2025年9月30日放送の【マツコの知らない世界】で紹介した、道の駅バーガーの世界のロケ地・お店をまとめて紹介します。

エリさんが日本で超進化！この秋食べたい絶品21商品を紹介します。

道の駅 上品の郷は、宮城県石巻市の北部、国道45号線沿いにある道の駅です。

新旧北上川に囲まれた緑豊かな場所にあり、東にそびえる「上品山」が駅名の由来となっています。この道の駅は、杉格子構造建築という珍しい造りを取り入れており、施設全体から木の温もりが感じられるのが特徴です。

道の駅 上品の郷の最大の魅力は、日帰り温泉施設「ふたごの湯」を併設している点です。
実はこれは、宮城県内の道の駅で唯一の温泉施設で、ドライバーや観光客の疲れを癒す非日常の空間を提供しています。

この「ふたごの湯」の泉質は、皮膚病や婦人病に効能があるとされる含鉄塩化物泉で、宮城県内でもここにしかない珍しいもの。
湯は鉄分と塩分が非常に豊富に含まれた茶褐色をしており、体の芯までポカポカとよく温まり、湯冷めしにくいと評判です。

大浴場はヒノキをふんだんに使った「さくら」と、石造りの「かしわ」の二種類があり、男女週替わりで入れ替わるため、訪れるたびに異なる雰囲気を満喫できるのもうれしい心遣いです。また、無料で利用できる足湯コーナーも設置されており、多くのお客様に人気があります。

レストラン「栞」やフードコートでは、地元石巻圏内の素材にこだわった安心・安全な地場産食材を味わうことができますが、中でも特におすすめなのが、石巻専修大学と地元の事業者が共同で開発したオリジナルメニュー「サバだしラーメン」です。世界有数の漁場である三陸沖に近く、港町として知られる石巻ならではの特産品を活かした一品で、豊かな風味を持つサバだしスープが最大の特徴です。

『道の駅西山公園』は、福井県のほぼ中央に位置する「めがねのまち」として知られる鯖江市にある道の駅です。

ここは、園内におよそ五万株ものツツジが咲き誇り「日本の歴史公園100選」にも選定されている名勝、西山公園に隣接して整備されました。
単なる休憩所ではなく、鯖江市の魅力を発信する情報拠点としての役割も担っており、地元の新鮮な農産物の直売はもちろん、鯖江が誇る「めがね」「漆器」「繊維」といった三大地場産業の展示販売コーナーも充実しています。

お食事処では、福井の食文化を代表する郷土料理やご当地グルメが楽しめます。

自家製の和風だしにこだわったおろしそばは、冷たいそばの上に大根おろしを乗せていただく福井名物で、さっぱりとした風味とコシのある麺の組み合わせが評判です。
また、福井のご当地グルメの双璧ともいえるソースカツ丼も、自家製ソースの深い味わいが特徴で、サクサクのカツとご飯がすすむ一品として人気を集めています。

さらに、鯖江市の伝統的なブランド野菜である「吉川ナス」を使った季節限定のメニューも見逃せません。特に、伝統薬味「山うに」を和えたマヨネーズがアクセントの吉川ナスバーガーは、ピリッとした辛さとナスの濃厚な旨味がクセになる味です。

道の駅あぐり窪川は、1999年4月に高知県高岡郡四万十町でオープンした道の駅です。

高速道路の高知自動車道・四万十町中央インターチェンジを降りてすぐの国道56号沿いにあり、アクセスの良さから四万十エリアを訪れる多くの旅行者の拠点となっています。

あぐり窪川の最大の強みは、道の駅としては珍しく、敷地内に自社工場を併設していることです。
この工場で、地元の四万十ポークをはじめとする特産品を活かしたオリジナル商品を製造しており、ここでしか手に入らないものがたくさんあります。

その中でも看板商品となっているのが、具だくさん豚まんです。柔らかく甘みの強いブランド豚・四万十ポークに、国産の玉ねぎや高知県産のたけのこをたっぷり加えたジューシーな豚まんは、「ひっくり返してめしあがれ！」のキャッチコピーと共に評判を呼び、なんと一日で2,200個を売り上げたという記録を持つほどの人気ぶりです。

『道の駅 奥伊勢おおだい』は、三重県の山間部に位置する大台町にあり、清流日本一にも選ばれた宮川の源流域の自然豊かな環境で、紀勢自動車道大宮大台インターチェンジからもアクセスしやすい国道42号線沿いにあります。

テイクアウトができる『まごころ屋台』で特に人気なのが、ご当地バーガーのおいしかバーガーです。バンズには特産の大台茶が練り込まれており、パテには大台町で捕獲された鹿肉が使われています。

このジビエのパテに、ワサビの葉茎を醤油漬けにしたものをマヨネーズと合わせた特製ソースがトッピングされており、奥伊勢ならではの素材が詰まった味わいが楽しめます。

また、併設された『まごころ食堂』では、平日限定の一日三十食ほどで提供される本日の駅弁が、地元の食材をふんだんに使い、手作りの温かさが感じられると大好評で、お昼時には多くの人で賑わう人気メニューです。

道の駅青の国ふだいは、岩手県下閉伊郡普代村にある2021年9月25日に開駅した道の駅です。三陸沿岸道路の普代インターチェンジからも近く、立ち寄りやすい場所にあります。

この道の駅は、三陸鉄道リアス線の普代駅舎に併設されており、既存の村観光センターの一部や駐車場などを改修して活用することで、村の玄関口としての役割を担っています。

人気のテイクアウトメニューは、ご当地ソフトの昆布ソフトです。濃厚なミルクの甘さの中に、普代産昆布の粉末が練り込まれており、ほんのりとした磯の香りと塩気が感じられる、絶妙なバランスの味わいです。

番組で紹介した青の国バーガーも、見逃せない一品です。
普代村アビーロード商店街にある「上神田精肉店」の、昆布をたっぷり使った「こんぶメンチ」と、同じく商店街の「下川原商店」の「特製バンズ」で挟んだ手作りバーガーで、昆布の多さと肉汁の美味しさに感動を覚える逸品です。手作りのため、一日限定30食の数量限定販売となっています。

道の駅くるくるなるは、2022年4月29日にオープンした、徳島県鳴門市にある道の駅です。

「くるくるなると大渦食堂」の名物が、豪快な盛り付けが目を引く海鮮てっぺん丼です。丼の名の通り、新鮮な魚介類が文字通り「てっぺん」まで山盛りに盛り付けられており、見た目のインパクトは抜群です。鳴門やその近海で獲れた旬の魚介をふんだんに使用しているため、その鮮度の良さとボリュームには誰もが驚かされます。

鳴門金時をテーマにしたカフェ・レストラン「ホレタテキッチン」で提供されている鳴門金時パンケーキは、二段重ねのパンケーキの上に、なると金時餡やバニラアイス、メープルバターが添えられ、たっぷりのクリームとの相性も抜群の絶品スイーツです。

道の駅 伊豆月ヶ瀬は、2019年12月14日にオープンした、静岡県内で25番目に誕生した新しい道の駅です。伊豆半島のほぼ中央に位置するこの施設は、伊豆縦貫自動車道の天城北道路・月ケ瀬インターチェンジに直結し、国道136号からもアクセスできる、伊豆半島の交通の要となる場所にあります。

道の駅しょうなんは、千葉県柏市、美しい手賀沼のほとり、手賀大橋のたもとに位置する道の駅です。

道の駅 龍神（ウッディプラザ木族館）は、和歌山県の南西、高野龍神スカイラインの起点にあり、清流・日高川のすぐ近くにある道の駅です。

旧龍神村は林業が主要産業として栄えた歴史があり、この道の駅は森林組合が運営しています。そのため、建物は地元の「龍神材」をふんだんに使い、横に長く龍の胴体をイメージしたデザインになっているのが特徴です。

お食事処でぜひ味わっていただきたい一番人気のメニューは、地元の山の恵みをいただくジビエ料理の猪丼です。薄くスライスされた猪肉を特製のたれで煮込み、ご飯に豪快に乗せたこの丼は、臭みが少なく旨味が濃い猪肉と、付け合わせのゴボウの食感と風味が絶妙に合わさって、食欲をそそる一品です。

道の駅おかべの深谷ねぎバーガーは、昭和4年に創業した埼玉県深谷市の老舗パン屋「富士屋」が手がける名物のご当地バーガーです。
富士屋は深谷駅前通りの県道141号線沿いに店を構え、地元商店街で90年以上も愛され続けています。創業当初は森永の商品を販売する小売業から始まり、35年ほど前から手作りサンドイッチを、そして約10年前からは自家製パンの製造販売を開始しました。
現在は三代目の店主が、創業当時から変わらない味と、地元の素材へのこだわりを守り続けながら、毎朝丁寧にパンを焼き上げています。深谷市仲町2-32に位置するこの小さなパン屋は、地域の人々にとってなくてはならない存在となっています。

深谷ねぎバーガーの最大の魅力は、全国ブランドとして知られる深谷ねぎをふんだんに使った大きなかき揚げを、特製のふっくらとしたバンズでサンドした独特の組み合わせ。深谷ねぎと桜海老のかき揚げは、甘辛いしょうゆベースのたれにしっかりと漬け込まれ、たれが染み込んでしっとりとジューシーな食感に仕上がっています。このかき揚げに千切りキャベツのシャキシャキとした歯ごたえ、マヨネーズのまろやかさ、そして和辛子と糸唐辛子のピリッとしたアクセントが加わることで、まるでお好み焼きをサンドしたかのような新鮮な味わいが生まれています。
揚げることで香ばしく甘みが増した深谷ねぎの風味は格別で、噛むほどに旨みが口の中に広がります。このバーガーは、地元の人はもちろん観光客にも人気が高く、人気商品ゆえ売り切れることも多いため、早めの時間帯での来店がおすすめです。

『道の駅たまつくり』は、茨城県行方市の霞ヶ浦大橋のたもとに広がる、風光明媚な湖畔にある道の駅です。

この道の駅の最大の魅力は、やはりその絶好のロケーションと、それに付随する充実した施設です。霞ヶ浦に面したウッドデッキからの眺めは、筑波山を遠景に望む絶景ビュースポットとして知られています。

道の駅のフードコーナーで不動の一番人気を誇るのが、ご当地バーガーシリーズの先駆けとなったなめパックンです。これは、霞ヶ浦で獲れるアメリカナマズをパティに使い、行方市の特産であるわさび菜などの野菜と一緒にバンズで挟んだ、まさに地元の恵みが詰まった逸品です。珍しい食材に目を奪われがちですが、

ナマズの身の中でも特に美味しいとされるカマ肉を使うなど、味へのこだわりも強く、食感はまるで上品な白身魚のようで、ケチャップソースとの相性も抜群と評判です。現在ではこの道の駅のみで提供されており、行方市のご当地グルメを全国に知らしめる代表的な存在となっています。

道の駅しもつけは2011年3月26日にオープンしました。栃木県下野市の新4号国道沿いにあり、県内でも有数の規模を誇る道の駅として知られています。

地域で生産量日本一を誇るかんぴょうをはじめ、豊富な地元農産物とその加工品を活かした食事が楽しめる、地域振興と交流の拠点として誕生しました。

グルメの中で特に高い人気を集めているのは、自家農園の苺や旬の素材を使った本格的なジェラートが味わえるGELATERIA伊澤いちご園です。
阿佐ヶ谷の専門店で修行を積んだ職人が手掛けるジェラートは、那須の千本松牧場の低温殺菌牛乳やアカシア蜂蜜といった厳選された素材へのこだわりが光ります。常時15種類前後のフレーバーが並び、月替わりで登場する旬の素材を使った新フレーバーも楽しみのひとつです。

まんぞくバーガーは、お惣菜コーナーで販売されている人気のご当地バーガーです。
このまんぞくバーガー最大の特徴は、下野のたまり醤油につけた分厚いロースハムと、地元特産のかんぴょうを組み合わせた意外な味わいです。下野市は全国一位のかんぴょう生産量を誇る産地で、このバーガーにもその特産品がしっかりと使われています。和と洋のハーモニーが絶妙に調和し、ボリュームもたっぷりで名前通りの満足感が得られる一品となっています。限定で販売されているため、早めの来訪がおすすめです。

道の駅湧水の郷しおやは、栃木県塩谷郡塩谷町にあり、西に日光連山、北に高原山を望み、南に鬼怒川が流れるという、自然豊かな美しい景観に恵まれた場所にあります。

人気は、地元産品にこだわる「実のり食堂」の看板メニュー、とちぎゆめポークの豚丼です。この料理は、オープン当初から七年にわたってリピーターを増やし続けている定番の味で、脂身に甘みがあり、肉質がやわらかいと評判の栃木のブランド豚「とちぎゆめポーク」を惜しげもなく厚切りにして使っています。

ご飯には塩谷町産の美味しいコシヒカリを使い、自家製の甘じょっぱいタレは、醤油やリンゴなどの果物、香味野菜など十種類以上の材料を煮詰めて作られています。生姜が香るタレが肉とご飯のハーモニーを生み出し、キャベツと添えられた半熟卵を絡めていただくと、さらに奥深い美味しさが楽しめる逸品です。

『道の駅さとみ』は、茨城県の北部、常陸太田市の旧里美村地区にある道の駅で、1995年6月に開駅しました。茨城県内でも歴史の長い道の駅の一つとして知られ、常陸太田市から福島へと抜ける国道349号線沿いののどかな山あいにあります。

施設のデザインには、この地域でかつて行われたブルガリア人美術家クリストの「アンブレラ・プロジェクト」にちなみ、「傘」をモチーフにした意匠が取り入れられているのが特徴です。

目玉メニューとして人気を集めているのが、週末限定で提供される常陸牛100％ハンバーガーです。肉の旨みが凝縮された常陸牛を贅沢に100％使用したパティが特徴で、ジューシーな肉質とボリューム感が魅力の一品として、わざわざこれを目当てに遠方から訪れるファンもいるほどです。地元産の新鮮な野菜も添えられ、地域の恵みを丸ごと味わうことができるハンバーガーは、里美の新しい名物として定着しつつあります。

道の駅すごうは、大分県竹田市の国道57号沿い、熊本県との県境に近い場所にある道の駅です。

この場所は、かつて長きにわたり地元の方や多くの観光客に親しまれてきた「竹田ドライブイン」があった場所で、その施設を竹田市が買い取り、地域の玄関口としてより快適な交通の要所となるよう改装され、2010年4月1日に道の駅として新たにオープンしました。

道の駅すごうの最大の魅力は、なんといっても地元の特産品である「スイートコーン」です。駅のある菅生地区は九州でも有数の高冷地野菜、特にスイートコーンの産地として知られており、夏の旬の時期には朝採れの甘いスイートコーンが直売所の棚いっぱいに並びます。最盛期には一日で5,000本ものスイートコーンが売れる日もあるほどの人気ぶりだそうです。

この新鮮なスイートコーンの美味しさを通年楽しめるようにと開発されたのが、駅の名物であるとうもろこしソフト（コーンクリームソフト）です。

すごう丸福で提供されているボリューム満点の軽食、すごうバーガー。地元のからあげ専門店の名物チキン南蛮を白いバンズで挟んだ一品で、ドライブ途中に小腹を満たすのにぴったりです。

『道の駅豊崎』は、沖縄県の空の玄関口である那覇空港から車でわずか15分ほどの豊見城市にあり、平成20年12月20日にオープンしました。ここは沖縄県内では6番目、南部地域においては初めて登録された道の駅です。

お店の定番メニューオムタコ丼は、メキシコ生まれのタコライスと日本生まれのオムライスが組み合わされた、まさにチャンプルー文化が息づく沖縄ならではの独創的な一品と言えます。タコライスのピリッとした辛さと、ふんわりとした卵の優しい味わいが絶妙に調和した、子どもから大人まで楽しめるボリューム満点なメニューとして人気を集めています。

マツコデラックス