【マツコの知らない世界】『熱海の世界』のまとめ・お店情報

2025年5月27日放送の【マツコの知らない世界】で紹介した情報。

『山田湯』は昭和30年頃に開業した、熱海市和田町にある共同浴場です。住宅街の細い路地を進んだ先にひっそりと佇むこの湯処は、地元の人々に長年親しまれてきました 。

山田湯の魅力は、源泉かけ流しの温泉にあります。泉質はカルシウム・ナトリウム塩化物・硫酸塩温泉で、無色透明の湯が浴槽に注がれています。湯温は源泉で56.2℃と高めですが、浴槽では適度な温度に調整されており、体の芯から温まることができます 。

浴室はタイル張りで、3人ほどが入れる小さな浴槽が特徴です。壁には富士山や水車のタイル画が描かれており、昭和の雰囲気を感じさせます。洗い場にはシャワーはなく、カランから直接湯を汲むスタイルで、昔ながらの銭湯の風情を楽しめます 。

施設の利用料は大人300円と非常にリーズナブルで、洗髪を希望する場合はプラス50円となっています。営業時間は午前8時から11時、午後3時30分から9時までで、不定休のため訪問前に確認することをおすすめします 。

『熱海駅前温泉浴場』は、静岡県熱海市のJR熱海駅から徒歩約2分の場所にある共同浴場で、昭和22年（1947年）に「田原湯」として開業しました。その後、約40年前に現在の名称に改められ、地元の人々や観光客に親しまれています。施設は熱海駅前振興会館の1階に位置し、14時から21時まで営業しています。昭和の雰囲気を色濃く残す館内は、懐かしさを感じさせるレトロな空間です。

この浴場の最大の特徴は、源泉掛け流しの温泉を楽しめる点です。泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉で、無色透明のお湯は苦味の中にほんのり甘さを感じる独特の味わいがあります。源泉温度が71℃と高いため、加水のみで温度調整を行い、加温や循環は一切していません。毎日21時の閉館後にお湯を抜いて清掃し、翌日の開館までに新たなお湯を張るという徹底した管理が行われています。

浴場内は男女別の内湯のみで、浴槽は4〜5人が入ればいっぱいになるほどのコンパクトな造りです。洗い場も限られていますが、必要な設備は整っており、シンプルながらも快適に利用できます。また、ロッカー（100円）も完備されており、貴重品の管理にも配慮されています。

『竜宮閣』は昭和13年頃に創業した、静岡県熱海市にある源泉かけ流しの温泉旅館です。もともとは蕎麦屋だった建物を、現在のご主人の祖父母が買い取り、宿として開業しました。JR熱海駅から徒歩約5分という好立地にあり、客室はわずか5室と、家庭的な雰囲気が魅力です。

竜宮閣の最大の特徴は、昭和の趣を色濃く残すその佇まいと、貸切で利用できる2つの小さな浴場です。浴室内には錦鯉や三保の松原を描いたタイル画が施され、西洋風の女神像も配置されるなど、和洋折衷の独特な雰囲気が漂います。泉質はカルシウム・ナトリウム塩化物温泉（低張性・弱アルカリ性・高温泉）で、pH8.0。口に含むとかすかに塩味を感じる、ミネラル豊富な湯です。このお湯は神経痛やリウマチなどに効能があるとされ、旅の疲れを癒してくれます。

竜宮閣では、家庭的な和風料理を提供しています。海産物を中心とした料理で、地元の新鮮な食材を活かした味わいが楽しめます。また、客室からは大島や初島を望むことができ、特に熱海海上花火大会の際には、部屋が花火見物の特等席となります。

その他の魅力として、館内には昭和初期の下駄箱が残されており、懐かしさを感じさせます。また、毎月第三水曜日は温泉のメンテナンスのため休館となるため、訪問の際は注意が必要です。日帰り入浴も可能で、宿泊者が入浴していない時間帯であれば、貸切風呂として利用できます。

『中国菜室 壹番』は、静岡県熱海市咲見町にある中華料理店で、JR熱海駅から徒歩約7分の場所に位置しています。創業から40年以上の歴史を持ち、地元の人々や観光客に親しまれています。店内は落ち着いた雰囲気で、テーブル席が中心となっており、サービスで提供される鉄観音茶も好評です。

このお店の特徴は、四川料理と広東料理を融合させた本格的な中華料理を提供している点です。特に、餃子は50年間変わらぬ伝統の味を守り続けており、上質なスープで蒸し焼きにされた皮とあんのバランスが絶妙です。また、蒸し豚のガーリックソースや黒酢の酢豚など、素材の旨味を引き出した料理も人気があります。

一番人気の料理は、ランチセットです。主菜に餃子、サラダ、香の物、ライス、スープ、デザートがセットになっており、Aセットはタンメンまたはモヤシ、Bセットは焼飯、Cセットは料理一品から選べます。これらのセットは、11:30から13:30までの限定で提供されています。

ふらふらもぐもぐ〜静岡をメインとしたのんきなグルメブログ〜

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その他の名物料理としては、具沢山のあんかけが特徴の壹番麺や、澄んだ塩味のスープに蒸し鶏と青梗菜が入った鶏そばがあります。また、中国風クレープ包みは、豚肉や野菜を特製味噌だれで包んだ一品で、見た目も華やかです。

『味の幸華』は1931年（昭和6年）に創業した、熱海市渚町にある老舗の中華料理店です。糸川沿いに佇むこのお店は、90年以上にわたり地元の人々や観光客に親しまれてきました。店内は1階のカウンター席から、2階のテーブル席、3階の宴会用座敷まであり、さまざまなシーンで利用できます。

『味の幸華』の特徴は、三代にわたって受け継がれる手作りの味と、素材へのこだわりです。看板メニューのジャンボ焼売は、熱海ブランド「A-PLUS」にも認定されており、その大きさとジューシーさで多くのファンを魅了しています。また、麺や餃子の皮、ワンタンもすべて自家製で、手間を惜しまない丁寧な調理が光ります。

人気の一品として、海鮮あんかけチャーハンがあります。エビ、ホタテ、イカなどの海の幸と、タマネギやシメジなどの野菜をたっぷり使った熱々のあんが、シンプルなネギと卵のチャーハンに絡み、絶妙な味わいを生み出しています。

その他にも、五目そばは文豪・坂口安吾が愛した一品として知られ、揚げ焼きそばは富士山の形に盛り付けられたパリパリの細麺に、カニのほぐし身やエビ、イカなどの海鮮がたっぷり入った白い餡がかかっています。また、伊府湯麺（イーフー麺）は、醤油スープに浸った汁入り焼きそばで、独特の食感と風味が楽しめます。

『中華飯店 大一樓』は1933年（昭和8年）に創業した、静岡県熱海市中央町にある老舗の中華料理店です。長年にわたり、伊豆近海で水揚げされた新鮮な魚介類を使った中華料理を提供し、地元の人々や観光客に親しまれています。店内は、昭和の雰囲気を残しつつも清潔感があり、落ち着いた空間で食事を楽しむことができます。

このお店の名物料理は、揚げワンタンです。パリッと揚げられたワンタンに、特製の甘酢ダレをかけていただく一品で、熱海のお土産としても人気があります。この揚げワンタンは、店内での提供だけでなく、テイクアウトや通販でも購入可能で、地元の人々や観光客に広く愛されています。

また、のぼせ海老もこのお店の人気メニューの一つです。これは、秘伝のタレに漬け込んだ海老を使用した料理で、温泉街である熱海ならではの一品です。プリプリとした海老の食感と、特製のタレの風味が絶妙にマッチし、多くの人々に支持されています。

その他にも、蟹の豆鼓みそ炒めやソフトシェルの皮包み（北京ダック風）、ピータン、クラゲ、薄切り豚肉のニンニクソースなど、多彩なメニューが揃っています。これらの料理は、素材の持ち味を活かしつつ、丁寧に調理されており、どれも満足度の高い逸品です。

『中華飯店大一樓』は、長年の歴史と伝統を守りながらも、新しいメニューの開発にも積極的に取り組んでいます。伊豆近海で獲れた金目鯛を使った料理や、よだれ鶏、6種の冷やし中華など、幅広い世代の人々に楽しんでもらえるようなメニューが提供されています。

『熱海飯店』は、2023年9月に静岡県熱海市渚町にオープンした町中華のお店で、深夜3時まで営業しており、観光客や地元の方々に親しまれています。店内は24席あり、カウンター席と座敷席が用意されており、一人でもグループでも利用しやすい雰囲気です。

『熱海飯店』の特徴は、ユニークなメニュー展開にあります。特に注目すべきは、映画『温泉シャーク』との公式コラボメニューである温泉シャーク炒飯と温泉シャークサワーです。これらのメニューは、映画の公開に合わせて提供され、話題を呼びました。

また、同店の一番人気メニューは伊豆の肉チャーハンです。このチャーハンは、トロトロの餡がかかったボリューム満点の一品で、1食あたり1合のご飯を使用し、1日の消費量は6升にもなるとのことです。

その他にも、ワンタンメンや海鮮あんかけ焼きそば、中華丼など、多彩なメニューが揃っています。特にワンタンメンは、深夜でも提供されており、飲んだ後の〆にもぴったりです。

『Le palais あたみバール』は2018年7月2日に開業した、熱海市渚町の路地裏に佇むワインバーです。店主の宮野淳美さんは、伊豆や熱海のリゾートホテルで約10年間レストランサービスに従事した後、ワインに魅了されソムリエ資格を取得し、独立を決意されました。元スナックだった物件を自らDIYで改装し、温かみのある空間を作り上げました。

このお店の最大の特徴は、宮野さんの丁寧な接客と、ワインに対する深い知識です。自然派ワインを中心に、銘柄や国にこだわらず、カジュアルに楽しめるラインナップを揃えています。店内ではジャズが流れ、落ち着いた雰囲気の中で、ワインの特徴や味わいを丁寧に説明してくれるため、初心者でも安心して楽しめます。

一番人気の料理は、チーズピザです。シンプルながらも、ワインとの相性が抜群で、多くのお客様に愛されています。また、オリーブやミックスナッツなどの軽食も用意されており、ワインの味を引き立てるおつまみとして好評です。

その他の名物料理としては、生ハムの盛り合わせやサラミなどのシャルキュトリーがあり、これらもワインとの相性が良く、訪れるたびに新しい味わいを楽しめます。また、ノンアルコールのシャンパンも提供しており、お酒が苦手な方や運転を控える方にも配慮されています。

『marunowa（マルノワ）』は、2021年3月31日に熱海市渚町で開業したフレンチおばんざいの店です。店主の田中雄基さんは熱海出身で、都内やフランスでの修業を経て、東京・三軒茶屋でビストロを経営していましたが、新型コロナウイルスの影響を受けて熱海に移転しました。地元の人々にも親しみやすいよう、フランス料理をおばんざい風にアレンジしたメニューを提供しています。

この店の特徴は、フランス料理の技法を取り入れたおばんざいスタイルです。例えば、フランス料理の「フラン」をアレンジしたオマールエビこぼれ茶碗蒸しウニ・イクラ・ズワイガニのせは、見た目も華やかで、海の幸の旨味が詰まった一品です。

この他にも、じゃがいものクリームグラタンは、フランスのドフィノワ風に仕上げられ、クリーミーでコクのある味わいが特徴です。また、鯵の干物リエットは、地元の干物を使ったペーストで、バゲットに塗って楽しめます。さらに、砂肝のコンフィ串は、低温でじっくりと調理され、柔らかくジューシーな食感が魅力です。

その他のメニューとしては、ちくわの磯部揚げクリームチーズや海老とバジルの春巻き、国産牛のビフテキなど、多彩な料理が揃っています。これらの料理は、フランス料理の技法をベースにしながらも、親しみやすい味わいで、地元の食材を活かした一品となっています。

マツコデラックス