【タクうま】塩麻婆豆腐・水戸『四川厨房 美』のお店の場所〔タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって〕

2025年10月9日放送の【タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって】で紹介した、塩麻婆豆腐・水戸のお店は『四川厨房 美』です。

四川厨房 美は2007年にオープンした本格四川料理店で、水戸市酒門町のけやき台に店を構えています。水戸南インターチェンジからも近く、広々とした駐車場を完備しており、アクセスの良さも魅力です。開店当初から地元の人々に親しまれ、本格的な四川料理がリーズナブルに楽しめるお店として知られるようになりました。オーナーシェフが自ら鉾田市の畑や水戸市公設市場に足を運んで食材を厳選し、茨城県産の新鮮な食材と本場の四川料理を融合させた料理を提供しています。店内には6名から26名まで利用できる掘りごたつ式の個室も用意されており、家族の食事会から宴会まで幅広いシーンで利用できます。また、7名以上の予約では無料送迎サービスも実施しており、法事や宴会でのマイクロバス送迎にも対応しています。

このお店の一番の看板メニューは陳麻婆豆腐です。四川省から取り寄せた調味料を独自に調合して作られたこの麻婆豆腐は、本場の味わいを再現しています。強火で一気に炒め上げることで生まれる「熱い・辛い・旨い」という三拍子が揃った味わいが特徴で、山椒の刺激的な香りと辛さの中にしっかりとした旨味が感じられます。小さなサイコロ状にカットされた豆腐が、濃厚なソースとよく絡み合い、食べ進めるほどにクセになる美味しさです。テーブルには2種類の山椒が用意されており、お好みで辛さを調整できるのも嬉しいポイントです。

もう一つの人気料理が塩麻婆豆腐です。赤い陳麻婆豆腐とは対照的に、白く仕上げられたこちらの麻婆豆腐は、辛さの中にも優しさがあり、素材本来の味わいを楽しむことができます。豆板醤ではなく塩ベースで味付けされているため、辛いものが少し苦手な方でも美味しくいただける一品となっています。

その他にも、茨城県産のつくば鶏を四川省産の唐辛子で炒めたつくば鶏四川省産唐辛子炒めは、地元食材と本場のスパイスを組み合わせた看板料理の一つです。ジューシーな鶏肉の旨味と唐辛子の刺激が絶妙なハーモニーを奏でます。茨城町の養豚場で生産される和之家豚を使った四川チャーシューも人気で、柔らかく煮込まれた豚肉の旨味が口いっぱいに広がります。さらに、珍しいうなぎチャーハンは水戸観光コンベンション協会でもおすすめされている名物メニューで、香ばしく焼き上げられたうなぎとパラパラのご飯が絶妙にマッチしています。青椒肉絲では黒毛和牛と色とりどりのピーマンを使用し、シャキシャキとした食感と牛肉の旨味が楽しめます。

ランチタイムは連日多くのお客様で賑わい、開店直後から満席になることも珍しくありません。豊富な紹興酒の品揃えも特徴で、お酒好きの方には特におすすめです。

吉村崇・平成ノブシコブシ