【ヒルナンデス】ミカンあんぱん・豆乳パン『石窯パン工房 TAKU』湯河原のお店情報〔榊原郁恵〕

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放送の【ヒルナンデス】湯河原・朝食が美味しい温泉宿で紹介した、みかんあんぱん・湯河原のお店は『石窯パン工房 TAKU』です。

みかんあんぱん・豆乳パン「石窯パン工房 TAKU」

石窯パン工房TAKUは、温泉地として名高い神奈川県湯河原町で、地元の人たちに長年愛され続けているベーカリーです。店名のTAKUは、店長である高橋拓也さんの名前から付けられました。高橋店長は湯河原のご出身で、故郷に戻るまでの15年間、県内の小田原や東京のベーカリーでじっくりと修行を積まれました。その経験と、「地元に親しまれる店を作りたい」という熱い思いを胸に、2012年春にお店を開きました。

お店の大きな魅力は、石窯で丁寧に焼き上げられた風味豊かなパンの数々です。お店の奥には大きな石窯が設置されていて、その様子が売り場から見えるようになっているので、お客様の興味を引いています。石窯で焼くことで、パンの中心と表面がほぼ同時に温められ、最適なバランスでふっくらと焼き上げることができるのです。また、高橋店長が地元出身であることを活かし、地域の精肉店や豆腐店、ジャム店など、近隣の事業者との深いネットワークを築いていることもお店の大きな特徴です。パンの材料や、お店で販売する焼き菓子やプリンなどの仕入れにもこのネットワークが生かされていて、地域ぐるみで湯河原の食を支えています。

この地元愛あふれる取り組みから生まれたご当地パンとして人気を集めているのが、湯河原みかんの皮をブリオッシュ生地に練り込んだ*湯河原あんぱん*です。パンだけでなく、食パンのネーミングにも湯河原への思いが込められています。角食パンの*山*は、地元のジャム店との特別なつながりにより、湯河原みかんなどの季節の柑橘類の皮だけを仕入れて練り込んでおり、さわやかな柑橘の風味を楽しめます。一方、山型食パンの*海*は、塩気を意識して甘さを控えめにしたパン・ド・ミで、食事によく合う食パンとして根強い人気があります。

他にも、毎日店内の棚にはバラエティ豊かなパンがずらりと並んでいます。デニッシュ生地は100%フレッシュバターをたっぷりと使い、豊かな風味とサクサクの食感に焼き上げられています。地元のお客様に愛される*ゆたんぽんパン*も、素朴で優しい味わいが特徴の湯河原名物パンの一つです。高齢のお客様から好評なのが、あずきの粒が表面に顔を出すような見た目も可愛らしい*大納言*です。あんぱんの懐かしい甘い香りがふんわりと漂い、あずきの存在感をしっかりと楽しめます。さらに、パリッとした皮としっとりした中身の対比が魅力の*オレンジブリオッシュ ア・テート*は、甘すぎないさわやかな甘みが食欲をそそります。様々な種類が揃うラスクは、日持ちもするのでお土産や贈り物としても喜ばれています。このように、石窯パン工房TAKUは、確かな技術と地元への愛情で、湯河原の自然の恵みをパンという形で表現し続けているベーカリーです。


食べログ
  • 豆乳パン 110円
  • 湯河原みかんあんぱん 180円
  • クイニーアマン 180円
  • 焼きたて食パン・総菜パン・菓子パンなど約60種類
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町中央1丁目20−7
電話 0465-63-3377

南原清隆・横山裕・生見愛瑠・木村昴・大沢あかね・やす子・優樹・雅久・aoen・榊原郁恵・柳原可奈子・深田竜生・ACEes・藤本美貴

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この記事の作者・監修

Activi TV

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