土浦市の老舗洋食でランチ 土浦駅「レストラン 中台(ナカダイ)」
店を営むかたわら、料理店組合の組合長や調理師協会の会長を務め、若いコックの育成にも力を注いだのだそうです。2代目は洋食の味を受け継ぎながらしゃぶしゃぶ店へと衣替えし、旭日章を受けた名料理人としても知られています。現在の3代目・中台義浩シェフは、千葉のホテルや東京のフランス料理店、横浜のイタリアンで修業を重ねた経歴の持ち主。2016年秋には店を新しくして、ガラス張りで海外のカフェテリアを思わせる明るい空間になりました。
この店の名物は、筑波山麓で育てられる黒毛和牛の飯村牛です。出会いは2000年代のはじめ、牛肉離れで客足が落ちていたころのこと。当時は米沢牛を使っていましたが、チラシを配っていた店を飯村畜産の飯村さんが訪ね、ぜひ使ってほしいと声をかけたそうです。地元の肉で地産地消を進めたいと考えていたシェフは牧場を見学し、徹底した飼育に感服して切り替えを決めました。
飯村牛は年間の飼育頭数が180〜200頭ほどと少なく、土浦市内で味わえるのはこの店だけ。使うのはA5ランクの雌牛のみで、2000年度の全国肉用枝肉共励会では最優秀賞にも輝いています。日本で最初の飯村牛認定店でもあり、一頭買いした骨やスジからとるデミグラスソースは、うなぎのたれのように継ぎ足しながら守り続けている店の味です。
人気の商品は幻の飯村牛とレンコンのビーフシチューカレー。
土浦カレーフェスティバルのC-1グランプリ主菜部門で2008年に初優勝し、通算6度の栄冠を手にして、2016年からは殿堂入りを果たしています。スパイスと香味野菜のブイヨンで長時間煮込んだシチューは、とろけるようにやわらかな口当たり。素揚げにした土浦特産のレンコンが、シャキッとした歯ざわりのアクセントになります。
創業80周年を機にレトルトカレーとしても商品化され、5品のセットは「カレーオブザイヤー2022」で特別賞を受賞しました。お店の味をご自宅で楽しめると評判です。
もうひとつの人気は飯村牛のハンバーグ。
デミグラスソースをたっぷりかけた一皿で、ナイフを入れると肉のうまみがじゅわっと広がります。残ったソースをご飯にのせて味わう方が多いのも、この店ならではの光景です。
弓豚のしゃぶしゃぶは、2代目から続く名物です。筑波山系の豊かな水に恵まれて育つ弓豚はSPFポークで、臭みが少なく、きめ細かな肉質とあっさりとした脂が持ち味。宴会でも喜ばれる一品で、飯村牛との盛り合わせにすれば、味の違いを食べくらべることもできます。
ランチにも登場する飯村牛のビーフシチューは、ホホ、バラ、スネなど好みの部位を選べるのがうれしいところ。部位ごとの食感の違いを楽しみながら、ゆっくり味わいたい洋食店の定番です。
- 昭和13年からやってるトレストラン中台さん。
- 土浦初の洋食レストランとしてオープンして以来
中台家3代で中台の味を受け継いできた
地元民に愛され続けてるレストラン - 20種から選べる
| 住所 | 茨城県土浦市桜町2-12-3 |
|---|---|
| 電話 | 029-822-1068 |
[記事公開日]
[最終更新日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







