与謝野駅「かぎ屋」
店主の鍵井輝昭さんが、55歳で早期退職して念願の夢を叶えたこのお店は、自宅のガレージを丁寧に改装した温かみのある空間と。鍵井さんは電気工事会社で工事士として長年勤めてこられましたが、地元の「明石そば同好会」のそばに出会ったことをきっかけに、そば打ちの魅力に引き込まれていきました。以来、週末には京都市内のそば店で修業を重ね開業しました。
このお店の最大の特徴は、薪とそばという二つの情熱が見事に融合。
鍵井さんは薪の製造・販売も手掛けており、ご自身で作った薪を使ってかまどでそばを茹で上げています。
一般的なそば店がガスを使用するのに対し、かぎ屋では薪火の強力な火力で一気にお湯を沸騰させ、激しい対流の中でそばを茹でることで、香り高くしっかりとしたコシのある仕上がりを実現しています。
また、店内には薪ストーブが設置されており、冬にはパチパチと薪が燃える音と柔らかな温もりが、訪れる方の心を優しく包み込んでくれます。
提供されるそばは全て「十割石臼挽き手打ちそば」で、毎朝店内の二種類の石臼でその日に使う分だけを挽き、手打ちで丁寧に仕上げられています。
一般的には十割そばは温かいそばにすると風味が落ちやすいと言われていますが、かぎ屋では温かいそばにも十割を使用するという強いこだわりを持っています。
その日のうちに実を挽き、調理、提供することで、そば本来の豊かな香りと滑らかな食感を最大限に引き出しています。
看板メニューのざるそば2色盛り。与謝野産の完熟した黒色のそば実と、鹿児島県産の早刈りの緑色のそば実という、二種類の異なるそば実を使った二色のそばを一度に楽しめます。
黒い実を使ったそばは野趣あふれる香りと力強い味わいが特徴で、緑の実を使ったそばはフレッシュ感のある香りと上品な甘み、なめらかな喉越しが魅力です。
それぞれの実によって異なるそばの風味と味わいを食べ比べできる贅沢な一品で、京都市内でも緑色の実を使ったそばを提供しているのは二店舗だけという希少性も見逃せません。
単品のそばメニューには、黒い実を使ったざるそばと緑色の実を使ったざるそばがあり、それぞれ異なる風味をじっくりと堪能できます。
また、オプションメニューとして、薪火でふっくらと炊き上げたかまど炊き五目ご飯も用意されており、そばだけでなくお米一粒一粒に凝縮された薪の旨味を感じられる一品として密かに人気を集めています。
薬味には兵庫県豊岡市の「北村わさび」、ネギには大宮町の「やさい魂研究所」の情熱ネギを使用するなど、細部にまでこだわりが感じられます。「体にいい、安心なものを食べてほしい」という店主の思いから、油を多く使った天ぷらはあえてメニューに加えず、地元野菜を中心に提供しているのも特徴です。そばの香りを邪魔しないための配慮と、健康面への気遣いが込められています。
営業は土曜日と日曜日の11時から14時までという週末限定のお店です。
- 薪屋とそば屋
| 住所 | 京都府与謝郡与謝野町明石1746 |
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※公式サイト・Instagramからですを引用させていただいております。
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
