2025年11月28日放送の【ザワつく!金曜日】工場クイズのご褒美グルメで紹介した、笠間の栗と常陸牛の特製釜めし膳のお店は『香寿亭』です。

いばらき食彩 香寿亭は、茨城県笠間市にある創作和食のお店で、地元茨城の豊かな食材を使った料理で知られています。

調理歴30年以上の経験を持つオーナーシェフが、水戸市の有名懐石料理店で料理長を務めた後に独立し、茨城の美味しい食材を手頃な価格で楽しんでもらいたいという思いから開店しました。
茨城県産の食材にこだわった地産地消スタイルが特徴で、店内の柱には茨城県産の木材を使用するなど、細部までこだわりが感じられるお店です。

このお店でしか味わえないのが、9月から12月の期間限定で楽しめる笠間の栗ご飯です。
茨城県は栗の生産量が全国第1位を誇り、その中でも笠間市は県内随一の栗産地として知られています。オーナーシェフが毎日時間をかけて丁寧に仕込む大粒の栗を使った釜飯は、甘みを増すために低温貯蔵された笠間産の栗と地元産コシヒカリの絶妙な組み合わせが魅力です。
シンプルな栗ご飯と栗五目ご飯の2種類から選べ、前菜や栗の天ぷら、手作り豆腐などが付いた笠間の栗ご飯ミニコースが人気を集めています。

番組で紹介した笠間の栗と常陸牛の特製釜めし膳は、秘伝の甘辛いタレで味付けしたA5ランク 常陸牛ロースをたっぷり敷き詰め、その上には芳醇な甘みと香りを持つ地元の笠間産の倉方甘栗をのせ、素材の味を生かすシンプルな昆布出汁で炊き上げます。秋の味覚を贅沢に味わえる釜めしに仕上げます。

人気は、茨城食材を贅沢に使った寿香(じゅこう)というコース料理です。前菜の盛り合わせに始まり、大洗港から漁師から直接買い付けた新鮮な地魚のお刺身、揚げ物、茨城が誇るブランド牛常陸牛のしゃぶしゃぶ、大洗産しらすの釜炊きご飯、蛤の潮汁、デザート、コーヒーまでフルコースで茨城の味を堪能できます。
常陸牛は約30ヶ月かけて育てられ、肉質等級4以上に格付けされた高級ブランド牛で、きめ細かな霜降りと上質な味わいが特徴です。

このほかにも常陸牛の五目釜めしコースや、茨城ブランド豚のサンゴク豚を使った陶板焼きやしゃぶしゃぶも評判です。
野菜は笠間市周辺の農家が栽培する無農薬・有機栽培の朝採りのものを使用し、大子産の豆腐や生湯葉など、県内の選りすぐりの食材を創作和食の技法で調理しています。

釜飯はオーダーを受けてから炊き上げるため30分ほど時間がかかりますが、事前に予約すれば来店時間に合わせて炊き立てを用意してもらえます。

石原良純・長嶋一茂・高嶋ちさ子・高橋茂雄