2025年5月17日放送の【有田哲平とコスられない街】で彦摩呂さん・ヒコロヒーさんがロケで紹介した、ミシュラン一つ星ラーメンのお店は『銀座 八五』です。
むにぐるめさんが案内しました。

『銀座 八五』は2018年12月に東京・東銀座にオープンしたラーメン店で、フレンチの巨匠・松村靖氏が手がける革新的な一杯が話題を呼んでいます。

店名の「八五」は、店舗の広さが8.5坪であることに由来し、わずか6席のカウンターのみというこぢんまりとした空間で、まるで割烹料理店のような上質な雰囲気が漂います。開店からわずか1年足らずで『ミシュランガイド東京2020』のビブグルマンに選出され、その後も連続して星を獲得するなど、ラーメン界で異彩を放つ存在となっています。

この店の最大の特徴は、ラーメンの命ともいわれる「かえし（タレ）」を一切使用せず、素材の旨味だけでスープを仕上げている点です。名古屋コーチンや鴨のガラ、干しシイタケ、ドライトマト、昆布などを6時間かけて煮込み、翌日に生ハム（プロシュート）とフランス産のゲランド塩で味を整えるという、二日がかりの工程で完成するスープは、透明感のある黄金色で、まるで上質なコンソメのような深い味わいが特徴です。

看板メニューの中華そばは、スープの繊細な旨味を引き立てるために、老舗製麺所「浅草開化楼」と共同開発した特製の細麺を使用。パスタのようなコシと歯切れの良さがあり、スープとの相性は抜群です。トッピングには、柔らかく煮込まれたチャーシュー、香り高い青ネギ、シャキシャキのメンマが添えられ、シンプルながらも完成度の高い一杯となっています。

さらに、1日30食限定のラビオリグルマンディーズ中華そばは、トリュフやフォアグラを使用したフレンチ風のラビオリをトッピングした贅沢な一品。スープに浸すことで、ラビオリの香りと風味が広がり、まさに「丼の中のフルコース」といえる味わいが楽しめます。また、サイドメニューの肉ご飯は、ごろっとしたチャーシューを贅沢にのせた丼で、ラーメンのスープをかけてリゾット風にしても美味しくいただけます。

有田哲平・彦摩呂・ヒコロヒー・むにぐるめ