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中華がゆ・お粥「馬さんの店 龍仙 本館(マーサンノミセリュウセン)」
赤い外観と店頭に飾られた縁起物の男の子と女の子の人形が目印で、朝7時から深夜まで営業しており、朝食から夕食まで幅広い時間帯に本場の上海料理を楽しめるお店として親しまれています。
横浜中華街では珍しい朝営業を行っているため、「朝一番、この粥を食べる者には福来る」という言葉とともに、早朝から多くの人で賑わっています。
このお店の一番の名物は龍仙粥です。丸鶏と貝柱から時間をかけてじっくりと炊き出した鶏出汁に、紹興酒を加えたオリジナルの味付けが特徴の海鮮粥で、エビ、ホタテ、イカ、白身魚といった海の幸がたっぷりと入っています。お粥はサラサラとした口当たりで、鶏出汁の濃厚な旨味とお米の甘みが広がる優しい味わいです。
ラーメンどんぶりほどの大きな器に盛られていますが、あっさりとした味付けのため食べやすく、ザーサイや揚げワンタンがトッピングされ、ごま油の香りがアクセントになっています。海鮮の具材は大きくてプリプリとした食感が楽しめ、朝食にぴったりの一品として多くの常連客に支持されています。
もう一つの人気が小籠包です。
第5回横浜中華街点心品評会で銀賞を受賞した逸品で、上海出身の点心師が一つ一つ手作りで仕上げています。
小さな皮の中には美味しいお肉と熱々のスープがたっぷりと包まれており、口の中に広がる旨味が絶品です。皮から手作りされているため、もちもちとした食感と肉汁の旨味が調和した本格的な味わいを堪能できます。
その他にも、第4回横浜中華街点心品評会で銀賞を受賞した五目もち米焼売は、椎茸、筍、干し貝柱の旨味を凝縮したもち米餡に弾力のある皮が相性抜群で、何もつけずにそのまま味わえる上海の伝統的な点心です。
また、パリパリの麺にあんかけをかけた青椒肉絲あんかけ上海焼きそばも人気で、ボリュームたっぷりの一皿は満足感があります。
さらに、フカヒレ姿煮を2枚使った贅沢な料理や、ネギ叉焼粥は辛めのネギとチャーシューの組み合わせがクセになるとリピーターも多い一品です。多彩なメニューが揃い、手作りの味わいと上海の家庭料理の温かさを感じられるお店となっています。
店内は朱色を基調としたアットホームな雰囲気で、円卓席や4名様向けの半個室も用意されています。創業当時から店主の馬さんが笑顔で出迎える温かなおもてなしで知られ、長年地元の人々や観光客に愛され続けてきました。
南原清隆・横山裕・生見愛瑠・木村昴・大沢あかね・やす子・坂下千里子・田中美奈子・井戸田潤・スピードワゴン
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







