2025年8月21日放送の【タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって】で紹介した、元焼肉店の店主が作るボリューム満点、ブランド牛ハンバーグ＆ローストビーフ弁当のお店は栃木県・市貝町『おやじのハンバーグ』です。

おやじのハンバーグは栃木県芳賀郡市貝町の道の駅サシバの里いちかいにある、地産地消にこだわったテイクアウト専門のグリルレストランです。

かつて真岡市で25年間にわたって営業していた松阪牛一頭買いの焼肉レストラン「真岡闇市」が2021年1月に惜しまれながら閉店した後、同年6月に芳賀町でハンバーグ専門店として再出発を果たしました。
その後、2021年12月に現在の道の駅サシバの里いちかいに移転し、地域の食材を活かした新たなローカルフードの創造に取り組んでいます。

お店のハンバーグは、市貝町のJETファームから直接仕入れる新鮮な栃の木黒牛の赤身肉を使用し、そのまま焼肉としても提供できるレベルの上質な肉を店内でミンチにして手作りしています。
つなぎには110年の歴史を持つパン粉専門店の最上級グレード特級パン粉を使用し、栃木県産鶏卵、ミネラル豊富な岩塩、あめ色になるまでじっくりと炒めた自家製ソテーオニオン、特濃県産牛乳などを厳選して使用しています。

また、冷凍保存は一切せず、注文を受けてからフレッシュな状態で焼成する「ノーフローズン」にこだわり、調味料はブラックペッパーとパプリカのみを使用することで、お肉本来の旨味を最大限に引き出しています。ステーキでも十分においしい和牛をつなぎを最小限にしてハンバーグとして作ります。

人気メニューは黄金ハンバーグです。市貝町産の栃の木黒牛と栃木県産豚のもも肉を絶妙な黄金比率で配合したこのハンバーグは、2023年6月にテレビ東京の番組でABC-Z河合郁人さん、元全日本サッカー代表大久保嘉人さん、元全日本女子バレー栗原恵さんが絶賛したことでも話題となりました。
口に入れた瞬間にあふれ出る肉汁と、肉の旨味がダイレクトに伝わってくる逸品で、つなぎを最小限に抑えることで実現した肉々しい食感が特徴です。

その他、黒毛和牛100%を使用した贅沢な黒100ハンバーグはとちぎ和牛のみで作られた最高級ランクの商品です。

自家製ローストビーフは注文を受けてから切り分けるという徹底ぶり。

また、市貝町産のニンジンを使ったにんじんステーキも人気で、素材の自然な甘さを活かした一品として地元の野菜の美味しさが堪能できます。

いちかいローストビーフ重は、真岡闇市時代から受け継がれるローストビーフ作りのノウハウが活かされ、栃の木黒牛の内ももなど柔らかい赤身肉を厳選して作られています。キムチ、生姜、わさびなどの薬味が付け合わせに添えられており、味の変化を楽しみながら食べられるのも魅力です。

さらに、自家製チャーシューを使ったチャーシュー玉子丼や、手作りデミグラスソースで煮込んだデミグラスハンバーグ、岩下の新生姜を使用したオリジナルソースの岩下の新生姜ハンバーグなど、豊富なメニューが揃っています。

吉村崇・平成ノブシコブシ・飯尾和樹・ずん・トリンドル玲奈