【アド街ック天国】根津『ランキングTOP20』で注目のお店まとめ

2025年5月31日放送の【出没！アド街ック天国】で紹介した、根津の『ランキングTOP20』で注目のお店をまとめて紹介します。

『ボンジュールモジョモジョ』は、2011年10月に東京・根津の静かな路地裏にオープンした、動物パンで知られる小さなベーカリーです。店主の大平由美さんは、福島県いわき市で三代続くパン屋の家に生まれ育ち、東京で料理を学んだ後、イタリアンレストランでの経験を経て独立しました。彼女の愛称「モジョちゃん」が店名の由来となっています。

このお店の最大の特徴は、20種類以上の動物を模したパンたちです。うさぎ、ねこ、カニ、てんとう虫、いもむしなど、見た目の可愛らしさだけでなく、それぞれの中身にもこだわりがあります。例えば、うさぎのクリームパンは、なめらかなカスタードクリームがたっぷり詰まっており、開店当初からの人気No.1商品です。また、ねこのパンにはさつまいもあん、カニのパンにはカニクリームコロッケの具が入っており、見た目と味の両方で楽しませてくれます。

さらに、動物パン以外にも魅力的な商品が揃っています。ソフトフランスは、外は柔らかく中はもちっとした食感が特徴で、バターの代わりにショートニングを使用し、素朴な味わいを再現しています。また、ちくわサラミは、ちくわの中にサラミを詰めたユニークな惣菜パンで、食感と香りの組み合わせが新鮮です。

その他にも、てんとう虫のパンにはいちごジャムがたっぷり詰まっており、薄めの生地とのバランスが絶妙です。はりねずみのパンは焼きカレーパンで、スパイシーなカレーがしっかりと詰まっています。また、いもむしの3色パンは、粒あん、いちご、クリームの3種類のフィリングが楽しめる贅沢な一品です。

『ねづくりや』は、2022年3月30日に東京都文京区根津で開業した食堂兼居酒屋です。「まちの学び舎」をコンセプトに掲げ、地域の人々が集い、語らい、学び合う場として親しまれています。店内では、地元の食材を活かした料理や、各地の特産品を取り入れたフェアを開催し、食を通じた地域交流を積極的に行っています。

『ねづくりや』の特徴は、日替わりで提供されるおばんざいです。カウンターには和洋さまざまなおばんざいが並び、来店するたびに新しい味に出会えます。特に人気の「大人のハッピーセット」は、日替わりのおばんざい3種とメイン料理1品に、選べるドリンクが付いたセットで、バランスの良い食事を楽しめます。

そのほかの人気メニューには、地元の味噌屋「秋田屋」の味噌を使用した「まぐろのなめろう」や、なめらかな口当たりの「美し豆腐のなめろう」があります。また、「いぶりがっこクリームチーズ」や「鹿のレバーペースト」など、お酒との相性が良い一品料理も豊富に取り揃えています。

さらに、「プルプる温(on)玉のポテサラ」や「丸ごとトマトの冷やしおでん」など、季節感あふれる料理も楽しめます。「焼き茄子のブルスケッタ」や「特製マルゲリータ」など、和洋折衷のメニューもあり、幅広い世代に支持されています。

『ル・クシネ』は、東京都文京区根津にあるフランス菓子店で、2014年11月にオープンしました。根津駅から徒歩約5分、根津神社の表参道である藍染大通り沿いに位置し、藤のツタが絡まった古民家風の建物が特徴的です。

春には藤の花が咲き、夏には緑が生い茂り、通行人の目を楽しませてくれます。平日は「シュークリーム屋」として営業することもあるようです。店名の「ル・クシネ（LeCoussinet）」は、フランス語で「猫の肉球」を意味し、店主の遊び心が感じられます。

『ル・クシネ』の名物は、石窯シューです。このシュークリームは、注文後にクリームを詰めて提供されるため、賞味期限はわずか60秒とされています。シュー生地は石窯で焼かれており、カリッとサクッとした香ばしい食感が特徴です。

中のカスタードクリームは濃厚で、バニラの香りが豊かに広がります。アーモンドの香りがアクセントとなり、シュー生地との相性も抜群です。この石窯シューは、1日3〜4回の焼き上がり時間に合わせて限定販売されており、焼きたてを求めて多くの人が行列を作ります。店頭で「シュークリーム焼きあがります！」と声をかけると、人々が集まってくる光景が見られます。その場で食べることを伝えると、紙に載せたまま手渡され、ベンチで楽しむことができます。焼きたてのシュークリームは、他では味わえない特別な体験を提供してくれます。

石窯シュー以外にも、『ル・クシネ』には魅力的なスイーツが揃っています。エクレールキャラメルは、分厚いシュー生地に濃厚で苦味のあるキャラメルフォンダンが塗られ、エスプレッソクリームがぎっしり詰まった大人向けのエクレアです。

シャンピニオンは、レアチーズの中にフランボワーズのソースが入っており、トップには緩めの生クリームがのっています。

ミエルエテは、蜂蜜の優しい甘さとレモンの酸味が爽やかなムースで、底にはシロップ漬けのスポンジが敷かれています。これらのスイーツは、味が濃くはっきりしており、甘いもの好きには価格以上の満足感が得られると評判です。また、天然酵母のパンも販売されており、ケーキとともに楽しむことができます。

営業日は金・土・日の週末限定で、営業時間は金・土が11:00〜21:00、日が11:00〜17:00となっています。

『をことて』は、2022年11月に東京・文京区根津に開店した和食と日本酒の専門店で、根津神社からほど近い閑静なエリアにあります。店名は日本語の助詞「てにをは」に由来し、料理・人・酒・空間が心地よく繋がる場を目指して名付けられました。店内は木の温もりを感じる床と白・ブラウンのコントラストが映える落ち着いた空間で、カウンター6席とテーブル2卓（最大10名まで対応）を備えています。営業時間は18:00～23:00で、水曜日が定休日です。また、日曜日のみ11:30～14:00にランチ営業を行っており、コース料理を提供しています。

上野根津｜和食日本酒「をことてwokotote」根津神社すぐ

上野根津｜和食日本酒「をことてwokotote」根津神社すぐ

『をことて』の最大の特徴は、旬の食材を活かした和食コースと、それに合わせた日本酒のペアリングです。店主は会席料理を学び、繊細で滋味溢れる料理を提供しています。例えば、造りには米麹と魚醤のタレを使用し、酒肴の盛り合わせには焼物や揚げ物も添えるなど、一手間かけた料理が特徴です。また、店内にはギャラリースペースがあり、料理を彩る器を展示・販売しています。その日のコースで使用された器にときめきを感じたら、購入することも可能です。

文京ソコヂカラ公式サイト|【公式】文京区のお店紹介サイト

上野根津｜和食日本酒「をことてwokotote」根津神社すぐ

人気の料理の一つに、昆布塩でいただくふぐ刺しがあります。新鮮な刺身とすっきりした辛口の日本酒との相性が抜群で、訪れる多くの方に好評です。また、日曜日限定のランチコースは、手頃な価格で本格的な和食を楽しめると評判です。

そのほかの名物料理としては、季節の小鉢や出汁の繊細な旨味が感じられる先付け、焼物や揚げ物を盛り合わせた酒肴などがあります。これらの料理は、見た目も美しく、素材の味をしっかり愉しめるよう丁寧に作り込まれています。また、店主厳選の日本酒や国産ワイン、ノンアルコールカクテルなど、飲み物も多数取り揃えており、料理とのペアリングを楽しむことができます。

『根津のたいやき』は、昭和32（1957）年に創業したたい焼き専門店で、東京都文京区根津にあります。もともとは人形町の老舗「柳屋」の支店として開業し、2000年に独立して現在の店名となりました 。創業以来、一匹ずつ丁寧に焼き上げる「一丁焼き」の製法を守り続け、地元の人々や観光客に親しまれています。

このお店の最大の特徴は、薄皮でパリッと香ばしく焼き上げられたたい焼きです。焼き型からはみ出した生地の焦げ目は、ハサミで丁寧にカットされ、美しい仕上がりとなっています 。中には甘さ控えめの粒あんがたっぷり詰まっており、あんこのみを購入する常連客もいるほどの人気です 。

メニューはシンプルにたい焼きのみで、他の商品は取り扱っていません 。そのため、素材の良さと職人の技が際立ち、一つ一つのたい焼きに対するこだわりが感じられます。

また、たい焼きの他に、予約をすればあんこのみの販売も行っています 。このあんこは、たい焼きと同様に甘さ控えめで上品な味わいが特徴です。

営業時間は10時15分から14時までで、売り切れ次第終了となります 。定休日は不定休ですが、土日祝日は休業となることが多いため、訪問の際は事前に確認することをおすすめします。根津神社から徒歩5分ほどの場所にあり、参拝後の立ち寄りスポットとしても人気です。

大正14（1925）年創業

『大学芋なり駒』は、東京都文京区根津にある、2022年オープンのさつまいも菓子専門店です。このお店のご主人の齊藤さんは実家がサツマイモの問屋さん。根津神社からほど近い場所に位置し、地元の人々や観光客に親しまれています。

このお店の特徴は、シンプルながらも素材の良さを活かしたさつまいもスイーツが名物で、定番の大学芋は、外はカリッと、中はホクホクとした食感が楽しめる一品です。また、チップスのようなカリカリとした食感のスイーツや、スイートポテトも人気があります。これらの商品は、さつまいもの自然な甘さを引き出しており、濃いめのコーヒーとの相性も抜群です。

大学芋以外にも、なり駒のカリカリやスイートポテト、干し芋など、さつまいもを使った多彩な商品が揃っています。これらの商品は、100g単位での販売や個数限定での提供となっており、手土産やおやつとしても最適です。

さらに、干し芋は小サイズと大サイズが用意されており、さつまいもの旨味が凝縮された一品です。これらの商品は、素材の味を大切にし、添加物を極力使用せずに作られているため、健康志向の方にもおすすめです。

『根津 焼鳥 照隅』は、2015年に文京区根津で開業した焼鳥専門店で、東京メトロ千代田線・根津駅から徒歩1分というアクセスの良さが魅力です。店主の杉本浩一郎さんは、大衆焼鳥店での修業を経て、2007年から名店「蘭奢待（らんじゃたい）」で現代的な焼鳥の技術を習得し、その後イタリア料理の道にも進んだという異色の経歴を持ちます。これらの経験を活かし、焼鳥の新たな可能性を追求する店として注目を集めています。

照隅の最大の特徴は、秋田県大館市産の比内地鶏を丸ごと一羽仕入れ、店内で丁寧に捌いて提供する点です。この地鶏は、引き締まった肉質と豊かな旨味が特徴で、紀州備長炭を使用して絶妙な火加減で焼き上げられます。また、部位ごとに異なる筋の入り方を見極め、肉の繊維が歪まないように串を打つなど、細部にまでこだわった職人技が光ります。

照隅では、焼鳥だけでなく、一品料理にも力を入れています。例えば、レバーパテやよだれ鶏、ささみの風干しなど、鶏の旨味を引き出した料理が揃っています。これらの料理は、焼鳥との相性も抜群で、食事の幅を広げてくれます。

さらに、照隅では、抱き身やぼんじり、チーズなどの串焼きが人気です。特に抱き身は、鶏むね肉の概念を覆す柔らかさと深い味わいで、多くのファンを魅了しています。また、白レバーのパルフェやソリレスなど、他ではなかなか味わえない逸品も提供されています。

照隅の店内は、木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気で、カウンター席からは職人の技を間近で楽しむことができます。焼鳥と相性の良いワインや日本酒も豊富に取り揃えており、食事とのペアリングも楽しめます。

『根津 釜竹』は、東京都文京区根津にある、2005年のオープンの釜揚げうどんと日本酒の専門店です。明治43年に建てられた実業家の石蔵を移築・改装し、建築家・隈研吾氏の設計により、現在の趣ある佇まいとなりました。店主の平岡 良浩さんが切り盛りしています。

店内は、蔵の中に設けられた掘りごたつ席と、庭園を望む大テーブルのホール席で構成されており、四季折々の景色を楽しみながら食事ができます。以来、谷根千エリアの散策途中に立ち寄る人々に親しまれています。

『根津釜竹』の最大の特徴は、メニューのシンプルさにあります。提供されるうどんは、釜揚げうどんとざるうどんの2種類のみで、それぞれ太麺と細麺から選ぶことができます。麺は注文ごとに丁寧に茹で上げられ、特に太麺はコシが強く、もちもちとした食感が特徴です。薬味として、ねぎ、生姜、揚げ玉、七味が提供され、つけ汁に順番に加えることで、味の変化を楽しむことができます。

人気の釜揚げうどんは、熱々の麺を特製のつけ汁でいただくスタイルで、出汁の旨味が際立つ一品です。また、ざるうどんは、つややかな麺の喉越しと、しっかりとしたコシを楽しめます。細麺は茹で時間が長くなるため、提供に時間がかかることがありますが、その分、繊細な食感を味わうことができます。

うどん以外の一品料理も充実しており、鴨ロースは、うどんの出汁をアレンジしたジュレが特徴で、風味豊かな味わいが楽しめます。また、天ぷらの盛り合わせは、海老と季節の野菜を胡麻油でカラッと揚げており、サクサクとした食感と素材の旨味が堪能できます。さらに、数量限定のごま豆腐や出汁巻き卵など、うどんとの相性が良い料理も揃っています。

『蕎麦 松風』は、2018年12月に文京区根津に開店した十割蕎麦の専門店です。店主の山田一良さんは、埼玉県の実家で小学生の頃から蕎麦屋の手伝いをしていた経験を持ち、大学卒業後は八芳園に就職。その後、品川御殿山の本家「松風」で修業を積み、根津の地で独立開業しました。店内は白木のカウンターと小さなテーブル席があり、清潔感と温かみのある雰囲気が特徴です。

『蕎麦松風』の最大の特徴は、店内に設置された大きな石臼で自家製粉された十割蕎麦です。この石臼挽きの蕎麦は、細めながらもしっかりとしたコシと豊かな風味があり、蕎麦本来の味わいを堪能できます。また、蕎麦前の一品料理にも力を入れており、出汁やかえしを活かした本格的な料理が揃っています。

人気メニューの一つが山菜と海老の天せいろです。揚げたての海老天と旬の山菜が添えられたこの一品は、サクサクとした食感と蕎麦の風味が絶妙にマッチしています。また、牛蒡のかき揚げぶっかけ蕎麦も人気で、香ばしい牛蒡のかき揚げと冷たい蕎麦の組み合わせが、暑い季節にぴったりの一品となっています。

その他にも、名物小エビと旬菜のかき揚げは、プリプリの小エビと季節の野菜を使ったかき揚げが特徴で、蕎麦との相性も抜群です。また、ピンクグレープフルーツ冷かけ蕎麦は、甘酸っぱいピンクグレープフルーツと冷たい蕎麦の組み合わせが新鮮で、女性客にも好評です。

『蕎麦松風』は、根津駅から徒歩約6分の場所にあり、営業時間は火曜日から土曜日の11:30〜14:00と17:30〜21:00です。定休日は日曜日と月曜日となっています。

『車屋』は、東京・根津の路地裏に佇む、1978（昭和53）年創業の老舗居酒屋です。初代から続く家族経営で、現在は三代目の大将が店を切り盛りしています。

東大教授が絶賛する料理を手がけるのは柳井一成さん。長年 銀座ろくさん亭の料理長を務めました。

大将は、かつて「和の鉄人」として知られる道場六三郎氏の下で修業を積んだ経験を持ち、その技術を活かした料理が評判を呼んでいます。店内は、カウンター席とテーブル席があり、二階には座敷も完備。落ち着いた雰囲気の中で、心温まるひとときを過ごせます。

この店の名物料理は、鯖の一本寿しです。脂の乗った鯖を絶妙な塩加減と締め加減で仕上げ、一本丸ごと提供されるこの寿司は、見た目のインパクトとともに、その美味しさで多くの常連客を魅了しています。限定20食のため、早めの注文が推奨される一品です。

他にも、大玉子焼きは、ふんわりとした食感と優しい味わいで人気の一品です。出汁の風味が効いたこの玉子焼きは、シンプルながらも奥深い味わいが特徴です。

また、穴子天は、外はサクサク、中はふっくらとした食感が楽しめる逸品です。程よい塩加減で、素材の旨味を引き立てています。あん肝は、濃厚な味わいと滑らかな舌触りが特徴で、日本酒との相性も抜群です。さらに、米茄子揚出しは、揚げた茄子に出汁をたっぷりと染み込ませた一品で、優しい味わいが心を和ませてくれます。

『根津松本』は、2006年に松本秀樹さんが創業した鮮魚専門店で、東京都文京区根津に本店を構えています。

松本さんは北海道の鮮魚店の家に生まれ、デパートの高級鮮魚店勤務を経て独立しました。彼の目利きによって選ばれた「一の線」と呼ばれる最高品質の魚のみを取り扱い、素材を見極め、最適な手当を施す徹底したこだわりで、日本全国から魚好きたちが訪れます。

根津松本の特徴は、松本氏の卓越した目利きによる仕入れと、徹底した品質へのこだわりです。

彼は築地市場に足繁く通い、仲卸業者と粘り強く交渉し続けた結果、次第に「その朝の一番の魚」を仕入れることができるようになりました。また、魚の仕入れに際しては、魚の「オーラ」を見ると語っており、内から出る力のようなものを感じ取って選んでいるそうです。さらに、魚の下処理にも徹底的にこだわり、小骨を抜くなど丁寧な作業を施し、干物もすべて自家製で提供しています。

根津松本で人気の料理の一つが、毎週水曜日限定で販売される海苔弁当です。この弁当は、無肥料・無農薬で作付けされた会津白虎米を使用し、伊勢湾産の無酸処理初摘み海苔を散らしています。主菜には北海道厚岸産の紅鮭や銀鱈の西京漬け、愛知産の鯛ちくわの磯辺揚げなどが含まれ、すべての素材が厳選されています。また、卵焼きは出汁巻き玉子に変更され、白いご飯に合う味わいを追求しています。

その他の名物料理としては、特製ちらし寿司が挙げられます。このちらし寿司には、天草の車海老、三陸の自家製蒸しアワビ、北海道昆布森のウニ、三陸のホタテ、明石のヒラメ、佐賀のコハダ、対馬の煮穴子、大間の本マグロの赤身と中トロなどが贅沢に盛り込まれています。酢飯には特別自然栽培の白虎米を使用し、古代酢と赤酢で味付けされています。また、季節の干物詰め合わせや銀鱈の西京漬けなども人気商品で、オンラインストアで購入可能です。

『はん亭 根津本店』は、東京都文京区根津にある串揚げ専門店で、1917年（大正6年）に建てられた木造三階建ての建物を利用しています。

昭和55（1980）年創業に串揚げ店として開業しました。現在では、国の登録有形文化財に指定されており、歴史的な趣を感じながら食事を楽しむことができます。

このお店の特徴は、総欅造りの三階建ての建物で、下町情緒あふれる雰囲気の中で食事ができる点です。串揚げは、特注の細かいパン粉を使用し、やや低めの温度で揚げることで、さっぱりとした仕上がりになっています。また、串揚げの合間には、季節の野菜スティックや自家製の肉味噌などの箸休めが提供され、食事の楽しみを一層引き立てます。

人気の料理としては、ランチタイムに提供される「はん亭の昼膳」があります。これは、串揚げ8種とお食事、デザートまでのコースで、前菜2品や野菜スティック、自家製肉味噌などが含まれています。ディナータイムには、「はん亭コース」があり、串揚げ12種に加え、箸休めやお茶漬け、デザートがセットになっています。

その他の名物料理としては、季節ごとに変わる串揚げが挙げられます。例えば、春にはたらの芽、夏には稚鮎、秋には栗、冬には牡蠣など、旬の食材を使用した串揚げが提供されます。また、海老の紫蘇巻きや蓮根の肉詰めなど、定番の串揚げも人気があります。

『パティスリー セレネー』は、1989年に慎次大シェフによって創業された洋菓子店で、東京都文京区根津に位置しています。創業以来、「人と同じではつまらない」をモットーに、安心・安全で美味しく、誰かに自慢したくなるケーキ作りを目指してきました。慎次シェフは高校卒業後、故・高田壮一郎氏に師事し、プリンスホテルやレストランロアジスなどで経験を積んだ後、1989年にセレネーを開店しました。

セレネーの特徴は、素材へのこだわりと独創的なケーキ作りにあります。例えば、ショコラトルテは、フランス産カカオ61%の有機ショコラを使用し、蒸し焼きで仕上げた濃厚なチョコレートケーキです。また、セゾンフルュイは、スポンジにイチゴのクリームをサンドし、季節のフルーツをふんだんにのせたデコレーションケーキで、見た目にも華やかです。

一番人気のメニューは、生クリームデコレーションです。北海道産の乳脂肪42%の生クリームと、口どけの良いスポンジを使用したデコレーションケーキで、シンプルながらも素材の良さが際立つ一品です。

その他にも、クラシックショコラは、どっしりとしたバターとショコラの伝統的なガトーショコラで、濃厚な味わいが特徴です。ほんわかぷりんは、沖縄のとうきびから作られた本和香糖を使用し、優しい甘さと滑らかな食感が魅力です。また、15分後のフィナンシェは、夕方5時に焼き上がる名物で、焼き上がり15分後に食べるのが最高に美味しいタイミングとされています。

2023年9月、慎次シェフがサーフィン中の事故により急逝し、セレネーは一時閉店しました。しかし、最後の弟子である原田彩夏さんが、慎次シェフの味を根津に残し続けたいという想いから、クラウドファンディングを通じて再開に向けて動き出しました。多くの支援を受け、2024年7月中旬のリニューアルオープンを目指しています。

平成8（1996）年創業

井ノ原快彦・アド街