【今日もカレーですか？】チキン・エビのBセット『カルカッタ』西葛西駅のお店情報〔timelesz〕

江戸川区葛西エリアは約7,000人のインド人が暮らす、日本の「リトルインディア」とも呼ばれる地域ですが、その先駆けとなったのがこちらのお店です。

オーナーのジャグモハン・スワミダス・チャンドラニさんは江戸川インド人会会長も務める人物で、西葛西に暮らすインド人のための食事を提供する場として開業しました。当初はインド人のためのまかない食堂としてスタートし、ベジタリアンのインド人が外食できる貴重な場所として支持されてきました。

その後、日本人にも本場の味を楽しんでもらえるようレストランとして発展し、今では在日インド人はもちろん、日本のカレーファンからも高い評価を受けています。
インドの伝統的医学であるアーユルヴェーダの考えに基づいた料理作りも特徴で、季節に合わせて食材やスパイスを調整しています。

こちらのお店では、化学調味料を一切使わず、素材とスパイスのブレンドにこだわった手作りの家庭料理を味わうことができます。
シェフは1986年に来日し、本国インドの3つ星レストランで腕を磨いた後、20年以上にわたってこの店で料理を担当しているベテランです。カレーのとろみを出すために小麦粉やでんぷんは使用せず、玉ねぎを丁寧に炒めた自然の旨味だけで仕上げるという徹底ぶりです。
店内には北インド特有の香り高いスパイスの香りが広がり、まるでインドの家庭に招かれたかのような温かい雰囲気が漂っています。インドから輸入した食材を使いながらも、新鮮な野菜は千葉県の農家から毎日仕入れるなど、素材選びにも細やかな配慮が感じられます。

一番人気は、オリジナルのミックススパイスを使用したチキンバターマサラです。
コクのある味わいと、香り豊かなスパイスの風味が絶妙に調和し、たっぷりのバターが加わることで深い味わいを生み出しています。
ボリューム満点のチーズナンと一緒にいただくセットは、クリーミーなカレーとチーズの濃厚な組み合わせが贅沢な一品です。

また、自家製チーズがたっぷり入ったバターパニールマサラも隠れた人気メニューで、ベジタリアンの方にもおすすめです。

ほかにも、ハイデラバード風のビリヤニは見逃せない逸品です。
マトン、チキン、野菜、エビなど種類が豊富で、バスマティライスとカルダモン、クローブなどのスパイスを炊き込んだ香り高い一皿が楽しめます。
北インドの米は長くて細かい穴が開いているのが特徴で、そこにスープがしっかり染み込むため、スパイス入りのヨーグルトや生タマネギと一緒に味わうと格別です。

骨付きマトンを使ったマトンブーナマサラ、羊肉の旨味がしっかりと染み出た濃厚な味わいが魅力です。

ヘルシー志向の方には、ひよこ豆を使ったチャナマサラや、ほうれん草とカッテージチーズを合わせたパーラックパニールがぴったりで、薫り高いスパイスをふんだんに使ったベジタリアンカレーは女性にも人気です。

さらに、タンドール窯で焼き上げるチキンティッカは炭火の香ばしさが際立ち、ナンはもちもちとした食感で厚みにばらつきがあるため、薄い部分と厚い部分で異なる味わいが楽しめます。

田牧そら・秋田汐梨・鈴川紗由・菅田愛貴・超ときめき宣伝部・吉田萌果・螢雪次朗・平野綾・村田雄浩