【路線バスで寄り道の旅】うな重 神楽坂の鰻屋『神楽坂 富貴貫』のお店の場所〔室井滋〕

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放送の【路線バスで寄り道の旅】室井滋さんがゲストロケで紹介した、神楽坂の鰻屋でうな重などコース料理がいただけるお店は『神楽坂 富貴貫』です。

神楽坂駅「神楽坂 富貴貫(フキヌキ)」

『神楽坂 富貴貫』は大正12年創業の老舗『赤坂ふきぬき』の姉妹店として、神楽坂の石畳の趣ある路地に佇む一軒家で営業しています。

『富貴貫』という名前は、先代が若き頃修行した岐阜の料亭の名前から頂いたもので、「高貴であり、それを貫く」という意味を持ちます。どのような時代が訪れても、お客様に最上の品質をお届けし続けるという強い信念が込められており、創業から約100年の時を経た今も、その精神が脈々と受け継がれています。

お店の最大の特徴は、創業から100年間受け継がれてきた秘伝のタレです。
江戸前の伝統に基づく辛口であっさりとした味わいが特徴的で、この継ぎ足し続けられた秘伝のタレが、鰻本来の旨味を最大限に引き出しています。
毎朝仕入れる国産の活鰻を熟練の職人が丁寧に捌き、一串一串心を込めて焼き上げる様は、まさに職人技の極みと言えるでしょう。また、器にも並々ならぬこだわりがあり、鰻の重箱には輪島の漆塗り、ひつまぶしには手彫りの器、そして全国から集めた萩焼などの陶器を使用しており、料理と器の調和によって生まれる美的体験も、このお店ならではの魅力となっています。

人気は、先代が関東地方で初めて紹介したとされるひつまぶしです。
千葉県産のエコ米(コシヒカリ)の上に、秘伝のタレで香ばしく焼き上げた鰻がたっぷりと盛られ、まずはそのまま、次に薬味を加えて、最後に特製の出汁をかけて茶漬け風に味わうことで、一杯の中で様々な味の変化を楽しむことができます。

うな重は梅・竹・松の三段階で提供され、どれも秘伝のタレでふっくらと焼き上げた鰻が輪島塗の重箱に美しく盛り付けられています。

夜のコースでは、肝焼きなどの鰻料理を織り交ぜた焼き物八寸という珍しい逸品が楽しめ、季節の食材と鰻を組み合わせた創意工夫に満ちた一皿が、食事の始まりを華やかに彩ります。

店内は1階が無垢材を使用したモダンな空間、2階には1日1組限定の特別室があり、大切な方との記念日や接待など特別なシーンにふさわしい上質な時間を過ごすことができます。
店舗は神楽坂・赤城神社の裏手という落ち着いた立地にあり、毘沙門天で知られる善国寺のある風情豊かな街並みの中で、静寂に包まれた贅沢な時間を過ごすことができます。


食べログ
  • うな重 竹 5800円
  • 花コース 20000円
  • 鰻白焼き和牛サーロイン
  • 鰻 湯葉巻き べっ甲餡
  • 鰻のフルコース

口コミ・予約

一休.comレストラン

神楽坂 富貴貫 (カグラザカ フキヌキ) – 神楽坂/うなぎ料理 [一休.comレストラン]

創業大正12年 伝統の味を継承。大正12年創業、東京・赤坂で今も変わらぬ味と技の伝統を継承し、多くの著名人に愛される老舗「赤坂ふきぬき」の予約専門店「神楽坂冨貴貫」。
「冨貴貫(ふきぬき)」という屋号は先代が若きころ修行した岐阜の料亭の名前をいただきました。「高貴であり、それを貫く」という意味をもち、如何なることがあってもお客様に良いものを提供し続けるという強いメッセージが込められています。素材にこだわり、製法にこだわり、提供にこだわった伝統の味を贅沢な空間でご賞味ください。
神楽坂 富貴貫の予約は一休.com レストラン。…

住所 東京都新宿区西五軒町1-14
電話 03-5225-2777

徳光和夫・田中律子

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この記事の作者・監修

Activi TV

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