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秩父の公共の宿「両神荘」
日本百名山のひとつ両神山を望む緑豊かな里山に開かれ、以来50年近くにわたって、登山客や旅行者の心安らぐ宿として親しまれています。小森川の渓谷沿いに建ち、春はロウバイや福寿草、節分草、夏はハナショウブ、秋は紅葉と四季折々の花と自然が目を楽しませてくれます。周辺には百名山の両神山や日本の滝百選に選ばれた丸神の滝があり、かつての両神村が合併により小鹿野町の一部となった現在も、この地域の観光拠点として大切な役割を担っています。
この宿の最大の魅力は、pH9.1という強アルカリ性のメタほう酸温泉です。湯触りはぬるぬるとしていて、美肌の湯として女性にも人気を集めています。露天風呂からは小森川のせせらぎが聞こえ、渓谷美を眺めながらゆったりと湯に浸かれます。
岩風呂と石風呂の2種類を日替わりで楽しめ、新緑や紅葉、冬には雪景色と、移ろう季節の表情とともに温泉の時間を過ごせます。2024年10月には本館の客室とロビーをリニューアルし、和洋室へと生まれ変わりました。和の趣を残しながら明るく快適な空間となり、一部の客室にはユニットバスも設置されて、より多くの人が安心して利用できる宿へと変わりました。
国民宿舎 両神荘の食事は、地元ならではの食材が楽しめます。特に夕食は、きめ細かなサシの入った武州和牛を使ったすきやきと、秩父地方の伝統的な調味料秩父おなめをアレンジした自家製ソースを使った地野菜のバーニャカウダがメインとなっています。
武州和牛は埼玉県のブランド黒毛和牛で、平成15年に商標登録され、県北部を中心に丁寧に育てられています。
赤身の旨味としっかりとした味わいが特徴で、霜降りの上質な脂肪が口の中でとろけるように広がります。一方秩父おなめは、大豆と麦を醸造して刻んだ茄子と生姜を混ぜた、秩父地方の農家で古くから造られてきた味噌です。おいしくて箸までなめてしまうので「おなめ」と呼ばれるようになったとも言われ、温かいご飯にのせたり野菜につけたりして楽しまれてきました。
この郷土の調味料を洋風のバーニャカウダに仕立てることで、子どもから大人まで親しみやすい味わいとなっています。
これらのメインディッシュに加え、地元の旬の食材をふんだんに使った郷土料理や創作料理が並ぶふるさとバイキングも用意されています。
秩父地方の名産であるしゃくし菜の漬物や豆腐ハンバーグ、季節の煮物や和え物など、幅広いメニューがそろいます。
朝食もバイキング形式で、地元の味を楽しみながら健康的な朝のひとときが過ごせます。宿泊者には、道の駅両神温泉薬師の湯の無料入浴券がつくプランもあり、周辺観光と温泉巡りをあわせて満喫できます。日帰り入浴も受け入れており、登山帰りの旅人や周辺散策の立ち寄り湯としても気軽に利用できる、開かれた国民宿舎です。
- 全室大パノラマ&お得和洋室
- 地元食材満載すき焼きディナー
- 日帰り入浴
(火曜はサービスデー)
通常 大人:900円 小学生:650円 幼児:400円
火曜 大人:700円 小学生:400円 幼児:250円 - みそポテト
茹でじゃがいもを揚げ みそダレを絡めた
おやつ・おかず・おつまみにもなる秩父B級グルメ - ミニわらじカツ
特製ソースがかかった秩父郡小鹿野町の名物
わらじかつ丼を食べやすいミニサイズに - いのしし肉の蒸し料理
地元産のヒンジンナスししとうなどを使用
しょうが入り特製みそダレと一緒に - 川魚の塩焼き
埼玉県産の鮎を使用20分かけて焼き上げた一品
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ホームページ
| 住所 | 埼玉県秩父郡小鹿野町両神小森707 |
|---|---|
| 電話 | 0494-79-1221 |
南原清隆・久本雅美・陣内智則・西尾由佳理・ぺこぱ・シュウペイ・松陰寺太勇・王林・戸塚純貴・八木亜希子・落合務・伊藤遼・梅澤廉
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!








