶房 珈路は、1976年に創業した、石神井公園駅近くにある自家焙煎珈琲専門店です。

都心の喧騒から離れた落ち着いた雰囲気の店内は、まるで一流ホテルのラウンジのような、ゆったりとした空間が広がっています。広々とした店内に配されたテーブル席やカウンター席は、くつろぎのひとときを過ごすのにぴったりです。店内の至る所に飾られた有田焼や伊万里焼の器も、このお店の格調高さを物語っています。

こちらのお店最大の特徴は、マスターが豆の選別から天日干し、焙煎、そして一杯ずつ丁寧に淹れるまでの全ての工程に、徹底的にこだわり抜いている点です。

約40種類にも及ぶ世界のコーヒー豆は、農園名まで明記されており、コーヒー好きにはたまらない品揃えとなっています。一杯ずつ心を込めて淹れられるコーヒーは、提供までに時間がかかることもありますが、その分、格別な美味しさを堪能できます。コーヒーを淹れ終えた後には、必ずマスター自身がテイスティングを行い、納得のいく一杯でなければ淹れ直しをするという徹底ぶりです。

コーヒーの味わいについては、産地や農園ごとの個性を活かした、丁寧な仕事ぶりがうかがえます。例えば、タンザニア・カンジラルジ農園のコーヒーは、ダイナミックさと丁寧さが両立した味わいで、雑味のないクリアな飲みごたえが楽しめます。また、マスターコーヒーは、すっきりとした飲み口ながらも奥深い味わいが特徴で、透明感のある美味しさが口いっぱいに広がります。

コーヒー以外にも、こだわりのスイーツが用意されています。中でもバスクチーズケーキは、濃厚でありながらも食感が軽やかで、まろやかな味わいが特徴です。コーヒーとの相性も抜群で、至福のひとときを演出してくれるでしょう。また、メニューには限定のコーヒーや、小城羊羹といった、お店のこだわりが感じられる品々が並びます。

豊島屋は、石神井公園の豊かな自然の中に佇む、大正元（1912）年創業の歴史ある休憩所です。創業は石神井公園が開園する以前、大正時代にまで遡ります。豊島氏が石神井城を築いたことに由来するとも言われる店名には、長い歴史と地域に根ざした風情が感じられます。かつては昭和天皇が皇太子時代に立ち寄られたというエピソードもあり、その歴史の重みを感じさせます。

店内は、風が吹き抜ける開放的な空間が広がり、畳の座敷席も用意されているため、ゆったりとくつろぎながら公園の景色を楽しむことができます。ただし、店内は撮影禁止となっていますので、思い出は心に刻むのが良いでしょう。

コンビニが少ない公園内において、飲み物や軽食を手軽に購入できる休憩所としても重宝されています。子連れでの利用にも最適で、お座敷席は赤ちゃん連れでも安心して利用できるのが嬉しいポイントです。夏にはかき氷も提供されるとのこと、季節ごとの楽しみもあります。

豊島屋でぜひ味わっていただきたいのが、漫画「孤独のグルメ」でも紹介されたカレー丼です。このカレー丼は平日限定メニューとのことですので、訪問の際はご注意ください。また、おでんも人気メニューの一つで、じっくり煮込まれたおでんは心も体も温まります。このおでんは、子供の頃から食べ慣れているという地元の方も多く、世代を超えて愛される味であることがうかがえます。

その他にも、チャーシューメンやざるそば、冷やし山菜うどんなどもおすすめです。特にチャーシューメンは人気が高く、早い時間に売り切れてしまうこともあるようなので、早めの時間帯に訪れるのが良いかもしれません。煮込みや枝豆、ソーセージなども提供されており、公園を眺めながら、ビールや熱燗と共に楽しむのも至福のひとときでしょう。懐かしい味わいのハートチップルもありますので、昔ながらの雰囲気を味わいたい方にもおすすめです。

豊宏湯は、昭和初期創業の歴史ある銭湯です。大正時代に建てられた建物を、昭和21年（1946年）に初代のご主人が買い取り、屋号を新たに創業しました。現在では3代目が店を切り盛りしており、浴場は1963年に建て替えられましたが、浴室の裏側や釜場などには、大正時代の面影が随所に残っています。都会の喧騒から少し離れた路地裏に佇み、昔ながらの銭湯の風情が多くの人を惹きつけています。

豊宏湯の最大の特徴は、その温かい雰囲気と、番台を女性陣が切り盛りしていることです。女将さん、若女将さん、そして75年以上番台に立ち続けている叔母様の3人で、常連さんからは「佼子おばちゃん」と親しみを込めて呼ばれる方もいらっしゃるそうです。

豊宏湯では、地下水を薪で沸かした、懐かしい湯心地の温泉を提供しています。特に、熱めの湯がお好きな方にはたまらない、「あつ湯」と「通常温度湯」の2種類が用意されており、体感温度は45度ほどもあるとのことです。これは「地獄湯」と呼ばれるほどの熱さで、初めて訪れた方は驚くかもしれませんが、その熱さを乗り越えた先には、格別な爽快感が待っています。サウナはありませんが、この熱いお湯と、17℃に保たれた水風呂を交互に楽しむのが豊宏湯流の楽しみ方です。

石神井公園にある「筆工房 亀井」は、江戸時代から続く伝統的な筆づくりの技術を受け継ぐ工房です。初代の亀井寿兵衛（かへえ）氏が京都出身で、江戸筆の礎を築いたことから始まりました。その後、二代目の辰三氏、三代目の清氏へと技術が受け継がれ、四代目正文氏の時代に「筆工房 亀井」として独立し、現在の五代目、暁央（あきお）氏へとその技が引き継がれています。職人たちの手によって一本一本丁寧に作られる筆は、書く人のことを想い、素材選びから製造工程まで、こだわり抜かれています。

筆工房 亀井の最大の特徴は、江戸筆ならではの「捌き筆」という技法にあります。これは、筆の根元まで墨をつけながら書くことで、はねや払いをきれいに表現できるというものです。他の地域の筆づくりが分業制であるのに対し、江戸筆は一貫して一人の職人が全ての工程を手がけるため、使う人の個性に合わせた細やかな筆づくりが可能です。例えば、書家の先生の仕事ぶりをじっくりと見て、その筆法に合った筆を tailor-made で作るといったことも行われています。この、使う人と一体となる筆づくりへのこだわりが、筆工房 亀井の筆を特別なものにしています。

練馬区石神井町に店を構える「麺処 井の庄」は、2006年にオープンして以来、濃厚でインパクトのあるラーメンを提供し続けている人気店です。

「井の庄」の代名詞ともいえるのが、オリジナルの辛魚粉やラー油をふんだんに使った「辛辛魚」シリーズです。この「辛辛魚」は、その刺激的な辛さと魚介豚骨スープの濃厚な旨みが絶妙に絡み合い、一度食べたらやみつきになる美味しさで、コンビニエンスストアでカップ麺としても販売されるほど、全国的に知名度が高く、多くの食通を唸らせています。

辛さの調整も可能ですが、普通でもかなりの辛さなので、辛いものが苦手な方は控えめにするのがおすすめです。

る「PIZZERIA GTALIA DA FILIPPO（ピッツェリア ジターリア ダ フィリッポ）」は、2006年にナポリで開催された世界ピッツァ選手権で最優秀賞を受賞した実力派のピッツェリアです。

オーナーシェフの岩澤さんは、当初、都会の有名店を候補に探していましたが、ご縁があって石神井のこの地にお店を構えることになったそうです。石神井は近隣に農家が多く、作り手の顔が見える新鮮で安心・安全な野菜を使えることに魅力を感じたのが決め手でした。地元練馬の食材を大切にし、地域に根ざしたお店づくりを目指しているそうです。

お店の最大の特徴は、なんといってもそのピッツァ生地にあります。日本で唯一、EUの伝統的特産品保証（STG）をクリアした北海道産小麦を独自に開発し、使用しています。この特別な生地は、噛むともちもちとした食感と、芳醇な小麦の香りと甘みを楽しめるのが魅力です。

そんなこだわりの生地を使ったピッツァは、世界大会で数々の受賞歴を誇ります。特に、「マルゲリータ武蔵野STG」は、武蔵野の地粉と北海道産小麦、契約農家のトマト、水牛モッツァレラ、イタリア産エクストラバージンオイル、長期熟成パルミジャーノ・レッジャーノ、そして香りの高いバジリコと、すべての食材にこだわり抜いた看板メニューであり、お店の歴史を大切にしているピッツァです。

2015年に世界ナポリピッツァ選手権で2位を受賞した「NERIMAピッツァNMP」は、お店オリジナルの自家製ソーセージと季節の青菜、そして燻製モッツァレラチーズが使われており、その組み合わせが絶妙だと評判です。また、ピッツァ以外にも、地元の野菜をふんだんに使った料理も人気です。特に、「大泉学園 山口さんちのトマトをフレッシュでたっぷりからめたスパゲッティ」は、練馬野菜の甘みと旨味を活かした一品で、多くのファンを魅了しています。

石神井公園にある「ブロンディール」は、まるでパリの街角に迷い込んだようなモダン雰囲気を持つパティスリーです。

オーナーシェフの藤原和彦氏は、15歳から洋菓子店でアルバイトを始め、フランスでの修行経験も積んだ実力派。銀座の有名店「アンジェリーナ」でモンブランの技術を磨き、フランス・ロレーヌ地方のショコラティエ「オ・パレ・ド・ドール」でも腕を磨きました。その後、都内の人気店で経験を積み、2004年に埼玉県ふじみ野市で「ブロンディール」をオープン。2015年に現在の地である練馬区石神井公園に移転し、多くのファンを魅了し続けています。

ショーケースには、季節ごとに約3分の1が入れ替わる常時20～25種類のケーキが美しく並びます。

定番のモンブランやシュークリームといったクラシックなケーキはもちろん、旬の素材を活かした創作ケーキも楽しめます。また、ケーキだけでなく、ヴィエノワズリー、ショコラ、焼き菓子、コンフィチュール、キャンディなど、豊富なラインナップも魅力です。

モンブランは、栗本来の自然な甘さを活かした上品な味わいで、中のメレンゲのサクサクとした食感がアクセントになっています。

そのほかにも、シュー生地にカスタードクリームがたっぷり詰まったシューアラクレームは、購入後にクリームを注入してくれるので、いつでもできたてのような美味しさを楽しめます。

さらに、サクサクとした香ばしいタルト生地に、甘みたっぷりの苺とカスタードクリームが絶妙なバランスで組み合わさったタルト・フレーズもおすすめです。苺のジューシーさとタルトの食感が楽しめます。

「パティスリー アブルーム」は、2011年10月に石神井公園駅の近くにオープンした、こだわりのスイーツを提供する洋菓子店です。

ショートケーキには、口どけの良いスポンジと、乳の香りにまでこだわった数種類の生クリームをブレンドして使用しています。

名物のシュークリームは、岩手県産の牛乳と栃木県産の卵を使い、選び抜かれた生クリームと薄力粉で作られています。サクサクとしたシュー生地に、カスタードクリームと生クリームを絶妙にブレンドしたクリームがたっぷりと絞られており、シンプルながらも素材の良さが際立つ美味しさです。

井ノ原快彦・アド街