【人生の楽園】長崎・海辺の夫婦宿『さいとう宿場』東彼杵町のお店情報

【人生の楽園】長崎・海辺の夫婦宿『さいとう宿場』東彼杵町のお店情報
放送の【人生の楽園】50歳の出発 海辺の宿〜で紹介した、長崎・東彼杵町の宿は『さいとう宿場』です

長崎の海辺の宿「さいとう宿場」

『さいとう宿場』は、長崎県東彼杵町の千綿駅から徒歩1分に佇む、ゲストハウススタイルの小さな宿です。

かつて恵比須屋御旅館という名で親しまれていた空き家を、2019年8月に齊藤仁さん・晶子さん夫妻が丁寧に改修して開業しました。かつては 食堂もあり、雑貨やパンも販売していました。

齊藤仁さん・晶子さん夫妻の開業エピソード
大阪出身の仁さんは東京で店舗や博物館などを企画・施工する会社に勤務し、大きなプロジェクトの責任者を務めていました。一方、東京出身の晶子さんは外資系IT企業などで勤務していました。そんな2人の共通の夢は「50歳の節目で会社勤めの人生に区切りをつけ、田舎暮らしをすること」でした。
 
移住先は「暖かくて海の見える場所」と決め、2016年に2人揃って早期退職。
 
四国、九州、沖縄の各地を巡り辿り着いたのが、海も山もあり、人も温かい東彼杵町でした。仁さんは移住後「地域おこし協力隊」に参加し、地域活性化に取り組む中でこの町に宿泊施設が無いことを知り、宿を開こうと決心します。すでに飲食店やパン屋が揃っていた千綿エリアで、交流や出会いの場として機能する宿を目指しました。

『さいとう宿場』のもうひとつの魅力は、大村湾と鉄道を一望できる絶景のロケーションです。昭和3年に開業したレトロな木造駅舎の千綿駅は、平成5年に昔の面影を残しながら改築され、現在は長崎県景観資産にも指定されています。
ホームからは波穏やかな大村湾が見渡せ、夕陽に染まる海と列車のシルエットを撮影しようと写真愛好家も多く訪れる場所です。宿の窓からもこの絶景が楽しめ、夕映えの大村湾や朝の青空を眺めながら過ごす時間は格別です。
インスタグラムでも駅舎の様子が公開されてますので是非ご覧ください。

宿には3つの客室が用意されています。海側12畳の和洋室空海は2〜6名が泊まれる個室で、大村湾や列車の風景をゆったり眺められます。
畳敷きの山側和室山茶は1〜3名向けの隠し部屋のような落ち着いた空間で、出窓から見える月や緑に癒されます。
2段ベッドを備えた洋室月光は1〜6名が泊まれ、カプセルタイプのベッドには専用ライトやコンセントが付いています。

縁側からは大村湾や夕日の景色が広がり、JR大村線の列車を見下ろすこともできます。

古民家を改装したセルフサービスの宿で、チェックイン後のベッドメイキングもお客さん自身で行います。トイレやシャワーは共同利用となり、旅館のような至れり尽くせりのサービスはありませんが、その分気軽に泊まれる雰囲気が魅力です。

宿には併設のカフェ・バーラウンジがあり、宿泊者以外も利用できます。事前予約制で、地元の旬の食材を使った和朝食長崎皿うどんを味わえます。和朝食は東彼杵町唯一の手づくり麦味噌で仕立てた具沢山の味噌汁が中心で、旬の野菜がたっぷり入った素朴な一品です。

東彼杵町は「そのぎ茶」の産地として知られ、4年連続で日本一に輝いたこともある銘茶ですから、朝食のお供にそのぎ茶を楽しむのもオススメ。

齊藤夫妻は、ただ泊まって終わるのではなく、次につながるような体験を大切にしています。宿を訪れるゲストに東彼杵町の魅力を語り、地元の人々との交流の場をつくることで、移住や新しい縁が生まれる場にしたいと考えているそうです。

町の人々からは「東彼杵のお父ちゃんとお母ちゃん」のように親しまれ、宿場を通じて人と人を結ぶ役割を担っています。お2人は「ここは自然豊かで便利な田舎。この宿を町ぐるみでもてなす場所にしたい!」と語ります。

最後にアクセス情報。東彼杵町は長崎県のほぼ中央に位置し、高速道路のインターチェンジや駅、空港へのアクセスも良好です。長崎空港から車で約20分、ハウステンボスから車で約35分、長崎や佐世保からは列車で約1時間という便利さも魅力です。周辺には千綿渓谷の名瀑龍頭泉や、レトロな千綿駅、道の駅彼杵の荘などの観光スポットがあり、のんびりとした田舎の風景と温かい人々に囲まれて、東彼杵での暮らしに触れる滞在が楽しめます。

予約・プラン情報

ホームページ

さいとう宿場・長崎/海を眺める宿

宿泊飲食 | 長崎「海が見える宿」駅徒歩1分、ハウステンボスや嬉野温泉へ30分

JR大村線の千綿駅から徒歩1分のオーシャンビューのさいとう宿場は、空港から20分の宿泊飲食施設です。
ハウステンボス、波佐見、嬉野温泉へ30分、佐世保、長崎へは約1時間のアクセスが便利な宿です。カフェ・ダイニングも併設し、地元の食材に拘った朝ごはん、長崎皿うどん、ご宴会(要事前予約)等のメニューがございます。飲み物は4年連続で日本一を受賞したそのぎ茶他、こだわりの焼酎等をご用意しております。

www.saito-syukuba.com

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住所 長崎県東彼杵郡東彼杵町駄地郷1662−8
電話 0957-47-9723

※公式サイト・Instagramから情報を引用させていただいております。

菊池桃子・小木逸平

[記事公開日]

この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!