香川 古代サウナ「塚原から風呂」
奈良時代の高僧・行基が讃岐を訪れた際、庶民の病気を治すために築いたとされる高温の蒸し風呂で、奈良時代から受け継がれてきた手法。
現在も営業しているのは、全国でここだけという、まさに生きた文化財といえる場所です。
風呂の構造は幅1.2メートル、奥行2.7メートルの豊島石(てしまいし)の石室で、石の間は粘土で固められています。
江戸時代には高松藩士も利用しており、藩政時代から盛んに使われていた記録も残っています。
さらに「讃岐国大日記」には天保7年の春夏にわたって、高松藩家老・筧速見が病気治療に訪れたことも記されており、武士から庶民まで広く愛されてきた長い歴史が伝わってきます。
利用者の増加もあって、明治44年には同型の風呂が東側に1か所増設されました。
その後、経営難から2007年に一時休止となりましたが、平成20年3月に地元有志による「から風呂保存会」が結成され、同年7月6日に営業を再開。以来、保存会によって管理・運営が続けられています。
塚原のから風呂がほかのサウナと決定的に異なるのは、その焚き方。
石室の中で薪を組み、松葉とともに一時間ほど焚き上げ、火がついたままの状態で床に敷き詰め、その上に濡れむしろと濡れごもを敷き重ねて塩水をまき、入り口の扉を閉じて一時間ほど蒸らすという、奈良時代から変わらぬ手順が今も守られています。
その最高温度は160度にのぼり、一般的なサウナの温度のほぼ2倍にも相当します。
電気やガスを一切使わず、石が蓄えた自然の熱だけで体を包み込む感覚は、現代のサウナでは絶対に味わえないものです。
から風呂には石室が2室あり、午前10時と午後3時半の2回、風呂焚きが行われ、直後に焚いた窯を「あつい方」、先に焚いた窯を「ぬるい方」として、利用者が好みの温度を選んで入浴できます。
入浴スタイルもユニークで、長袖・長ズボンを着用し、布ぞうりを履き、頭巾をかぶって頭を守り、さらに毛布で全身を覆うのが基本です。
服を着たまま入るという不思議な体験は、ここならではの醍醐味。1回5〜6分ずつ入り、水分補給と休憩を繰り返すスタイルで、初めての方でも無理なく楽しめます。
昔から万病に効くといわれ、汗が噴き出すことで血流がよくなり、体の老廃物を排出してくれると伝わっています。
塩分効果で肌の調子が整い湿疹などが和らぐほか、体を芯から温めることで冷え性や疲労回復にも効果があるとされ、美容とシェイプアップ、癒し効果も期待できます。
- 香川・さぬき市にある少々風変わりな“サウナ”
古代サウナ から風呂|スポット・体験|香川県観光協会公式サイト – うどん県旅ネット
「古代サウナ から風呂」の情報は「うどん県旅ネット」で。古代のサウナ「から風呂」で体の芯までぽっかぽか
www.my-kagawa.jp
| 住所 | 香川県さぬき市昭和1050−4 |
|---|---|
| 電話 | 0879-52-1202 |
[記事公開日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







