この記事の目次
吉祥寺の焼き鳥「いせや総本店(いせやそうほんてん)」
お店のシンボルともいえるのが、営業日に立ちのぼる炭火の煙です。14階建てのビルの最上階まで白い煙がもくもくと昇る光景は、地域のかるたにも詠まれるほど吉祥寺の名物となっており、お店の前を通るだけで漂ってくる香ばしい香りに誘われて、気づけば暖簾をくぐっているというお客さんも少なくないといいます。平日でも1日に3,000本もの串を焼き、花見シーズンの週末になると1日1万本を超えることもあるというから、その人気のほどがうかがえます。1階には立ち飲みコーナーとカウンター席、2階にはテーブル席と座敷が設けられ、一人でふらりと立ち寄っても、仲間とゆっくり腰を落ち着けても楽しめる、懐の深さもこのお店ならではの魅力です。
いせや総本店の焼き鳥は、精肉店を前身とするだけあって、肉質の確かさは折り紙つきです。レバー・タン・ハツ・シロ・ひなどり・つくね・ねぎ焼き・ガツ・鳥皮・軟骨・かしら・ぼんじりなど、バリエーション豊かな12種類の串が揃い、1本1本が大ぶりでボリュームたっぷり。タレか塩かを選べますが、お店の個性を存分に味わうならタレがおすすめで、甘辛いたれが肉の旨みをぎゅっと引き立てます。
焼き鳥と並ぶ人気者が自家製シューマイです。通常のシューマイのおよそ2倍という大ぶりのサイズで、精肉店ゆかりの新鮮な肉がぎっしりと詰まっています。からしと醤油でいただくとジューシーな旨みがさらに際立ち、常連客なら必ずといっていいほど注文する一品です。添えられたキャベツの千切りがほどよいアクセントになっており、何串食べても飽きさせません。そのほか、しっかりと味の染みた煮込みも根強いファンをもつ定番メニューで、じっくり煮込まれた素材のやわらかさと深みのある味わいが、お酒のよき相棒になってくれます。また、ガツ刺し(しょうがまたはにんにく添え)は、コリコリとした独特の食感と旨みで、焼き鳥の合間にさっぱりといただける一品として人気があります。そして総本店ならではのメニューとして、若どりのもも焼きや、その日の仕入れによって変わる本日のお楽しみ品(日替わり)も楽しみのひとつ。シメサバや刺身など、焼き鳥屋の枠を超えたラインナップは、通いつめた常連客をも飽きさせない工夫のひとつです。著名なフォークシンガーや俳優など文化人にもファンが多く、人情あふれる吉祥寺の社交場として、世代を超えて愛され続けています。
- 1928年昭和 3年に精肉店として創業
- 焼き鳥12種 全品100円
- 醤油✕八丁味噌の秘伝のタレ
- スクープ撮られた!名店の焼き鳥
| 住所 | 東京都武蔵野市御殿山1-2-1 |
|---|---|
| 電話 | 0422-47-1008 |
[記事公開日]
[最終更新日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
