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銀座洋食屋シュウマイ 銀座一丁目駅「銀座スイス 本店」
洋食屋のシュウマイは、昭和22年(1947年)に創業した老舗洋食店「銀座スイス」が生み出した、洋食ならではの独創的な一品です。
創業者の岡田進之助氏は首相官邸や国会記者クラブで総料理長を務めた洋食界の第一人者で、次男の岡田義人氏は帝国ホテルで修業した後にその技術と味を銀座スイスに注ぎ込みました。
銀座3丁目に店を構えるこのお店は、日本初のカツカレー発祥の店としても知られており、巨人軍の名選手だった千葉茂氏が「カレーライスにカツレツを乗っけてくれ」とリクエストしたことから、昭和23年(1948年)にカツカレーが誕生したというエピソードが残されています。
中華料理としてのシュウマイではなく、洋食の手法で作り上げられたこのメニューは、豚肉にベーコンを加えているのが最大の特徴となっています。
一口食べれば、ベーコンの脂の旨味がじゅわりと染み出し、ほのかに薫製の香りが鼻をくすぐります。材料から味付けまで中華要素は一切なしの洋食スタイルで、味付けには赤ワインと4時間かけて作る特製ブイヨンを使いコンソメが利いた唯一無二の洋食シュウマイに仕上がります。
1個のサイズは約50グラムとボリュームがあり、洋食店ならではの大発明と呼ばれる逸品です。コースメニューにも組み込まれており、パーティプランや銀座洋食コースでは特製重箱に入ったオードブル重とともに楽しむことができます。
お店の一番人気はもちろん、千葉茂氏の名を冠した千葉さんのカツレツカレーです。国産豚ロースを使用し、二週間もの手間をかけて作られるカレーソースは、玉ねぎ・りんご・人参・にんにく・生姜などの野菜や果物をすりおろしたトロみが特徴で、胸焼けとは無縁の軽やかな味わいに仕上がっています。カツの揚げ具合も絶妙で、サクッとした食感とジューシーな肉質が銀座で長年愛され続ける理由となっています。
そのほかの名物料理としては、昔ながらの目玉焼きがのったハンバーグステーキが挙げられます。デミグラスソースとの相性が抜群で、手作りをモットーとする銀座スイスの姿勢が感じられる一品です。
また、昭和初期に帝国ホテルでロシアの歌手シャリアピン氏の特別注文で生まれた日本特有のステーキ料理である牛ロースのシャリアピンステーキも人気があり、玉ねぎの甘みとステーキの旨味が調和した味わいが楽しめます。
さらに、和牛のバラ肉をとろけるように煮込んだハヤシライスはビーフシチューのような風味で料理長自慢の一品となっており、チキンライスをうす焼き玉子で包んでデミグラスソースをかけたオムライスも定番の洋食メニューとして多くのお客さんに選ばれています。
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| 住所 | 東京都中央区銀座3-4-4 2F |
|---|---|
| 電話 | 03-3563-3206 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!






