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穴子料理・あなご飯 八丁堀駅「広島酒菜 神楽」
広島電鉄の立町駅から徒歩1分という好立地にお店があります。
店を運営するのは自動車販売で知られるバルコムグループのフードビジネス部門です。
店名にもなっている神楽は、広島を代表する伝統芸能。広島県は全国でも有数の神楽どころとして知られており、県内には300近い神楽団が活動しています。
神楽は日本神話に起源があるとされる神事で、太鼓や笛などのお囃子に合わせて華やかな衣装と神楽面を身につけた舞手が物語を演じます。
店内には八岐大蛇の装飾や神楽面が飾られ、神楽囃子が流れるなど、広島の郷土芸能の世界観を体感できる演出が施されています。
カリグラファーの翠蘭氏による店名の書も展示され、神楽の文化に触れながら食事を楽しめます。
名物は、豊平流の手打ち蕎麦。
広島県北広島町の豊平地区は、西日本屈指の蕎麦処として知られています。1987年に地域おこしの一環として町ぐるみで蕎麦打ちの技術向上に取り組んだ結果、独自の「豊平流そば打ち段位認定制度」が生まれるほどの蕎麦文化が育まれました。
この店では、豊平流の最高段位を最年少で取得した中川優茉氏が腕を振るっています。北海道江丹別産のそば粉を厳選し、十割蕎麦に引けを取らない香りと喉越しを両立させた二八蕎麦を提供しています。一般的な二八蕎麦は喉越しが良い反面、香りが控えめになりがちですが、職人の確かな技術によって香り高さも実現されているのです。
店の人気メニューのひとつが、夜叉鍋と呼ばれる馬柄井ホルモン鍋です。広島には独特のホルモン文化があり、中でもコウネという牛の肩バラ肉を使った料理は県民に広く親しまれています。コウネは1頭からわずか2キロほどしか取れない希少部位で、赤身とコリコリとした脂身の組み合わせが特徴です。広島では古くから焼肉や鍋料理に使われ、しっかりとした牛肉の旨味が楽しめます。夜叉鍋は、こうした広島ならではのホルモンをたっぷり使った名物料理として、宴会コースなどでも提供されています。
広島を代表する食材として、牡蠣と穴子も欠かせません。店では広島湾の似島で育てられた鮮度抜群の牡蠣を仕入れています。似島は安芸小富士とも呼ばれる山があり、山と海の恩恵を受けた旨味濃厚な牡蠣が育ちます。牡蠣料理は様々な調理法で楽しめ、バター炒めや土手味噌仕立てなど、郷土の味を堪能できます。一方、穴子は宮島近海でよく獲れることで知られ、瀬戸内海の速い潮流で育つため風味豊かで脂ものっています。江戸時代の文献にも「味が良い」と記された広島の穴子は、刺身や天ぷら、焼き物など、多彩な調理法で提供されます。
おでんも見逃せない一品です。店では広島素材から抽出した出汁にこだわり、自家製の飛龍頭や大根、牛すじ、世羅町の玉子などを丁寧に煮込んでいます。味がしっかり染みた具材と優しい出汁の味わいは、日本酒や焼酎との相性も抜群です。店内は1階がカウンター席とテーブル席、2階が掘りごたつの個室、3階が大広間と、用途に応じて使い分けられる構造になっています。少人数での食事から接待、宴会まで、さまざまなシーンに対応できるのも魅力です。
- 今年6月オープン
- 穴子
血液やぬめりに毒素が含まれておりm生食で出すには丁寧な血抜きや洗浄が必要
広島湾の天然穴子を丁寧に処理→刺身で食べられる
1日約15食限定 - あなご飯
穴子の煮汁で煮込み薄味をつける
弱火で約3分焼き旨みを閉じ込め、秘伝のタレで仕上げます
【ネット予約可】広島酒菜 神楽(居酒屋/海鮮)の予約なら、お得なクーポン満載、24時間ネット予約でポイントもたまる【ホットペッパーグルメ】!おすすめは鮮魚×地酒×個室空間。お客様のおもてなしやご宴会に……
| 住所 | 広島県広島市中区立町1-27 |
|---|---|
| 電話 | 050-5596-0292 |
南原清隆・浦野モモ・横山裕・生見愛瑠・木村昴・大沢あかね・やす子・千秋・森尾由美・森拓磨
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
