【タクうま】煮込みカツ丼『やまか食堂』福島・昭和村のお店の場所〔タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって〕

福島県大沼郡昭和村の昭和村役場近くに佇むこの家族経営の食堂は、創業当時から変わらぬ製法で作られる自家製の中太縮れ麺と、豚骨ベースに野菜と魚を加えた独特のスープで知られています。

店内には、写真が趣味の店主斎藤さんが撮影した昭和村や各地の美しい風景写真が飾られており、訪れる人々に懐かしい昭和の風情を感じさせてくれます。元精肉店だった歴史を持つこの店は、その経験を活かして丁寧に肉を扱う技術を受け継いでいることでも評判となっています。

煮込みカツ丼は、店主こだわりの逸品で、ソースカツ丼と人気を二分する看板メニューです。厚みのあるジューシーなカツを甘辛い出汁で煮込み、ふわりとした卵でとじた昔ながらの調理法で作られています。カツは注文ごとに切り分けて丁寧に揚げられ、肉厚でありながら柔らかな食感が自慢です。煮込みの出汁には深いコクがあり、ご飯との相性も抜群で、一口食べれば心も温まる優しい味わいが広がります。

もう一つの看板メニューであるソースカツ丼は、創業以来の一番人気メニューとして親しまれています。甘酸っぱいスパイシーなオリジナルブレンドソースに、ボリュームたっぷりの厚切りカツをくぐらせ、ざく切りキャベツとともにご飯の上に豪快に盛り付けた一品です。器からはみ出るほどの大きなカツは見た目にも迫力があり、濃厚なソースがカツによく絡んで箸が止まらなくなる美味しさです。会津地方特有の甘めのソースが特徴的で、一口食べれば地元の味を堪能できます。

ラーメンは、豚骨ベースに野菜と魚を加えた独特のスープは、あっさりとした中にも深い味わいがある昔懐かしい一杯です。特にチャーシュー麺は、味の染み込んだチャーシューが器全体に広がるほどたっぷりと盛られており、コストパフォーマンスの高さでも評判です。

吉村崇・平成ノブシコブシ・いとうあさこ・竹財輝之助・団長安田・安田大サーカス