京都の和菓子の匠!山口 富藏氏「末富(スエトミ)」
初代は同じく京都の名店である亀末廣で修行を積み、暖簾分けを許されて「亀屋末富」として開業しました。4代目当主の山口祥二さんが番組で案内してくれました。

創業当初から東本願寺や知恩院、妙心寺などの寺院、そして裏千家をはじめとする茶道各御家元の御用を務め、京菓子界の重鎮として歴史を重ねてきました。
末富を代表する銘菓といえば野菜煎餅です。終戦直後に誕生したこのお菓子は、玉子煎餅を大人の賞味に耐えうる気品を持った菓子にと先代が工夫を凝らして作り上げたもので、木の芽の香り、牛蒡の醍醐味、蓮根の清浄という三つの京野菜を選んで薄くカットし、玉子煎餅の生地に混ぜ込んで焼き上げています。
口に入れた瞬間パリッとした食感から、生地がホロホロとほどけていく独特の味わいが特徴で、四季を問わずお使いいただけるお茶うけ煎餅として長年愛され続けています。
もうひとつの人気商品がうすべにです。こちらは初代が茶道流派のひとつである薮内家との交流により発案した御干菓子で、かろやかな薄い麩焼き煎餅の間に甘みを添えた梅肉を挟んでいます。
白い煎餅越しに見える淡い紅色は、曙や朧夜の桜花、月下にほのかな紅葉の色、雪をかぶった紅梅など四季折々の情景を想起させ、品位あふれる彩りで心を和ませてくれます。抹茶や玉露、上級煎茶とも相性がよく、茶席に華を添える一品です。
そのほか、京ふうせんは小さい麩焼き煎餅を風船に見立て、平安時代の女官装束の「かさねの色目」である赤・白・青・緑・黄の五色の砂糖で京の色目を表現した遊び心あふれる干菓子で、伊勢志摩サミットの各国首脳夫人のお土産にも選ばれた逸品です。ふんわりと軽く、口の中で溶けてしまいそうな繊細な食感が楽しめます。
また白酔墨客は白酔(昼酒でよい機嫌になること)と墨客(書の上手な人)という粋な名前を持つ麩焼き煎餅で、白砂糖と黒砂糖の二色の砂糖蜜をひいた甘みの違いのおもしろさを味わえます。
さらに両判は大判二枚を意味し、良晩に通じる縁起のよい名前で、心もち堅めの麩焼き煎餅に淡い甘辛と黒砂糖の蜜をひいて仕上げた滋味深い一品となっています。
- 世界的ショコラティエジャンポールウェヴァンさんが感服の職人 山口 富藏氏
京菓子司 末富のホームページです。京都の歳時記を表現した主菓子(生菓子)をはじめ、御引出物から普段使いまで様々な和菓子をおつくりしております。
www.kyoto-suetomi.com
明治26年(1893年)創業。末富は、お客様に京菓子の素晴らしさをお伝えしたく、今でもなお昔ながらの格式を守り、大量生産でない心のこもったお菓子を作ることを心がけております。味覚だけでなく、色や形から目で楽しみ、お菓子の銘から耳で楽しみ、写実的にうつすことではなく、人の情感に訴えることができるお菓子を作ることを大切にしております。「夢と楽しさの世界」こそが末富の初代からのお菓子作りの原点です。先人達が培ってきた伝統をふまえながら、今までのお菓子の世界を広げ、時代に添った良いところを加えながらお客様にお使いいただける京菓子を作っていきたいと願っております。アクセスなどは当店公式サイトをご覧ください。当店公式サイトはこちら:https://www.kyoto-suetomi.com【会社概要】社名:株式会社 末富創業:1893年(明治26年)代表者:山口祥二事業内容:和菓子製造販売本社:〒600-8427京都市下京区松原通室町東入075-351-0808
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| 住所 | 京都府京都市下京区松原通室町東入ル |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!






