【いくらかわかる金】4kgの巨大揚げ物丼『福唐屋台（東京ミートレア）』ドケチ春日デカ盛りグルメのお店の場所

2025年11月8日放送の【いくらかわかる金】で紹介した、4kgの巨大揚げ物丼のお店は『福唐屋台（東京ミートレア）』です。

福唐屋台は、東京都八王子市南大沢駅のすぐ近く、駅前商業施設フレンテ南大沢の5階にあります。2009年に開業した肉料理のフードテーマパーク「東京ミートレア」の中にあり、2018年12月13日のリニューアルオープンの際に新規出店した3店舗のうちのひとつです。大分からあげの看板を掲げ、からあげをはじめとする定食や丼ものまで幅広いメニューで地元の方や学生たち、買い物客に親しまれています。

店名に「大分」を冠するのは、大分県中津市や宇佐市が「からあげの聖地」「からあげ専門店発祥の地」として知られているからです。大分県北部では約70年前から養鶏場が多く、新鮮な鶏肉の入手が容易だったこと、また戦後に中国からの引揚者が伝えた調理法が地域に根づいたことなどから、からあげ文化が花開きました。現在では中津市と宇佐市を合わせて60店舗を超すからあげ専門店がひしめき、地域住民のソウルフードとして欠かせない存在となっています。

そうした大分の文化を受け継ぐ福唐屋台では、店名に込められた「福」の願いを込めて、福唐揚げと呼ばれる看板メニューを作り続けてきました。自家製のたれをしっかりと新鮮な鶏肉に揉み込み、特製の衣で包んで揚げることで、外はカリッと中はジューシーに仕上げます。注文を受けてから揚げ始めるため、できたて熱々の状態で受け取れるのも人気の理由です。醤油とにんにくの風味がほんのりと感じられる味わいが、おやつやおかず、お酒のおつまみとしても喜ばれています。

4kgの巨大揚げ物丼は通常の十倍の大きさ。1.6kgのご飯に、一枚まるっと揚げた300gの鶏肉は「スパイシーな味付けをしてご飯の上。とんかつ200g・唐揚げ8個・生姜焼き1kg・エビフライ10本で仕上げます。

この店にしかない大きな特徴が、三元豚を使った自家製だれのしょうが焼きです。三元豚とは、異なる3品種の豚を交配して生まれた豚で、やわらかくジューシーな食感が特徴です。自家製のたれが絶品だと評判で、からあげ専門店とは思えない完成度の高さが話題になっています。しょうが焼きとからあげを両方味わえる福唐定食は店の人気ナンバーワンメニューで、ボリュームも満点です。定食にはご飯とキャベツ、スパゲッティが添えられ、がっつり食べたいときにぴったりの一皿となっています。

福唐屋台では、からあげとしょうが焼きのほかにも多彩なメニューが楽しめます。鶏皮餃子は、からあげに使う鶏肉から出る鶏皮を無駄にしないという考えから生まれたサイドメニューで、お祭りの屋台をイメージした店のコンセプトにもぴったりです。また、唐揚げ丼やスタミナ丼、唐揚げカレーといった丼ものやカレーも用意されていて、ランチタイムや夕食時にさっと食べたいときにも便利です。

さらに、メニューの中にはチーズ唐揚げやスパイシー福辛チキンといったバリエーション豊かな唐揚げもそろっています。定番の醤油味だけでなく、さまざまな味付けを楽しめるのが福唐屋台の魅力です。エビフライ定食やロースカツ定食など、唐揚げ以外の揚げ物メニューも充実していて、家族連れやグループで訪れてもそれぞれ好みのメニューを選ぶことができます。東京ミートレア全体がフードコートのような形式になっているため、席は自由に選べ、他の店舗のメニューと組み合わせて楽しむこともできます。

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