スタカレー 北浦和駅「娘々(にゃんにゃん)」
娘娘の歴史は、1970年代半ばにさかのぼります。
当時、オイルショックの時期に試行錯誤して生まれた麻婆豆腐ラーメンから、豆腐をニラに変えたスタミナラーメンが誕生しました。
青森から上京した店主の山内さんは、北浦和店や浦和店で料理人として経験を積み、1980年に暖簾分けという形で上尾店を任されます。
上尾で8年、桶川で20年店を営んだのち、2008年に再び上尾に戻ってきました。現在の上尾愛宕店は旧中山道沿いに位置し、行列の絶えない人気店として地元だけでなく県外からも多くの人が訪れています。
ロケでは娘々 北浦和店 共同オーナー丹下竜一さんが案内してくれました。
スタカレーという名前の由来は、誕生のきっかけに秘密があります。スタミナラーメンを注文したお客さんたちが、半ライスも一緒に頼んでラーメンにかかっている餡をご飯にかけて食べる様子が続出。
その姿を見た店主が、カレーライスのような皿にご飯と餡を盛りつけてメニュー化しました。カレーという名前がついていますが、実際にはカレーではなく、スタミナラーメンの中華餡をご飯にかけた料理です。
約40年にわたって愛され続け、今では上尾や桶川、浦和、大宮あたりで暮らす人々のソウルフードとして親しまれています。
豚ひき肉とニラだけというシンプルな具材ながら、にんにく・生姜をたっぷり使い、醤油と豆板醤で味付けし、とろみをつけた餡が贅沢にご飯を覆います。
当初は辛さを優先していた餡を、子どもから年配の方まで食べやすいマイルドな味わいに調整し、セットスープとの相性も考えて辛さを抑えるなど、常連のお客さんと相談しながら進化させてきました。
お店では他にもスタミナラーメンが人気で、細麺の醤油ラーメンに同じピリ辛の餡がたっぷりとかかった一品。国産にんにくと生姜の効いた餡が、麺とスープに絡んでスタミナをつけてくれます。
スタミナラーメンとライスを別々に注文し、自分で餡をかけてスタカレー風にアレンジして楽しむ食べ方も、地元の人々の間で定番になっています。
一口サイズの小ぶりな餃子は、八角の香りが立つ手作りの皮に、しっかりと味付けされた餡がたっぷり詰まっています。
パリパリに焼かれた餃子はタレをつけなくてもそのまま美味しく食べられ、スナック感覚で何個でも食べられてしまいます。
炒麺(チャオメン)と呼ばれる塩焼きそばも人気メニューのひとつで、店内の人気ランキングでは上位に入るほどです。シンプルながら鍋の火力で仕上げられた焼きそばは、中華料理店ならではの本格的な味わいが楽しめます。
- 1号店
- ライスにスタミナをかけたまかない飯が評判
ホームページ
| 住所 | 埼玉県さいたま市浦和区北浦和1-2-13 栄ビル 1F |
|---|---|
| 電話 | 048-824-6791 |
久本雅美・田中裕二・増子敦貴・GENIC・中山秀征・大場花菜・堀尾正明・杉本彩・ケンドーコバヤシ・長尾謙杜・なにわ男子・マユリカ
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







