【笑ってコラえて】天草のクラフトビール・所さんがロケ『AMAKUSA SONAR BEER』のお店の場所

2025年10月3日放送の【１億人の大質問！？笑ってコラえて!】所さんがロケで紹介した、天草のクラフトビールのお店は『AMAKUSA SONAR BEER』です。

AMAKUSA SONAR BEERは、熊本県天草市の五和町鬼池にあるクラフトビール醸造所です。2020年3月に発泡酒製造免許を取得し、同年5月から本格的にビール造りを始めました。代表を務める荒木信也さんは天草市出身で、東京で13年間美容師として働いたのち、2013年に故郷へ戻り、実家の休耕地を活用してビール造りへの夢を歩み始めたそうです。醸造所の開設準備を進めながら、2018年冬には父と共に無農薬でのホップ栽培をスタートさせ、約7年の歳月をかけて地域に根ざしたビール醸造所を実現させました。

最大の特徴は、醸造所の目の前に広がる日本最西端のホップ畑です。本来ホップは北緯35度から55度の地域で栽培されるのが一般的ですが、天草はそのホップベルト地帯から大きく離れた場所。この希少な環境で15種類ものホップを農薬を一切使わず、ひとつひとつ丁寧に育てています。醸造所では、採れたてのホップをそのまま加工せずビールに使うフレッシュホップのビールや、生のホップを浮かべて飲むスタイルなど、自家栽培ならではの楽しみ方を実現しています。現地の高校生や保育園児と一緒にホップ栽培を行う活動も積極的に行い、地域全体でホップ文化を育んでいるのも印象的です。

看板商品のホワイトパールは、天草産のパール柑という柑橘類と自社栽培ホップを使ったベルジャンスタイルのホワイトエールです。パール柑の果皮と果汁を余すことなく丸ごと使用し、柑橘の爽やかな香りとフルーティーな味わいが楽しめます。天草の特産品とホップを掛け合わせたこのビールは、まさに天草でしか造れない一本として多くの人を魅了しています。醸造開始から4年で200種類以上のビールをリリースしてきた実績があり、その全てに「おいしい」を追求する姿勢が貫かれています。

もうひとつの人気シリーズがフルーツスムージーサワーです。熊本県産のフルーツを贅沢に使用し、ときには1つのタンクに2トン以上もの果実を投入することもあるそうです。グァバ、ピーチ、パッションフルーツ、梨、紫芋、さらには熊本銘菓のカスタードクリームまで使用した商品もあり、まるで果実を食べているかのようなトロトロの舌触りが特徴です。天草晩柑やブラックベリーなど地元の農産物にこだわり、ビールが苦手な方にも楽しんでいただけるような工夫が随所に見られます。

さらにSONAR IPAなどホップの個性を活かしたビールや、不知火丸ごと使用の柑橘ビール、プラムとハイビスカスを組み合わせたフルーツサワーエールなど、多彩なラインナップが揃っています。天草の豊かな自然の中で育った特産品と、ミネラル豊富な地下水、そして真心を込めて栽培されたホップが絶妙なバランスで掛け合わされ、誰にも真似できないビールが生まれています。2025年3月にはタップルームもオープンし、醸造所で出来立てのクラフトビールをホップ畑を眺めながら味わえる環境が整いました。天草の美しい景色とともに、ここでしか体験できない特別な時間を過ごすことができます。

所ジョージ・佐藤栞里・SixTONES・高橋ユウ・パンサー・森公美子・梶裕貴