2025年11月17日放送の【ヒルナンデス】コットンがロケで紹介した、深大寺のロケ地・お店をまとめて紹介します。

深大寺の山門近くにある「八起（やおき）」は、60年の歴史を持つ深大寺そばの老舗です。
創業当初は甘味処としてお饅頭などを提供していましたが、今では深大寺名物の蕎麦が人気です。3代目が創業の味を守り続けています。水車のある池やししおどしなど、古き良き日本の風情が感じられる店内は、憩いのひとときを過ごすのに最適です。

熟練の職人が毎日丁寧に打つ蕎麦は、江戸打ちの細切りが特徴です。しっかりとしたコシと、のどごしの良さを兼ね備えています。つゆは初代から受け継がれた秘伝の江戸風で、蕎麦との相性は抜群です。おすすめは、揚げたての天ぷらを添えた人気メニューの天ざるそばです。

深大寺山門前の店は、お蕎麦と自家製甘味が名物です。つるんとした食感の京風くずもちは、自家製黒みつときな粉のほどよい甘さで、お蕎麦の後にぴったりです。
丁寧に作られた自家製団子や、季節の和菓子と抹茶セットも、優しい味わいで楽しめます。

お土産には団子やそば饅頭も用意されています。

あめやは、武蔵野の緑に囲まれた深大寺の山門前に店を構える、昭和35年創業の甘味処です。
最初は山門のたもとで屋台を営み、26年後に現在の店舗を構えました。深大寺といえばお蕎麦が有名ですが、あめやはあえてお蕎麦を扱わず、参拝客の甘味やお土産、軽食を楽しめる休憩所として親しまれています。

2代目女将考案のそばぱん。玄米粉とそば粉を自家製ブレンドでふわふわに蒸し上げたパン生地に、さまざまな具材を挟んだユニークな一品です。
甘いあんこの他に、高菜の油炒めやキーマカレーなど、具材の種類が豊富です。優しい甘さの蒸しパンと具材の塩気や香ばしさが絶妙に合い、歩きながら手軽に食べられるサイズ感も好評です。

風味豊かなくさもちは、元々身内で食べていたものが評判になり商品化。そば粉たっぷりのそばまんじゅうも素朴な味わいで人気。

米粉餅生地に高菜の油炒めを挟んだなっぱもちも地元で愛されています。

そばぱんにソフトクリームを乗せたそばぱんソフトなど、新しいスイーツも楽しめます。深大寺の豊かな自然の中で、昔ながらの優しい甘さにほっと一息つける温かいお店です。

むさし野深大寺窯は、昭和32年創業の老舗窯元です。吉田実さんと馬場信子さん夫妻が深大寺で「らくやき」の店を開きました。当時はまだまばらな森の中に建つ掘っ立て小屋のような場所から始まりました。陶磁器の製造販売と陶芸体験を主とし、赤いのぼりと大きな信楽焼のたぬきが目印の平屋作りの建物です。

全国でも珍しくなった楽焼きの窯元として、深大寺を訪れる人々に親しまれています。
素焼きの器を選び、絵付けをして、わずか20分ほどで焼き上がってその日のうちに持ち帰れます。深大寺のお参りの前に作品作りに集中し、参拝や散策を楽しんでいる間に焼き上がるので、旅の記念品作りにはぴったりです。

本焼きコースは、日常で使える本格的な器を作りたい方におすすめです。
お皿や湯呑み、花器などの素焼きを選び、絵付けをして、釉薬をかけてから窯で焼き上げます。焼き上がりに約1週間から1ヶ月ほどかかりますが、丈夫で長持ちする、世界に一つだけの陶器ができあがります。
粘土をこねるところから全て手作業で、完全にオリジナルの作品を作りたい本格派の方には、手びねりコースもあります。陶芸が初めての方でもスタッフが優しく教えてくれます。

そば処 湧水は、古くから水の神様を祀る深大寺の門前近くに店を構える手打ちそばのお店です。深大寺周辺は、そばをさらすのに適した良質な湧き水に恵まれ、江戸時代からそば作りの名所として知られています。この地で1994年に開業した「湧水」は、二代目店主が祖母のそば処「深水庵」から暖簾分けして受け継いだ歴史を持っています。そば処激戦区といわれる深大寺エリアにおいて、若い二代目店主がその歴史と伝統を受け継ぎながら、日々最高の一杯を提供しています。

二代目店主は、「三世代が楽しめる店」をコンセプトに掲げ、ご家族連れからお一人で訪れる方まで、誰もが心地よく過ごせる空間作りを大切にしています。お店のこだわりは、何といってもそばの風味と食感を追求した二種類のそばです。国産石臼挽きのそば粉だけを使い、そば粉の配合を九割にした香り高い湧水そばと、のどごしの良い二八そばの深大寺そばを提供しています。また、そばの味を左右するつゆには、祖母直伝の「かえし」のレシピが今も生きており、醤油や出汁との繊細なバランスにこだわった、お店独自の味わいを生み出しています。

人気のそばは、季節によって厳選した国産そば粉を使用し、お店で丁寧に手打ちした細めの麺が特徴です。特に群馬県産のそば粉を使った湧水そばは、そばの香りとのどごしの良さが際立ち、連日売り切れるほどの人気です。また、カラッと軽やかに揚がった天ぷらも自慢で、そばとセットになった天ざるは、老若男女問わず愛される定番メニューとなっています。

そばと一緒に楽しめる一品料理も充実しています。ぜひお試しいただきたいのが、そば粉を五割使って作られたそば豆腐で、独特の風味と優しい口当たりが蕎麦前にもぴったりです。また、食後の甘味には、蕎麦湯を再利用したオリジナルのそば羊羹があり、そばの栄養をまるごと味わえる優しい甘さが人気です。さらに、寒い季節には鴨の旨味が広がるかも鍋や、季節の山菜を楽しめる山菜炊き込みごはんなども用意しており、深大寺散策の素敵な思い出を彩ってくれます。

果実屋珈琲は、ファミリーレストランや焼き肉店など、人気外食チェーンを多く展開する「物語コーポレーション」が、初めて手がけたカフェ業態として2023年6月30日にグランドオープンしました。
新鮮なフルーツと本格的なコーヒーを楽しめるこのお店は、東京都調布市の深大寺から歩いてすぐの場所にお店があります。

このお店の特徴は、なんといってもフルーツへの並々ならぬこだわりです。
お店で使用するフルーツは、独自ルートで仕入れた新鮮なもののみ。毎朝一つひとつ糖度を測り、一定以上の甘さがあるものだけを厳選して使っています。甘さが足りない場合は、数日間追熟させてから提供するというこだわりです。これにより、いつでも最高の状態の旬の果実を楽しむことができます。

訪れた際にぜひ味わいたいのが、看板メニューのフルーツミックスサンドです。国産小麦を使用した湯ごね食パンは、しっとりとした食感が特徴で、厳選された4種類のフルーツとオリジナルクリームが絶妙なバランスで包まれています。

さらに、フルーツとの相性を考えて作られた果実屋ブレンドのコーヒーもおすすめです。このコーヒーは、「Cup of Excellence」の国際審査員を務めた専門家が生豆選びから焙煎までこだわって仕上げた逸品。伝統工芸士が手書きで仕上げた波佐見焼（洸琳窯）のオリジナルカップで提供されるため、コーヒーの香りと日本の伝統美を同時に楽しめます。

フルーツサンド以外にも、しっかり食事として楽しめる惣菜系サンドイッチが豊富です。カニとカニ風味かまぼこを使った名物かにサラダサンドや、サクサクの衣が食欲をそそる海老かつサンドなどのご馳走サンドは、幅広い層に人気があります。
また、2種類のサンドイッチを選べるハーフ＆ハーフもあり、組み合わせは30種類以上。何度訪れても新しい味が楽しめます。

食後には、旬の果実を贅沢に盛りつけたパフェや、注文後に目の前でクリームを絞って仕上げる生絞りモンブランも好評です。

店内は木材をふんだんに使った温かみのある和モダンなデザインで、ゆったりと落ち着ける空間が広がっています。

深大寺天然温泉 湯守の里は、東京都調布市にある日帰り温泉施設です。1999年に開業し、2014年1月から「湯守の里」として営業しています。地下1500メートルから湧き出す黒褐色のお湯は、フミン酸をたっぷり含み、濃厚なナトリウム-塩化物温泉です。お肌をつるつるに。

館内の浴槽は、開放感あふれる岩風呂、ダイナミックな滝見風呂、一人でゆったりと湯を楽しめる五右衛門風呂など、趣向を凝らした湯船がそろっています。
特におすすめは天然塩を使った塩釜風呂。ミストサウナのような温かさで体を芯から温め、デトックス効果も期待できます。

2階にあるお食事処は、深大寺そばを中心としたメニューが魅力です。
名物のゆもりそばは、温泉施設ならではのゆったりとした気分で楽しめます。季節の旬の食材を揚げたサクサクの天ぷらが楽しめる季節の天ざるもおすすめです。
深大寺そばは大盛りに無料でできます。麺類だけでなく、しょうが焼き定食などのボリュームのある定食や、お酒のおつまみにぴったりな一品料理も豊富です。

健康志向の五穀米ご飯セットや、無料で飲めるハイビスカス茶や黒豆茶といったヘルシーなフリードリンクも充実しています。

南原清隆・小峠英二・コットン・小島奈津子・夏菜