2025年4月27日放送の【バナナマンのせっかくグルメ】ギャル曽根さんが、静岡県浜松でロケをしたお店をまとめて紹介します。

『割烹しんはま』は、静岡県浜松市中区中沢町にある老舗の和食店で、明治初期に「新浜屋魚店」として創業し創業127年です。​当初は魚屋として地域に親しまれていましたが、現在は15年前にお店を引き継ぎ現オーナーの永谷光弘さんが四代目として家業を継ぎ、再び料理屋としての道を歩み始めました。

​店名の「しんはま」は、創業地の「新城」と現在の「浜松」を組み合わせたものです。​永谷さんは高校卒業後、京都の調理師学校で学び、10年間の修業を経て浜松に戻り、17年間和食店で経験を積んだ後、実家を改装して現在の店舗を開業しました。​地域に根ざした営業を続けており、祖父の代からの常連客も多く訪れています。​

この店の特徴は、遠州灘や浜名湖で獲れた新鮮な地魚を使用した料理です。​特に「どうまんがに」は、地元でも珍重される高級食材で、身がぎっしり詰まった濃厚な味わいが特徴です。​また、ワタリガニや車海老、三方原の野菜など、地元の旬の食材を活かした料理が提供されています。​大将の永谷さんは、食材の質にこだわり、納得のいかないものは提供しないという信念を持っています。​

特選しんはま海鮮丼は静岡県産コシヒカリなど4種類のお米をブレンドしたご飯に<醤油ベースの甘辛い味わいの特製ダレをかけて、浜名湖のタイ・コチ・アジ・かつお・中とろに、1か月かけて仕込んだ自家製のカラスミをのせ、特製タレで仕上げます。 人気の料理の一つに刺身定食があります。​新鮮なマグロや鯛、ボタン海老などが盛り付けられ、見た目にも美しい一品です。​また、カマスの塩焼きやアスパラのバター焼きなど、素材の味を活かしたシンプルながらも深い味わいの料理が揃っています。​季節ごとに変わるメニューもあり、訪れるたびに新しい味に出会えるのも魅力の一つです。​

その他の名物料理としては、だし巻き玉子や太刀魚の煮付け、とうもろこしの天ぷらなどがあります。​これらの料理は、素材の持ち味を最大限に引き出す調理法で提供され、どれも丁寧な仕事ぶりが感じられます。​また、梅干し茶漬けや蟹の味噌汁など、食事の締めにぴったりの一品も用意されています。​デザートには、季節のフルーツが提供され、食事の最後まで楽しめる構成となっています。

『弁天島 山本亭』は、1975年（昭和50年）に創業した浜名湖の恵みを活かした和食料理店で、静岡県浜松市中央区舞阪町弁天島にあります。​

創業以来、地元の新鮮な魚介類を提供し続け、2020年には姉妹店「魚河岸料理店 太助」と統合し、リニューアルオープンしました。​

現在は、創業者の息子である山本幸介さんが二代目店主として、弟の秀二産と共に店を切り盛りしています。​店内には大きな生簀が設置され、浜名湖で採れた新鮮な魚介類をその場で調理するスタイルが特徴です。​

山本亭の名物料理は、うな重です。浜名湖産を中心とした国産うなぎを使用し、創業以来継ぎ足しで使用している秘伝のタレで香ばしく焼き上げています。

このタレは、創業以前から先代の祖母が使用していたもので、長年の歴史が詰まっています。また、うなぎは関東風の蒸し焼きで提供され、ふっくらとした食感が特徴です。蒸し時間を短くすることで、うなぎの旨味を引き立てています。

さらに、うなぎの蒲焼きや白焼きも提供しており、素材の味を存分に楽しめます。これらの料理は、静岡県産のコシヒカリとともに提供され、地元の味を堪能できます。また、テイクアウト用のうな重弁当やうな丼弁当も用意されており、自宅でも山本亭の味を楽しむことができます。

このお店では、浜名湖産のすっぽん料理も名物です。​店頭にはすっぽんの彫刻が飾られ、店内の生簀には多数のすっぽんが泳いでいます。​使用されるすっぽんは、浜名湖の「服部中村養鼈場」で3〜4年かけて露地養殖されたもので、上品でクセのない味わいが特徴です。​このすっぽんを使用したすっぽん(梅)コースは、いけすから取り出してすぐに調理されるため、鮮度抜群のフルコースを楽しむことができます。​

その他にも、活車海老の天丼や天ぷら定食、刺身定食など、地元の新鮮な魚介類を活かしたメニューが豊富に揃っています。​店内は、カウンター席や掘りごたつ式の座敷席、2階には浜名湖を一望できる和室の座卓席があり、様々なシーンで利用できます。​また、10名以上の団体には無料送迎サービスも提供されています。

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