ご縁 結ぶカフェ 磐田駅「くつろぎのカフェ えんむすび」
2022年春にオープンしたこの温かい空間は、店主の岡田やよいさんが「いろんなご縁をいただいて今の自分がある」という思いを込めて営まれています。
やよいさんは祖父の代から続く仕出し屋で生まれ育ち、実家の手伝いを通じて飲食業の楽しさに目覚めました。独学で調理師免許を取得し、地元の独身寮食堂で経験を積んだ後、56歳で念願のカフェをオープン。人生の第二章として新たな歩みを始められました。
店内は靴を脱いで上がる家のような温もりに満ちており、自然光がたっぷりと差し込む窓辺では木のぬくもりを感じながら、まるで時間がゆっくりと流れているかのような穏やかな時間を過ごすことができます。出雲大社の職人によって特別に作成されたうさぎの石像が静かに見守る店内は、昔ながらの建築美と現代の快適さが見事に調和した空間となっています。
看板メニューのえんむすびプレートは、地元磐田の四季折々の食材を大切にした心温まる一皿です。自家製お味噌で丁寧に炊かれた野菜たっぷりの豚汁は、その日によって入れる野菜が異なり、まず澄まし汁のような出汁で味わってから、好みに合わせてお味噌を混ぜて楽しんでいただくユニークなスタイルが特徴です。
カレー麹としょうゆ麹で味付けされた2種類のおにぎりには青のりとカレーマヨネーズがトッピングされ、ふっくらとした厚焼き卵やマグロの角煮とともに、旬の野菜をふんだんに使ったおかずが彩りを添えています。
デザートメニューも充実しており、黒豆きなこチーズケーキやとろーりきなこプリン、クリームチーズと3種のベリーを使用した季節のパフェなどが人気を集めています。特に注目すべきは、袋井市の「じぇらーとげんき」がえんむすび専用に考案した特製ジェラートアイスで、ここでしか味わえない特別な逸品となっています。赤紫蘇ソーダフロートなどの季節限定ドリンクやデザートセットも充実しており、食後のひとときを華やかに演出してくれます。
夜には一日一組限定の完全予約制「夜カフェ」も営業されており、プライベートな時間をゆったりと楽しむことができる贅沢な空間として評判を呼んでいます。季節に合わせた鍋物を中心に、アルコールやノンアルコールドリンク、スイーツまで夜限定の特別なメニューが用意され、昼とは異なる古民家の風情を満喫できます。
地域との結びつきも深く、2024年2月からは地元磐田のラグビーチーム「静岡ブルーレヴズ」が勝利した翌日にファンが訪れると豚汁大盛りか特製スイーツがサービスされる心温まる取り組みも始まっています。朝仕込みの関係上数量限定となるスープとおにぎりのテイクアウトメニューは前日までの予約制で、遠方のお客様からも愛され続けています。
やよいさんの「人と人とのご縁を大切に」という思いが込められたこのカフェは、訪れる人々の心とお腹を同時に満たし、新たなご縁を結ぶ特別な場所として、磐田の街に欠かせない存在となっています。
- 自分好みに味を調整する豚汁
こちらは『くつろぎのカフェえんむすび(磐田/カフェ)』のお店ページです。実名でのオススメが2件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…
retty.me
| 住所 | 静岡県磐田市城之崎4-1-9 |
|---|---|
| 電話 | 不明の為情報お待ちしております |
※公式サイト・Instagramから情報を引用させていただいております。
菊池桃子・小木逸平
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
