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かにばっか丼 大洗駅「カニと海鮮丼 かじま」
創業者である梶間ハナさんから始まったこの会社は、タラバガニやズワイガニの加工を主な事業として、全国各地からカニが集まる水産加工場を営んでいます。
港町でありながらカニの産地ではない大洗で、多くの商社から信頼されるその品質は、カニの旨みを逃さないための手間を惜しまない姿勢から生まれました。2011年の東日本大震災で工場が津波の被害を受けた際、代表取締役の梶間桂子さんは地域と繋がる惣菜店を立ち上げ、その後2016年には港の賑わいを感じながら気軽に新鮮な魚介が楽しめる飲食店「カニと海鮮丼 かじま」をオープンしました。
80年以上培ってきた加工技術と、お客様の笑顔を大切にする思いが、今も変わらずこの店を支えています。
「カニと海鮮丼 かじま」の最大の特徴は、カニ加工工場直営ならではの鮮度と品質にこだわった本ズワイガニです。
工場では半解凍の状態で作業を行うなど、鮮度を保って旨みを逃さない様々な工夫をしています。塩度計で細かな部位ごとに測定し、効率化より美味しさを追求する姿勢は、創業以来のカジマの企業哲学です。
また仕入れにもこだわり、大洗の港だけでなく、魚市場として有名な那珂湊や、公設市場として数十年日本一の取引を誇る水戸公設市場の3ヶ所を拠点に、本当に旨い魚を社長自らが目利きして選んでいます。マグロは生の本マグロにこだわり、極力冷凍を避けるという徹底ぶりです。
店の一番人気はかに丼です。カニの出汁で炊き上げたご飯の上に、しっとりジューシーな本ズワイガニのほぐし身がたっぷりと盛られ、イクラとカニミソが添えられています。
カニ専門店だからこそ実現できる、旨みがぎゅっと詰まった贅沢な一品で、カニ本来の味わいをしっかりと感じられると評判です。ご飯にまでカニの旨みが染み込んでいるこの丼は、カジマを訪れたらぜひ味わっていただきたい自慢の逸品です。
港町大洗ならではの新鮮な海の幸も充実しています。
マグロは築地直送の生本マグロを使用した生本まぐろ丼や、旬の新鮮な魚介を約10種類も贅沢に盛り込んだ彩り鮮やかな海鮮丼は、日によって魚の種類が変わるので訪れるたびに違った味わいが楽しめます。
マグロやブリなど季節の魚を独自のタレで和えたなめろう丼も人気で、全国のファンから愛される一品です。
定食メニューも充実しており、新鮮なアジを使った活きアジフライ定食は、衣がサクサクで身がふわふわの厚みがあり、人生でトップクラスの美味しさと評される程です。
- 300g〜400gのカニ
ホームページ
| 住所 | 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8253-24 |
|---|---|
| 電話 | 029-212-4737 |
吉村崇・平成ノブシコブシ・高杉真宙・竹財輝之助・松村沙友理
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
