パン職人・玉木潤さん「たま木亭」
京都大学宇治キャンパスのすぐそばという、決して華やかとは言えない住宅街の一角に誕生したこのお店は、開業当初から連日行列が絶えない評判店として一躍その名を広めました。
玉木潤さん
玉木さんは京都府宇治市の生まれで、幼い頃から実家がパン屋というパン職人の家庭に育ちました。
京都センチュリーホテル、ムッシュFでパン作りを学んだ後、名門製パン企業ドンクで10年以上にわたり腕を磨き、2001年に独立を果たしました。
開業当時は売場わずか4坪・工場10坪という小さなお店でしたが、その実力はすぐに全国へと知れ渡り、2015年には現在の店舗へと移転しました。

たま木亭が他のベーカリーと一線を画しているのは、オーナー玉木さんが1996年にパリで開催された「パンのワールドカップ」とも呼ばれるクープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリーに日本代表として出場し、世界4位という輝かしい成績を残した世界的パン職人であること。
レジ横にはその際のトロフィーが飾られており、来店客を驚かせています。

そんなたま木亭の看板商品として欠かせないのが、クニャーネです。筒状のパイ生地に、注文を受けてからその場でカスタードクリームをたっぷり詰めてくれるという一品で、常にできたての状態でお客さんの手に渡ります。
ガラス質に焼き上げられた生地は、サクサクやザクザクとは少し異なる、繊細でありながらも芯のある独特の食感が。
口に入れた瞬間にパリッと砕けながら、熟成発酵の香りとバターの風味がじんわりと広がります。
パンシューは、カンパーニュ生地をまとった惣菜パンで、中には角切りベーコン・ジャガイモ・ガーリックバターがぎっしりと詰まっています。
皮はパリッと香ばしく、噛むほどにもちもちとした弾力に変わり、バターやにんにくの風味と小麦本来の旨みが同時に堪能できる力強い一品です。
また、丹丹フランスは兵庫県・丹波篠山産の黒豆を甘く煮込み、練乳クリームとともにフランスパン生地に包んだ甘系パンの代表格。大粒の黒豆がゴロゴロと入っており、上品な甘さと小麦の香りが絶妙に絡み合います。
そして博多は、オリジナルのフランスパン生地に明太子とバターをサンドし、表面にあられをトッピングした惣菜パン。明太子のほどよい辛みとバターのコク、あられのザクザクとした食感が一度食べると忘れられない個性を生み出しています。
- 130種類以上の焼きたてパン
- 1日平均600人の客が訪れ6000個ものパンが売れる超人気店
| 住所 | 京都府宇治市五ケ庄平野57−14 |
|---|---|
| 電話 | 0774-38-1801 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







