【秘密のケンミンSHOW】鹿児島黒豚しゃぶしゃぶのお店『あぢもり・吾愛人・八幡』情報〔ケンミンショー〕

2025年12月4日（木）放送の【秘密のケンミンSHOW!】鹿児島の、黒豚しゃぶしゃぶ特集で紹介したお店は、『あぢもり・吾愛人・八幡』です。

黒豚料理 あぢもりは1978年に鹿児島市の繁華街・天文館に創業した黒豚料理専門店で、黒豚しゃぶしゃぶ発祥の店として知られています。当時は地元でもなかなか評価されなかった黒豚でしたが、店主の佐藤光也氏と黒豚応援団の方々の努力により、今では鹿児島を代表する特産品となりました。生産者の方々と密接に連携を取りながら黒豚の品質向上に取り組み、現在では極上ランクの厳選した黒豚のみを使用しています。地元のタクシー運転手に黒豚のおすすめ店を聞くと、10人中9人があぢもりの名を挙げると言われているほど、確かな実力を持つお店です。

このお店の最大の特徴は、独自のスタイルで提供される黒しゃぶです。一般的なしゃぶしゃぶとは異なり、ポン酢やゴマだれを使わず、秘伝のスープと生卵で食べるという独自の方法を生み出しました。すき焼きとしゃぶしゃぶを合わせたような楽しみ方で、金色の銅製鍋に透き通ったスープがたぎる中、薔薇の形に盛り付けられたバラ肉から始まり、肩ロース肉へと続きます。黒豚特有の白身と呼ばれる脂身は、煮込むことでとろけるような食感を生み出し、後味が軽やかなのが魅力です。締めには特製の手延細うどんが用意されており、最後まで黒豚の美味しさを堪能できます。

お店で一番の人気は黒しゃぶランチや各種コースメニューです。特選黒豚しゃぶ肉、野菜、小鉢、特製手延細うどんがセットになったランチは、昼の時間帯に楽しめます。ただし、しゃぶしゃぶは13時までの入店が必要で、ラストオーダーは13時30分となっていますので、早めの来店がおすすめです。夜には維新コースから桜島コースまで5つのコースが用意され、宴会向けのプランも充実しています。

その他の名物料理としては、しゃぶしゃぶ肉を十二単衣のように重ねたさつま十二単衣かつがあり、高齢者でも食べやすい軟らかな歯ごたえが人気を集めています。最上部に皮が付いた黒豚皮付き角煮は、コラーゲンたっぷりで軟らかさが際立つ逸品です。また、鹿児島初登場となったエビかつはプリプリの食感が楽しめ、地元産のさつまいもを使った黒豚コロッケはサクサクの衣との相性が抜群です。刺身風の黒豚豚とろはコリコリした食感とあっさりした味わいで、焼酎との相性も良く、一品料理としても高い人気があります。黒豚100%の黒豚ハンバーグや黒豚しょうが焼きなど、定番メニューも充実しており、ランチタイムには各種とんかつセットも楽しめるため、様々なシーンで利用できるお店となっています。

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吾愛人は昭和21年に創業した鹿児島の薩摩郷土料理の老舗で、鹿児島市の繁華街天文館に本店があります。

その歴史は戦前まで遡り、もともとは割烹料理店として営業していましたが、戦後は大衆酒場として再出発し、現在は郷土料理を扱うお店として地元の方々はもちろん、県外からの観光客や芸能人、著名人にも愛され続けています。

昭和37年には、当時の二代目店主と親交のあった児童文学者の椋鳩十氏により、現在の店名吾愛人(わかな)と命名されました。この名前は奄美大島の方言で「愛しい人」「大切な人」を意味し、お客様を大切な人に接するように最高のおもてなしでお迎えするという願いが込められています。2022年4月には本店がリニューアルされ、和の風情が漂う落ち着いた空間で食事を楽しめるようになりました。

このお店にしかない特徴として、先代より70余年にわたって出汁をつぎたしつぎたし受け継いできた名物みそおでんがあります。白みそ仕立てのこの伝統の味は、京都の芸者さんが鹿児島に持ってきた味噌おでんを由来とし、長年の時を経て吾愛人独自の味へと進化しました。具材は定番の大根や薩摩地たまごをはじめ、鹿児島ならではの豆もやしや黒毛和牛スジ、黒豚の三枚身など常時20種類以上が用意されており、季節ごとに異なる味わいを楽しめます。見た目は濃い色をしていますが、味わいは意外にあっさりとしており、秘伝の出汁が具材一つひとつに深く染み込んでいます。

一番人気の料理はかごしま六白黒豚のしゃぶしゃぶです。鹿児島の黒豚は四肢と鼻、尻尾の計6か所が白いことから「六白黒豚」と呼ばれ、その歴史は約400年前に島津藩主により琉球から移入されたことに始まります。吾愛人では厳しい品質基準を満たした「かごしま黒豚」のみを使用し、お肉を自社工場内で管理して一枚ずつ丁寧にスライスしています。牧場からお召し上がりになるまで冷凍処理を一切せず、フレッシュな味わいを保っているのが特徴です。昆布と鰹の出汁でさっとくぐらせると、黒豚ならではの肉の甘みと上品な脂の旨味が口いっぱいに広がります。

そのほかにも鹿児島ならではの郷土料理が豊富に揃っています。きびなごの刺身は錦江湾から水揚げされた新鮮なきびなごを使用しており、とろけるような食感が楽しめます。鹿児島伝統のさつま揚げはふわふわとした食感で、牛蒡や人参が入った香り豊かな一品です。西郷隆盛も好んだというとんこつは、黒豚の骨付きあばら肉を黒砂糖と焼酎、合わせ味噌、生姜などでじっくり煮込んだ豪快な郷土料理で、箸でほろっとほぐれる柔らかさと煮出汁の奥深い味わいが魅力です。また地鶏の刺身やカツオのたたき、首折れサバの刺身など、鹿児島の海の幸を活かした料理も充実しており、焼酎との相性も抜群です。天文館通駅から徒歩約2分というアクセスの良さも魅力で、鹿児島を訪れた際にはぜひ立ち寄りたい名店です。

黒豚しゃぶ鍋 八幡は、2009年11月に鹿児島市中央町で開業した黒豚しゃぶしゃぶと鹿児島郷土料理の専門店です。JR鹿児島中央駅東口から徒歩1分という抜群のアクセスで、観光客にも地元客にも愛されています。創業以来、化学調味料を一切使わず、体にやさしい健康的な料理の提供をモットーとしており、病気の方や飲んだ後の身体にも優しい雑炊も大切に作り上げています。現在では本店をはじめ、姉妹店の薩摩しゃぶ鍋 八幡〜雅〜、焼酎バー八など、4店舗で営業を展開しています。

このお店ならではの最大の魅力は、8種類もの出汁から選べる黒豚しゃぶ鍋です。鹿児島県産六白黒豚を、豚骨ベースに塩だしをブレンドした塩とんこつだし、XO醬で味付けした真っ黒な黒だし、長寿になると言われる十五種類の食材を使った健康長寿だし、すき焼風だしなど、お好みの出汁で味わうことができます。特に黒だしは竹炭を使った深い色合いが特徴で、他店では味わえないやみつきの味わいとして、鹿児島出身の音楽家で「かごしま食のサポーター」でもある吉俣良氏も大絶賛しています。吉俣氏がプロデュースした吉俣篤姫コースは、大河ドラマ『篤姫』の音楽を担当した同氏のこだわりが詰まった人気メニューです。

一番人気の逸品は黒豚にぎりで、鹿児島産黒豚の甘味がごはんと相性抜群の、八幡だけのオリジナル商品です。わざわざこの一品を目当てに訪れる人がいるほどの人気ぶりで、黒豚の本来の旨味を存分に楽しめます。

郷土料理も充実しており、厚切りの黒豚バラ肉をじっくり時間をかけて煮込んだ黒豚角煮は、黒豚の肉の甘みが感じられるあっさりとした味わいです。また、鹿児島土産の代表でもあるさつま揚げは熱々の揚げたてで提供され、手開きしたきびなごの刺身は新鮮なきびなごが手に入る鹿児島ならではの味わいで、酢味噌に付けていただきます。さらに、鹿児島の地鶏といえば刺身で食べるのが定番で、地産鳥の刺身は甘いお醤油に薬味を入れて、芋焼酎との相性抜群です。日本一のカツオ節の産地・枕崎で獲れたカツオの腹皮は、カツオの中で一番脂がのっている部位で独特な香りが特徴となっています。デザートには、ジェラートマエストロコンテスト2022で日本一を獲得した知覧紅茶のフルーツティーをはじめ、屋久島たんかんアイス、黒糖キャラメルアイスも用意されており、食後の締めくくりも楽しめます。店内には鹿児島県内から百数銘柄を揃えた本格焼酎も充実しており、個室や掘りごたつ席もあるため、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

久本雅美・田中裕二・爆笑問題・市川美織・石原伸晃・向井慧・パンサー・三田寛子・ケンドーコバヤシ・ゆうちゃみ・前園真聖