2025年12月24日放送の【ヒルナンデス】マヂラブ・秋元真夏・NiziU・ヤーレンズがロケで紹介した、上野・アメ横『年末買い物事情調査』のロケ地・お店をまとめて紹介。

石山商店は、タラバガニが名物の魚介類専門の老舗です。創業は昭和42年で、長年の経験と知識を活かし、新鮮で高品質なカニや魚介類を手頃な値段で販売しているのが大きな魅力です。

この石山商店は、アメ横のなかでも「カニ」の専門店として特に知られていますが、実はアメ横で最初にタラバガニを取り扱い始めたお店なのです。その先見性と、長年培ってきた確かな目利きによって仕入れられるカニは、質の高さと価格の安さが両立していると評判を集めました。

その圧倒的な存在感は、年末の風物詩とも言える店頭の賑わいに体現されています。年の瀬になると、新鮮な食材を買い求めるお客様で店先は黒山の人だかりができ、活気で溢れます。この時期のカニの取扱量は、なんと1トンを超えるとも言われていて、アメ横の年末の活気を象徴するお店として、多くのテレビ番組などでもたびたび取り上げられています。

お店の代名詞ともいえるカニのラインナップは、多くのお客様の支持を集めています。豪快なボリュームが魅力のタラバガニ、繊細で濃厚な甘みが特徴のズワイガニ、そして、ふっくらとした身とコクのあるカニ味噌が格別な毛ガニなど、さまざまな種類が並びます。特に、カニ一筋で50年以上という歴史が証明するように、その品質は折り紙付きです。熟練の職人が選んだカニは、身がぎっしり詰まっていて食べ応えがあり、ご家庭用はもちろん、贈り物としても選ばれています。

京和水産は新鮮な魚介を扱う老舗。

東京とんかつ がぶうは、2025年4月25日に上野の御徒町駅から徒歩2分の場所にオープンした、こだわりのとんかつ専門店です。店主の谷口海斗さんは、西荻窪の名店「とんかつけい太」で修行を重ねた若き料理人です。

このお店の最大の特徴は、その日の仕入れ状況に応じて選べる複数の銘柄豚です。茨城県の山西牧場が育てる三右衛門、岩手の岩中豚をはじめ、まる豚、阿波の金時豚、幻豚、TOKYO Xなど、最高級の銘柄豚がロースとヒレの2種類ずつ用意されています。

衣には完全オーダーメイドの生パン粉を使用し、糖質や粗さまで細かく調整しているこだわりよう。低温でじっくり揚げた後、高温の油でさっと仕上げることで、外はサクサク、中はとろけるような食感を実現しています。温度の違う油で二度揚げし、さらに余熱で芯まで均一に火を通す技術は、師匠から受け継いだ確かな腕前の証です。
断面はほんのりピンク色に仕上がり、肉の旨みと甘みがしっかりと感じられます。

人気は特上ロースかつ定食で、選んだ銘柄豚の脂の甘みと赤身のジューシーさが際立つ一品です。
肉厚にカットされたとんかつは、塩、わさび、カラシ、特製醤油、ソースといった複数の薬味で味の変化を楽しめるようになっており、一切れごとに新しい発見があります。衣には香ばしさとパンのような風味があり、口の中でとろける食感がたまりません。
定食にはごはん、キャベツ、味噌汁が付いており、ごはんとキャベツはおかわり無料というのも嬉しいポイントです。

とんかつ以外にも魅力的なメニューが揃っています。
メンチカツは豚肉と牛肉をブレンドしたジューシーな味わいで、ごはんの上にのせて卵黄と醤油、黒トリュフドレッシングをかけて食べるのがおすすめの食べ方です。

とんかつと同じパン粉を使ったサイドメニューも充実しており、エビフライやホタテのフライ、白子のフライ、クリームコロッケなど多彩に用意されています。
特に魚介系のフライはふわふわに仕上げられており、焼き魚や煮魚とは異なる美味しさが楽しめると評判です。

揚げ上がりを待つ間に先出しされるキャベツには黒トリュフドレッシングがかかっており、しっとりとした甘みとドレッシングの香りが絶妙にマッチしています。
ごはんは羽釜で炊き上げた山形県産のつや姫を使用しており、ふっくらとした粒立ちと甘みがとんかつとの相性抜群です。赤出汁の味噌汁や個性的な組み合わせの漬物も、最後の一口まで幸せな気分にさせてくれます。

江戸時代末期の文久年間（1861年から1864年）に、日本橋の地に鰹節問屋として店を構えたのが伊勢音の始まりです。
以来、およそ180年以上にわたって「品質本位」の精神を大切に受け継いでいる老舗の乾物屋さんです。

伊勢音の鰹節の中でも特に評判なのは、冷凍保存しても固まらず、ふわふわのまま使えるけずりぶしです。これは、時間をかけて水分を極限まで抜き、旨みを凝縮させた本枯鰹節を、こだわりの削り機で薄く削る職人さんの技術によって生まれるものです。

主力商品である鰹節では、伊勢神宮内宮に奉納されている黄金の舞も人気を集めています。その他にも、削りたての美味しさが格別な本枯鰹節けずりたてや、煮物などに便利な厚けずりなどもおすすめです。

また、伊勢音は鰹節だけでなく、だしに必要な素材を幅広く取り扱っている天然だしの専門店です。北海道産の天然昆布や、大分産の干し椎茸、千葉九十九里産の煮干し、北海道オホーツク産の貝柱など、それぞれの産地と素材の味にこだわって厳選しています。

あいだやは2023年10月に上野御徒町エリアにオープンしたつけ麺専門店です。店名の由来はビルとビルの間にあることから名付けられました。

このお店は、ミシュランガイドで7年連続ビブグルマン獲得の実績を持つ人気ラーメングループ「らぁめん小池」を手掛ける水原裕満氏が運営する小池系列の店舗です。
オープン後すぐに行列ができる人気店となり、海外のインフルエンサーの投稿をきっかけに訪日外国人観光客も多く訪れるようになりました。

このお店にしかない大きな特徴は、一度に2種類のつけ汁を選べるつけ汁2種つけめんです。一般的なつけ麺店ではつけ汁は1種類のみですが、こちらでは豚骨魚介、にんにく醤油、海老、担担の4種類の中から好みの2種類を選ぶことができます。
さらに国産小麦チクゴイズミを使用した京都の麺屋棣鄂の特注麺の提供方法も冷や盛りと釜揚げから選べる仕組みになっています。

冷や盛りは冷水でしめた麺で表面がプリプリとしており、もちもちとした食感とコシが楽しめます。一方、釜揚げは麺をアルデンテの状態で釜から引き揚げてそのまま盛り付ける方法で、芯を残して茹でるため最後まで弾力が保たれ、温かい麺でつけ汁も冷めにくいという利点があります。

お店で一番人気なのは豚骨魚介のつけ汁です。姉妹店のキング製麺で提供している看板メニューでもあり、豚骨と魚介のバランスが良く、雑味のない上品な旨味と甘味が特徴です。初めて訪れる方にはまずこの定番の味を試してほしい一品となっています。

その他の特徴的なメニューとして、海老のつけ汁は海老のビスクをイメージした味わいで、隠し味にトマトを使用することでフレッシュな後味が楽しめます。
女性客からの人気が特に高いつけ汁です。にんにく醤油は豚骨と鶏ガラのスープに醤油とみりんをベースにしたタレを加え、刻んだニンニクが入っており風味がしっかりと感じられるパンチのある味わいが魅力です。担担は醤油や砂糖、酢をベースにしたタレとゴマのペーストで濃厚さとコクが加わり、卓上の海老の辛い調味料との相性が抜群となっています。

麺は姉妹店のキング製麺で製造するオリジナルの中太ストレート麺で、通常はうどんに使われる小麦粉「ちくごいずみ」を約50パーセント配合しており、つるっとしたのど越しともちもちとした弾力が特徴です。

もうひとつの看板メニューが黒毛和牛サーロインご飯です。品質の高い黒毛和牛のサーロインを客の目の前で一枚ずつすき焼きスタイルで焼き上げてくれます。柔らかく適度な弾力がある肉は、赤身が若干残る程度で仕上げられます。焼肉のもみだれをイメージした特製のタレと卵をたっぷりつけてご飯と一緒に味わうスタイルで、ご飯は1杯おかわりが無料となっており、余った卵でシメに卵かけご飯を楽しむのもおすすめです。

魚塚は2022年2月に上野アメ横に開店した立ち飲みスタイルの海鮮店で、闇市時代から約70年続いた老舗「いぬづか商店」の場所を引き継いで誕生しました。

人気店呑める魚屋 魚草の系列店として、台東区上野のアメ横センタービル1階で営業しています。
魚草の2号店として、新鮮な魚介を気軽に楽しめる立ち飲みスタイルを継承しながら、鮮魚の販売も行っている点が特徴です。戦後の闇市から続く場所で、アメ横の伝統と新しい魚屋の形を融合させています。

こちらの最大の特徴はいくら丼です。醤油漬けのいくらがご飯にびっしりと敷き詰められ、月間2000食を売り上げる看板メニューとなっています。
プチプチとした食感と濃厚な旨みが楽しめ、日本酒との相性も抜群です。Mサイズは小ぶりのお椀サイズなので、ちょっと一杯のつまみとしても最適です。

人気のメニューとしてモウカの星も見逃せません。これはネズミザメ(モウカザメ)の心臓で、ごま油と塩で味付けされており、レバ刺しのような食感を楽しめる珍味です。牛レバ刺しが食べられなくなった今、その代替として人気を集めています。鮮度が重要な食材で、アメ横ならではの一品といえるでしょう。

そのほか、鮪脳天漬炙丼は天然本マグロの脳天部分をニンニク醤油に漬け込み、軽く炙った一品で、濃厚でとろける旨さが特徴です。
また、新鮮な生牡蠣は産地違いの真牡蠣と岩牡蠣の食べ比べができ、プリプリとしたミネラル感とミルキーな味わいが楽しめます。

エイの肝刺しはまるでバターのような濃厚な味わいで、珍しい海鮮を求める方におすすめです。日本酒は誠鏡や日高見など厳選された銘柄が揃い、すべて手頃な価格で提供されています。

立ち飲みスタイルのカウンターは10名ほどが利用でき、買い物途中に気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力です。

喫茶 古城は、1963年に東京・上野の地で誕生した老舗の純喫茶です。

創業者である松井省三さんが、中世ヨーロッパへの憧れを形にしたいという想いから、世界美術大全集を参考にしながら建築家とともに設計したお店で、1964年の東京オリンピック開催を翌年に控えた時代に開業しました。浅草通りに面したビルの地下に店を構え、上野駅から徒歩約3分という便利な立地にあります。

お店で人気メニューはミックスサンド。ハム・玉子・野菜が一度に味わえる創業当時からの定番メニューとなっています。
マヨネーズも自家製にこだわり、温かい玉子焼きサンドの美味しさは格別です。

また、ランチタイム前には売り切れてしまうこともあるというナポリタンは、ケチャップ・トマトジュース・玉ねぎベースの特製タレでもっちりとした中太麺を仕上げた一品で、濃厚な味わいが多くの常連客を惹きつけています。

創業当初から変わらないミルクセーキは、シェーカーを使って卵黄と牛乳を丁寧に混ぜ合わせた優しい味わいが特徴です。

バナナパフェは、メロンソーダの入ったグラスにバニラアイス、バナナ、シロップ漬けのミカンやパイナップル、チェリーをトッピングした昭和レトロな一品として親しまれています。

数種類のスパイスで玉ねぎを30分以上丁寧に炒めてから煮込んだという古城特製カレーや、外はカリッと中はしっとりとしたホットケーキなど、昭和の純喫茶ならではのメニューが揃っています。

The God Dinerは、2024年11月に上野のアメ横エリアにオープンしたハンバーガーショップです。

上野駅から徒歩約4分、御徒町駅から徒歩約3分という便利な立地にありながら、入口が自動販売機に偽装されているユニークな隠れ家的なお店として注目を集めています。もつ焼きチェーン「ヤリキ」の系列店として誕生し、階段を上った2階には本格的なアメリカンダイナーの世界が広がっています。

店内は洋画のポスターやブリキ看板、ペパーミントグリーンの壁にピンクの天井といったカラフルな内装で、まるでアメリカ西海岸のダイナーにタイムスリップしたかのような雰囲気を楽しめます。

このお店の最大の特徴は、入口の自動販売機です。一見すると普通のコカ・コーラの自販機に見えますが、よく見ると「Ueno Yariki」など架空のドリンク名が並んでいます。
自販機の右側についている取っ手を引くと、隠し扉が開いて階段が現れるという仕掛けになっており、知らなければ絶対に見つけられない秘密基地のような入口が、訪れる人々を驚かせています。

看板メニューのプルドポークバーガーは、お店の一番人気です。
つなぎなしのビーフ100%の肉厚なパティの上に、低温でじっくり煮込まれてほろほろになったプルドポークがたっぷりと乗り、紫キャベツを使った特製コールスローがアクセントを添えています。
アメリカ南部のBBQ料理の伝統を感じさせる甘辛くエスニックな味わいと、ジューシーな肉の旨みが絶妙に調和した一品です。シャキシャキとしたコールスローの食感が肉の濃厚さを引き立て、ボリューム満点ながら最後まで飽きずに楽しめます。

ベーコンチーズバーガーは分厚いベーコンとチーズが肉の旨味をさらに引き立てる人気の一品で、チリチーズバーガーはスライスしたハラペーニョが入っているものの、辛さよりもスパイスの風味を重視した絶妙な味付けになっています。
ベーシックなクラシックバーガーは、ふわふわのバンズにジューシーなパティ、計算された野菜のバランス、そして3種類の特製ソースがシンプルながらもパティの肉本来の旨味をストレートに味わえる一品です。
さらにアボカドチーズバーガーも人気で、森のバターとも呼ばれるアボカドが美しくスライスされてトッピングされています。全てのバーガーにはハンドメイドのフライドポテトが付いており、薄塩で仕上げられたポテトがバーガーとの相性抜群です。

ヴェジハーブサーガは、2009年に御徒町にオープンした完全菜食の本格インド料理店です。

このお店の大きな特徴は、南北インド料理を両方堪能できる豊富なメニュー。日本向けのアレンジは一切行わず、新鮮なスパイスをたっぷり使った本場の味をそのまま再現しています。

スパイスは毎月インドから取り寄せており、本格的な味わいにこだわっています。

南インド料理の代表格であるマサラドーサは、パリパリに焼き上げたドーサの中にジャガイモのカレーが詰まっており、オリジナルのサンバルソースやチャットニと一緒に楽しむ一品です。
発酵させた生地を薄く焼くことで生まれるサクサクとした食感と香ばしさが魅力で、南インドの伝統的な味わいを堪能できます。

人気メニューのビンディ・マサラは、野菜がたっぷりと使われたカレーで、特徴的なのがオクラの粘りある食感です。具材のひとつひとつにしっかりとスパイスが絡み、野菜だけとは思えないほど深い味わいを楽しむことができます。

また、酸味と辛み、豊かなコクのバランスが絶妙な南インドを代表するスープラッサムも外せません。胃腸の調子を整える効果があるとされ、インドでは食事の締めに飲まれることも多い一品です。

その他にも、パラパラと軽いバスマティライスに野菜とスパイスで奥深い味わいを実現したヴェジタブル・ビリヤニは、動物性食材を使わずとも芳醇な香りが楽しめる炊き込みご飯です。
グリーンピースとカッテージチーズを使ったマター・パニールは北インドの定番カレーで、具材がたっぷりと入った食べ応えのある一品となっています。

もみの気ハウスは、1985年6月に設立された歴史を持つ会社が運営する、本格的なアーユルヴェーダサロンと癒やしの足湯カフェを併設したお店です。

摩利支天徳大寺は、東京でも有数の賑わいを見せる上野アメ横商店街の真ん中にあります。
江戸時代初期の寛永年間（1624年〜1644年頃）に、慈光院日遣上人によって開かれた日蓮宗のお寺で、正式には妙宣山徳大寺です。

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