2025年8月13日放送の【ニノなのに】玉木宏さんがロケでアルバイトをした、チャーハンのお店は横浜・伊勢佐木町『玉泉亭』です。

玉泉亭は大正7年（1918年）に初代・井田小三郎によって創業された老舗中華料理店です。

創業当初は近くの曙町で「三国料理」と銘打って開店し、西洋料理、中華料理、日本料理の意味で「三国」と名付けられた珍しい経営方法で注目を集めました。戦後に現在の伊勢佐木町5丁目に移転し、現在は3代目の井田武雄さんが昭和54年3月から店を受け継いでいます。

横浜ご当地グルメのサンマーメンの発祥店の一つで、2代目店主の時代に、本来の中国風の脂っこい料理を日本人の舌や好みに合わせた味付けに改良し、あんかけの要素を取り入れた麺料理として誕生させました。
「生碼麺」と命名されたこの麺は、「生」（野菜）「碼」（具を載せた）麺という意味から名付けられたと言われています。
醤油ベースのあっさりとしたスープに、もやし、キャベツ、人参、玉ねぎ、キクラゲ、豚肉などの具材をとろみのある餡で仕上げ、細いストレート麺の上にたっぷりとかけた一品です。

店の人気はサンマーワンタンメンで、元祖サンマーメンにぷりぷりのワンタンが6個加わった贅沢な一品です。ワンタンの食感と餡かけの相性が絶妙で、醤油ベースのスープに餡が加わることで味がマイルドになり、優しい出汁の風味と餡かけの相乗効果を楽しむことができます。細麺は素麺のように細く、熱々の餡と絡んでスルスルと食べやすいのが特徴で、地元の人々はもちろん、遠方からこの味を求めて訪れる客も後を絶ちません。

五目チャーハンは王道のパラパラ食感で、カニ、エビ、錦糸卵が彩りよく載り、チャーシューもたっぷりと入った人気メニューです。店では半チャーハンとしてサンマーメンとのセットでも楽しめ、優しい味わいのサンマーメンとの相性が抜群です。

バンメンは本店でのみ提供される特別なメニューで、餡に溶き卵が和えてあることとモヤシが入っていないことがサンマーメンとの大きな違いです。具材は白菜、小松菜、人参、タケノコ、キクラゲ、かまぼこ、豚肉、エビと豪華で、細長く刻まれた焼豚がトッピングされています。
溶き卵により醤油ベースのスープがマイルドになり、焼きそばのような浅い皿で提供されるのも特徴的です。

手作りエビ入りシューマイも看板メニューの一つで、豚ひき肉と玉ねぎの優しい味わいに小ぶりながらも剥き身の海老の弾力感が加わった逸品として親しまれています。

二宮和也・Matt・清野菜名・高橋克実・鬼龍院翔・ゴールデンボンバー・金子貴俊・塚田僚一・A.B.C-Z・玉木宏