2025年10月2日放送の【ヒルナンデス】で紹介した、川越の『さつまいも徹底調査』の、ロケ地・お店をまとめて紹介します。

小江戸おさつ庵は、川越のシンボルである「時の鐘」のすぐそばに店を構える、さつまいもスイーツの専門店です。

江戸の昔から「小江戸」として栄えた川越では、さつまいもが江戸時代中期以降、最高級品として栽培されてきました。1830年の『諸国名物番付』でも、川越はさつまいもの代表的な産地として紹介されているほど、芋とは切っても切れない歴史を持っています。

このお店の看板メニューは、何といっても花束のように愛らしい見た目のおさつチップです。川越名産のさつまいもを、極限まで薄く、そして縦方向に大胆にスライスして揚げてあるのが最大の特徴です。
この薄さによって、通常の芋けんぴやチップスとは一線を画す、パリッとした軽快な食感が生み出されています。味付けはシンプルに塩のみで、さつまいも本来の素朴でやさしい甘みが際立ち、ついつい手が止まらなくなる美味しさです。

ディップソースは5種あり、塩味のチップスに、お好みのソースを組み合わせて「味変」できるのが嬉しいサービスです。
特に人気なのは、チップスの塩味と相性抜群で風味豊かな塩バターソースや、濃厚な甘さが楽しめる紫おさつクリーム、メープルクリームなど、種類豊富に用意されています。また、おさつチップを贅沢に添えたソフトクリームやサンデーも人気を集めています。冷たいさつまいもアイスやクリームに、パリパリのチップスをディップしながら味わうことで、温度と食感のコントラストを楽しむことができる特別な一品です。

甘味茶房かすがは、一番街で歴史を感じさせる趣深い佇まいをの見せる食事&甘味処です。川越のシンボルである「時の鐘」からもほど近いこのお店は、明治時代にあたる明治26年（1893年）に建てられたと言われる、築120年以上の立派な蔵を改装して作られました。

看板メニューの芋そうめんは、つなぎにさつまいもを使った特製の麺が特徴です。 麺は淡いベージュ色をしていて、一般的なそうめんに比べてコシが強く弾力があり、食べるたびにさつまいものほのかな甘い風味が口の中に広がります。
つるつるとした喉越しが良く、濃いめのつけ汁との相性が抜群で、軽いランチとしても観光客の方から人気を集めています。

この芋そうめんを、さらに贅沢に味わえるのが「つばさ膳」です。これは、芋そうめんに、だしと麺つゆで味付けされたとろろご飯、食後のデザートにぴったりの金時いもアイスがセットになった、味もボリュームも大満足の御膳です。

「かすが膳」は、毎朝せいろで蒸しあげた国産もち米の芋栗おこわをメインに、焼き鮭や煮物などの和のおかず、お吸い物、そしてお口直しにミニ抹茶と草団子まで付いた、和のぬくもりあふれるセットです。

また、お店の顔とも言える店頭で焼かれる川越焼き団子は、焦がし醤油の香ばしさが魅力で、ついつい立ち止まってしまう食べ歩きにもぴったりな一品です。

さらに、食後の甘味も充実していて、さつまいもの甘露煮と白玉が入った芋ぜんざいや、あらびきにしたさつまいもあんが自慢の芋あんみつなど、さつまいもの魅力をたっぷりと味わえる和スイーツが揃っています。 ほかにも、バニラや抹茶のアイスが選べる定番のクリームあんみつや、黒蜜でいただくひんやりつるんとしたくずきりといった甘味もあり、選ぶ楽しさもいっぱいです。

小江戸川越 元町テラスは、菓子屋横丁のすぐ近くにある、蔵の雰囲気を大切にした休憩処を兼ねたスイーツ専門店です。

川越名物であるさつまいもをたっぷり使った「小江戸川越芋チップス」が人気で、パリッとした心地よい食感が特徴の芋チップスは、食べ歩きにも最適で、川越の味をお手軽に満喫できます。

また、最近人気を集めているスイーツ「小江戸クロッフル」も評判の一品です。クロッフルとは、クロワッサン生地をワッフルの型で焼き上げたもので、外はカリッと、中はもっちりとした食感が楽しめます。さつまいもをテーマにしたメニューのほかにも、様々なトッピングやフレーバーが用意されており、訪れるたびに新しい味に出会えますよ。

小江戸焼き芋 はちは、「一番街」にある、さつまいもスイーツのお店です。

人気の看板メニューの焼き芋ブリュレは、極限まで甘みを引き出したつぼ焼き芋の上に、自家製のカスタードクリームをたっぷりのせて、注文を受けてから目の前で表面をキャラメリゼ（炙る）して仕上げます。

パリパリとしたキャラメルの食感と、カスタードのとろりとした甘さ、そしてねっとりとした焼き芋の上品な甘さが口の中で一つになり、味が口いっぱいに広がります。

暑い季節には、冷たいタイプの焼き芋ブリュレも登場しますので、川越散策の食べ歩きスイーツとして、一年中楽しむことができます。

さらに、定番の焼き芋も、紅はるかやシルクスイートなど、お芋の種類を選べる楽しさがありますし、冷やし芋も人気があります。濃厚な焼き芋の甘さを楽しめる焼き芋ラテなどのドリンクメニューも用意されています。

川越プリンは、2018年7月にオープンのプリン専門店です。

数ある商品の中でも、店舗で一番人気を誇るのが、とろけるような食感が魅力の定番なめらかプリンです。厳選した国産の牛乳と卵を使い、さらにマダガスカル産の高級バニラビーンズを贅沢に加えることで、素材本来の豊かな風味を引き出しています。
スルスルと喉を通る口溶けの良さは、これまでのプリンのイメージを覆すほどです。

川越いものプリンは、プリン生地の中に川越産のサツマイモのペーストを練り込み、濃厚な芋の風味を存分に楽しめる逸品となっています。さらに、ダイスカットされたお芋も入っているため、とろりとしたプリンの食感と、ホクホクとしたお芋本来の食感の両方を一度に楽しめるユニークな工夫がされています。

菓匠右門は、川越の蔵造りの街並みで多くの人に親しまれている和菓子のお店です。その歴史は昭和32年に遡り、東京の神楽坂で菓子店を開いたのが始まりだと伝えられています。
その後、平成六年頃から、川越の地の名産であるさつまいもを主役に据えた、今の事業の基礎を築き上げました。

数あるお菓子の中で、右門を代表する看板商品といえば、やはりいも恋です。こちらは、輪切りにした大きなさつまいもと北海道産のつぶ餡を、山芋ともち粉を練り込んだモチモチの生地でやさしく包み込んだおまんじゅうです。素朴な見た目ながら、ホクホクとしたお芋の食感とつぶ餡のやさしい甘み、そして生地のしっとりした口当たりが素晴らしいハーモニーを生み出します。

時の鐘店の店頭では、できたてのアツアツを一つから購入でき、食べ歩きのおやつとしても大人気で、多くの方がその熱い美味しさに足を止めています。

時の鐘店でしか味わえない、とっておきの一品が、かわいらしい恋ソフトです。こちらは紫芋とさつまいものペーストを絶妙なバランスで混ぜ合わせて作られた、お店オリジナルのソフトクリームで、濃厚な紫芋の風味としっとりとしたさつまいもの甘みが口いっぱいに広がります。そして何より、ピンク色のハートの最中がちょこんと飾られているのが人気の秘密で、その愛らしさが、旅の思い出をより一層華やかに彩ってくれます。

荒幡農園は、古くからさつまいもの名産地として知られる埼玉県川越の地で、秋の味覚狩りを楽しめる観光農園です。

毎年9月ごろから11月の上旬にかけて、さつまいも掘りのシーズンを迎えると、ご家族連れはもちろん、幼稚園や小学校の団体旅行、企業のイベントなど、様々なお客様でにぎわいを見せています。
広大な畑一面に広がる青い空の下、土と親しみながら、掘りたての川越いもに出会える体験は、多くの方にとって貴重な思い出づくりとなっています。

南原清隆・横山裕・生見愛瑠・木村昴・大沢あかね・やす子・佐々木美玲・陣内貴美子