2025年11月27日放送の【ヒルナンデス】南ちゃん・やす子が、山口県で絶景&絶品グルメ旅ロケで紹介した、お店・ロケ地情報まとめ。

山口県下関市の唐戸市場は、「関門の台所」として地元の人や観光客に親しまれています。古代から交通の要衝として栄え、明治時代には海外貿易の拠点となりました。
現在の市場の始まりは、明治42年（1909年）に路上での野菜や果物の販売が認められたことです。大正13年（1924年）に魚市場が唐戸へ移り、昭和8年（1933年）に青果市場と統合され、「魚菜市場」として開場しました。

唐戸市場の大きな特徴は、業者向け卸売機能と一般向け小売り機能が共存していることです。平成13年（2001年）4月、関門海峡を望む現在の場所へ新築移転しました。

週末や祝日に開催される体験型イベント「活きいき馬関街（いきいきばかんがい）」は、唐戸市場の最大の魅力です。普段はプロの仲卸業者さんたちが集まる市場が、この日だけは観光客で賑わう「寿司バトル」の会場に変わります。
仲卸業者さんたちが、その日の朝に水揚げされた新鮮な魚を使い、握り寿司や海鮮丼、揚げ物などを屋台のように並べて対面販売します。お客様は、好きなネタや気になるお店を巡りながら、自分だけのオリジナル海鮮セットを選んで楽しめます。

下関はふぐの取扱量が全国で最も多く、唐戸市場はその本場です。地元ではふぐを「ふく」と呼び、縁起の良い魚として親しまれています。馬関街では、天然のとらふぐの握りや、季節によっては珍しいトラフグの白子焼きなど、本場の味を気軽に味わえます。また、ふぐと並んで下関の名産として水揚げが多い、新鮮なタイやハマチの握りも人気です。

新鮮な海の幸を買いたいなら、「下関沿岸漁業者直売コーナー」へ。地元の漁師の奥様方が、下関沿岸で獲れた魚や貝類、海藻などを販売しています。獲れたての魚の捌き方や調理方法を教えてもらえることも。市場の人たちとの温かい会話も楽しめます。

唐戸市場では、春から夏にかけて旬のアジ、夏場に甘みが増すウニ、磯の香りがたまらないサザエやアワビなどが並びます。特にアカウニは粒が大きく甘みが強いので人気です。馬関街がない平日でも、市場内にある海転からと市場寿司や市場食堂 よしで、新鮮な魚介を使った定食や海鮮丼、お寿司を楽しめます。市場で購入したお寿司や海鮮丼は、関門海峡を眺めながら外の広場でいただくのもおすすめです。

「勇次水産 唐戸市場店」は、大正15年創業の老舗ふぐ・鮮魚仲卸業者です。2007年、宮家へふぐ料理を献上した実績があり、「ふく専門店」として高い信頼を集めています。

店頭販売では、下関名物のふぐや旬の鮮魚が並びます。週末の市場イベント「活きいき馬関街」では、ふぐ寿司、海鮮丼、揚げ物なども販売され、賑わいます。お客様が「市場のお母さんたち」と会話を楽しみながら買い物できる温かい雰囲気です。

新鮮なふぐ刺身や旬の鮮魚は、市場直送の質の良さが評判です。

ふく唐揚げは手軽に味わえる人気のメニュー。
お土産で遠方の方やご自宅でふぐ料理を楽しみたい方のために、国産とらふぐのみを使用したとらふぐ料理セットを全国へ宅配しています。
ふぐひれやふぐ白子など、ふぐに関する多様な商品を取り揃え、下関の「ふく」の魅力を伝えています。

唐戸市場の湊商店は、山口県下関市にある仲卸業者です。市場設立当初から海産物を取り扱い、関門海峡を望むこの場所で、アジ、イワシ、サバなどの青魚を中心とした近海ものを扱っています。

毎週土曜日、日曜日、祝日限定の「活きいき馬関街」で、鮮度と大きさに自信を持つ握り寿司が人気。

「活きいき馬関街」でぜひ味わっていただきたいのが、青魚を中心とした近海ネタです。その日に水揚げされたばかりの旬の魚を使ったお寿司は、鮮度抜群で人気です。
また、ひと手間かけた創作寿司の開発にも力を入れ、かつては脂がのった高級魚ののどぐろ炙り寿しが人気を集めました。職人の技が光る逸品を、市場の活気あふれる雰囲気の中で楽しめます。

お寿司と並んで人気なのは、揚げ物と季節の味覚です。
食べ応え満点の天然エビフライや、下関名物のふく（フグ）を手軽に味わえる大フク唐揚げが人気。
やわらかくしっとりとした食感が楽しいタコの唐揚げや、イカゲソの唐揚げも定番です。

竹野内商店は、下関市の唐戸市場で鮮魚を販売する専門店です。

竹野内商店の品揃えの中でも特に人気なのが、地元の海で揚がった旬の魚介を使ったお寿司です。下関が日本一の取扱量を誇る「フク（ふぐ）」の握りは、ぜひ味わってほしい一品です。
地物のふぐのお寿司やカワハギのお寿司は、新鮮で引き締まった身の美味しさが評判です。また、年代を問わず人気のマグロのお寿司は、市場ならではの上質なものを揃えています。

竹野内商店では、新鮮なネタのお寿司を多数取り揃えています。
下関は「くじらの街」として有名で、新鮮な生クジラのお寿司も提供しています。高級魚のクエ、定番のブリ、中トロなども、その日の仕入れ状況に応じて販売しています。お寿司以外にも、サクサクの衣をまとったふくの唐揚げや、お子様や外国人観光客にも喜ばれるエビフライも提供しています。

道の駅「北浦街道ほうほく」は、山口県の下関市豊北町にあり、日本の本州で最も西にある道の駅として知られています。
コバルトブルーに輝く美しい日本海を望む丘の上に立ち、目の前には和久漁港、遠くには人気の観光地である角島大橋の雄大な姿を一望できる絶好のロケーションに恵まれています。

地元の新鮮な海の幸や山の幸が並ぶ市場や、海を眺めながら食事ができるレストランが充実していて、立ち寄りスポットとしてだけではなく、観光の目的地としても多くの方に愛されています。

山口県下関市北西部の響灘に浮かぶ角島と本土を結ぶ角島大橋は、全長1780m。2000年11月3日に完成し、それまでは渡船が主な交通手段でした。冬の荒天時には船が欠航し、医療や教育に支障が出ていた島民にとって、この橋の完成は大きな喜びでした。開通当時、無料の離島架橋としては日本屈指の長さを誇りました。

グランビスタ角島は、山口県下関市の人気観光地である角島（つのしま）に立つ、絶景と食を一度に楽しめる複合施設です。
角島大橋を渡り、さらに島の西端、灯台公園の近くに進んだ場所にあります。

施設の最大の魅力は、南ちゃんが眠くなってしまうほどの目の前に広がる大自然のパノラマです。特に海に面したテラス席は、潮風を浴びながら食事を楽しめる特等席として人気があります。

レストランでは、和食から洋食まで幅広いメニューが用意されていますが、
特に人気を集めているのは、新鮮な海の幸をふんだんに使った丼物です。
なかでも、厳選された13種類の魚介ネタを贅沢に盛り付けたぶっかけ贅沢海鮮丼が看板メニュー。タワーのように豪快に盛り付けられた海鮮は、見た目も華やかで写真映えも抜群です。

地元の味覚として、山口県名物の瓦そばもぜひ味わいたい一品です。温かい瓦の上で茶そばを焼き、牛肉や錦糸卵、海苔などの具材と一緒にいただく瓦そばは、海鮮丼やうなぎのひつまぶしと組み合わせたセットメニューとしても楽しめます。

さらに、食事とは別にテラス席限定で提供される海鮮の網焼き（浜焼き）は、生簀で泳ぐ活きの良い魚介をその場で選んで味わえる、豪快で新鮮な体験を提供しています。

そして、もちもちとした食感が自慢の手作り生地で作られるピザも、大人から子どもまで幅広い世代に好評です。

海の幸をたっぷり使ったスペシャルシーフードピザなどは特におすすめです。

長州苑は、山口市の国宝「瑠璃光寺五重塔」のすぐ門前にある、お土産、食事、体験が楽しめる施設です。
1989年に香山公園の隣で開業し、2016年にリニューアルし、五重塔前に店舗を統合しました。

長州苑の大きな特徴は、山口県の伝統文化に触れる体験ができることです。大内人形に絵付けをしたり、徳地和紙で折染めのタペストリーを作ったりできます。

お食事処の「香山」では、山口県を代表する郷土料理を落ち着いた雰囲気で味わえます。一番人気は、熱々の瓦の上に茶そばと錦糸卵や牛肉を盛り付け、特製のつゆにつけて食べる瓦そばです。明治時代に西南戦争で薩摩軍の兵士が瓦を使って肉などを焼いて食べた故事にならって考案された料理です。歴史を感じながら楽しめます。他にも、鴨とねぎの旨味が特製のだしに凝縮された鴨南蛮そばも人気です。

山口県内から集められた特産品が豊富な売場です。山口銘菓の山口外郎や、唯一無二の漆塗り人形である大内人形といった伝統工芸品など、1000種以上の幅広い品揃えです。

山口県山口市にある瑠璃光寺は、「西の京」とも称されるこの街のシンボルとして親しまれている曹洞宗のお寺です。
本尊は、人々の心と体の健康を守るとされる薬師如来です。このお寺が建つ香山（こうざん）は、室町時代にこの地域を治めた大内氏25代義弘公が建立した香積寺（こうしゃくじ）の跡地であり、五重塔はその貴重な遺構として現在も残っています。

瑠璃光寺という名前は、1471年に大内氏の家臣であった陶弘房（すえひろふさ）の奥様がご主人の菩提を弔うために別の場所に建てた寺院に由来します。
その後、1690年に現在の地に移され、今の瑠璃光寺となりました。このお寺は、大内氏の栄華を今に伝える「大内文化」の面影を感じさせる歴史ある場所です。

訪れる人々の目を引くのは、やはり国宝の五重塔です。高さ31.2メートルで、現存する五重塔の中では日本で10番目に古い建物とされています。奈良県の法隆寺、京都府の醍醐寺の塔と並び「日本三名塔」の一つとされ、その姿は室町時代中期の建築の傑作として高く評価されています。
屋根は檜皮葺（ひわだぶき）という技法で造られ、滑らかな勾配が美しく、遠くから眺めると優雅で洗練された印象を与えます。夜には日没から22:00までライトアップされ、金色に輝く相輪（そうりん）と塔の幻想的な姿を楽しむことができます。

南原清隆・横山裕・生見愛瑠・木村昴・大沢あかね・やす子・吉住・成田弘毅